◎2016年3月18日(金) 富岡鉄斎展ー近代への架け橋展
アベノミクスに華をそえる希望の灯「 NO ・ 559 」
近代文人画の巨匠、富岡鉄斎(1836-1924)の生誕180年を
記念した回顧展が開催されていました。これまで、西宮の夙川の辰馬美
術館で見たり、清荒神の美術館で見ましたが、それほど感動しなかった
が、今回の兵庫県立美術館に鉄斎さんのすごい数の作品を見て驚
きました。
鉄斎さんの国学、儒学、仏教等の学問を広く修め、書画
にも親しんだ文人画家に大いなる感動を覚えました。
日本各地を踏破して生み出された真景図や、文人の理想郷を描いた仙境
図などの山水画、中国や日本の故事、古典に取材した人物画や神仙画、
風俗画、花奔・鳥獣画など、奔放な筆致と豊かな色彩で描かれ
ていました。
鉄斎に刺激された梅原隆三郎の富士山之図もすごくよかった。