MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

27 アメリカの孤高の詩人、Dan Fogelberg

2006-09-11 02:07:27 | アーティスト紹介
 73年にアルバム「Home Free」でデビュー。翌年のジョー・ウォルシュがプロデュースの「Souvenirs」で注目を集める。その後順調にアルバムをリリースし、79年の6作目「Phoenix」とシングル「Longer」(80年3月に全米2位)のヒットで人気を決定付ける。81年のアルバム「The Innocent Age」からは先行シングルの「Same Old Lang Syne」を含め4曲のトップ20ヒットを生み、うち3曲がトップ10に入る。
 都会の生活を嫌いコロラドに住み続ける彼の音楽は、ナイーヴで温かく透明感がある品の良い曲が多い。しかし、当時のシンガーソングライターにありがちだった、ただ甘く優しく歌うだけではなく、ロック調の曲が歌えることも大きな特徴。アルバム単位で聴いてもヴァリエーションがあり、なかなか飽きさせない。
 澄んだメロディと美しい詞を持つ「Longer」と、クリスマスイヴに食料品店で偶然昔の恋人に出くわした時のことを歌った「Same Old Lang Syne」の2曲は、現在でも名曲として多くのオムニバス盤に収録されている。

<私の選んだDan Fogelbergベスト5>
1 Same Old Lang Syne
2 Leader Of The Band
3 Longer
4 Part Of The Plan
5 Times Like These
コメント (2)
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