MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

12 グラスゴーの魅惑の果実、Strawberry Switchblade

2006-05-07 20:12:12 | アーティスト紹介
 スコットランド・グラスゴー出身のジルとローズの女性2人組。水玉の派手な衣装とゴシックなメイクを施した妖しくもキュートな姿で歌って踊った。
 83年フォーキーな「Trees And Flowers」(全英44位)でデビュー、85年に唯一のアルバムをリリースしている。85年のシングル「Since Yesterday」(全英5位)が本国と日本で大ヒット。当時はすっかりアイドル路線のバンドかと思っていたが、脇を固めるのは元オレンジ・ジュースや元ファーマーズ・ボーイズ、元ラヴィッシング・ビューティーズなど英国ニューウェイヴ寄りのコアな人脈で驚き。アズテック・カメラのロディ・フレイムも初期の頃には参加していた。また「Ecstacy」という井上大輔の作品で、日本のTVCMにも登場している。
 彼女たちは「Since Yesterday」などのエレ・ポップなイメージが強いが、本来の魅力はフォーク的なところ。それにエレ・ポップ、ギター・ポップ、ネオ・サイケで味付けしたという感じだ。
 解散後は2人とも派手な活動はなかったが、他のミュージシャンのアルバムにはたびたび参加していた。 

 下記サイトで彼女たちの映像や未発表曲、また彼女たちをカヴァーした曲などが見たり聴いたりできる。日本人ではTommy February6や吉川ひなのらが「Since Yesterday」をカヴァーしている。(www.strawberryswitchblade.net/index.php =頭にhttp://)

<私の選んだStrawberry Switchbladeベスト5>
1 10 James Orr Street
2 Trees And Flowers
3 Since Yesterday
4 Beautiful End
5 Sunday Morning
コメント (1)
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