◎ 2014年3月13日(木) 安野光雅さんが描いた『御所の花展』
天皇、皇后両陛下はお住まいの皇居・吹上御苑のお庭で草花を育てている。
画家の安野光雅さんは御所に通い、四季折々の植物を写生した。
安野光雅さんの風情ある画は、両陛下が伝統や自然を大切にされ、思いを
こめられた御所の花々を、生き生きと伝えてくれます。
やさしく描く御所の花は、身近な親しみやすい植物が多い。中には、都市で
は、すでに姿を消した野草もあるが、それらを天皇陛下と皇后さまは、御所
で慈しんでおられる。
海外の王や貴族は野で狩りこそすれ、野草を積むような風習は全くなかった。
日本でも現代は忘れ去られつつある食文化の伝統を、両陛下は続けておら
れるのである。
御所の庭には自然に生えている植物だけでなく、自生地の復元に役立てて
おられる花もあるそうです。
ほのぼの爺さんより