◎2016年4月4日(月)田中角栄の真実政敵・槙太郎『今なぜ角栄』
アベノミクスに華をそえる希望の灯「 NO ・ 573 」
天才 石原慎太郎著
高等小学校卒という学歴ながら『日本列島改造論』を引っ提げ
て総理大臣に就任。比類なき決断力と実行力で大計の日中国交正
常化を実現し、関越自動車道や上越新幹線を整備、生涯に30以
上の議員立法を成立させるなど、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。
その経歴から総理就任時には『庶民宰相』『今太閤』と国民にもて
はやされ、戦後では最高の内閣支持率を得たが、常識を超える金権体質を
糾弾され、総理を辞任。
遠大な国家の将来を描く桁違いの構想力と、途轍もない夢のような無茶
な計画を、万難を排して強力にブルドーザーのように推し進めて実現して
しまう決断力と行動力を総合して、天才だと評価しているのです。
田中角栄が居なければ今の超大国日本は存在していない可能性
が高いのです。
科学技術世界一も清潔で快適で世界一の長寿を誇る日本社会を作り上げた
巨大な存在の中心に居た天才であることは確かです。
彼は自動車関係の税金を重量税や取得税やガソリンへの揮発油税や高速道
路の有料という斬新なアイデアで莫大な財源を作り出すことで、不可能を可
能に変える奇跡を起こしたのです。
さらに、絹糸くらいしか輸出品が無かった日本で天才的な発想力で
工業化を実現して、原発を導入して電力不足を解消しつつ核武装力を育
てて、工業地帯を計画的に集中させて高速道路で物流を結び、日本を世界
一の競争力をもつ工業国へと育てました。
家内の二人の姉さんが、芦屋と西宮の桜見物のついでに、我が家に
来られた。