「 日本SF短編 50 Ⅳ 1993-2002 」
図書館で折々に変わるコーナーがあります。テーマ別にいろいろな本が紹介されている棚です。
今回は、アンソロジーコーナーでした。 短篇集が数冊並んでいます。
アンソロジー? よく聞く言葉ですが意味がぱっとでてきません。
調べてみると、複数の作品を一つの作品集としてまとめたもの。又は、同作家による作品集。
古今和歌集、万葉集、小倉百人一首、新約聖書、六法全書、卒業文集などもアンソロジーと書いていました。『 なるほど、 知らなかったな 』
「 ぐるぐる使い 」 大槻ケンヂ
ミュージシャンの大槻さんが本を書いているのを知らなかったです。1993年の作品。
たくさん書いていて映画になった作品もあると解説に。
昨今は差別的用語に厳しいので、大丈夫なのかと読みました。
最後のページの おことわり に、好ましくない用語が使用されていますが、著者が差別助長を意図していないことを考慮し、当時の表現のまま収録しました。と書いていました。
昔からの言葉に何もかもあまりに厳しくなり、言いかえて、かえって反対に意識しすぎる感がありますね。 ハラスメントも難しい世の中になりました。
ぐるぐる使いの主人公が、死期が迫っている中、失敗ばかりする看護師に 「 行雲流水( 深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動すること )だよ、のほほん 」と言う。
良い言葉だな。 私の、座右の銘に加わりました。ちなみに、あとは、さんまさんの「 生きてるだけで丸もうけ 」と、「 ケセラセラ 」
「 朽ちてゆくまで 」 宮部みゆき
特殊能力を持つ女性の葛藤を綴っています。 これは内容も文章も読みやすく、やっぱり宮部さんの作品は好きです。
一時はまって手当たり次第に読んでいました。 最近はちょっとご無沙汰です。
「 操作手 マニピュレーター 」 篠田節子
非・人間介護ロボットが導入された介護現場が描かれている。 SFでなく、これからはそういう時代になるだろうな。
「 計算の季節 」 藤田雅矢 「 永遠の森 」 菅浩江 「海を見る人 」小林泰三
「 螺旋文書 」 牧野修 言語SFの傑作と書いていますが、私には難しすぎ。 ( 笑 )
「 嘔吐した宇宙飛行士 」 田中啓文
読みやすい文書でしたが、内容が訓練で宇宙を遊泳しているときに、昨夜のピザの大食いで、嘔吐と排便で宇宙服がいっぱいになる話で、辟易しました。苦手です。
「 星に願いを ピノキオ二〇六七 」 藤崎慎吾 カップルが卵子と精子を取り出し、遺伝子をチェックして人工授精した卵を人工子宮で育てる時代の話。まさにSF。
医学の発達で、いずれ、そういうこともあり得るだろうが、うーん、難しい問題。 どうなることやら。
「 かめさん 」 北野勇作 日本SF大賞受賞第一作。 現代SFの、ほかに類を見ない傑作と紹介されています。 が、 分からん!?
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アンソロジー? よく聞く言葉ですが意味がぱっとでてきません。
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古今和歌集、万葉集、小倉百人一首、新約聖書、六法全書、卒業文集などもアンソロジーと書いていました。『 なるほど、 知らなかったな 』
「 ぐるぐる使い 」 大槻ケンヂ
ミュージシャンの大槻さんが本を書いているのを知らなかったです。1993年の作品。
たくさん書いていて映画になった作品もあると解説に。
昨今は差別的用語に厳しいので、大丈夫なのかと読みました。
最後のページの おことわり に、好ましくない用語が使用されていますが、著者が差別助長を意図していないことを考慮し、当時の表現のまま収録しました。と書いていました。
昔からの言葉に何もかもあまりに厳しくなり、言いかえて、かえって反対に意識しすぎる感がありますね。 ハラスメントも難しい世の中になりました。
ぐるぐる使いの主人公が、死期が迫っている中、失敗ばかりする看護師に 「 行雲流水( 深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動すること )だよ、のほほん 」と言う。
良い言葉だな。 私の、座右の銘に加わりました。ちなみに、あとは、さんまさんの「 生きてるだけで丸もうけ 」と、「 ケセラセラ 」
「 朽ちてゆくまで 」 宮部みゆき
特殊能力を持つ女性の葛藤を綴っています。 これは内容も文章も読みやすく、やっぱり宮部さんの作品は好きです。
一時はまって手当たり次第に読んでいました。 最近はちょっとご無沙汰です。
「 操作手 マニピュレーター 」 篠田節子
非・人間介護ロボットが導入された介護現場が描かれている。 SFでなく、これからはそういう時代になるだろうな。
「 計算の季節 」 藤田雅矢 「 永遠の森 」 菅浩江 「海を見る人 」小林泰三
「 螺旋文書 」 牧野修 言語SFの傑作と書いていますが、私には難しすぎ。 ( 笑 )
「 嘔吐した宇宙飛行士 」 田中啓文
読みやすい文書でしたが、内容が訓練で宇宙を遊泳しているときに、昨夜のピザの大食いで、嘔吐と排便で宇宙服がいっぱいになる話で、辟易しました。苦手です。
「 星に願いを ピノキオ二〇六七 」 藤崎慎吾 カップルが卵子と精子を取り出し、遺伝子をチェックして人工授精した卵を人工子宮で育てる時代の話。まさにSF。
医学の発達で、いずれ、そういうこともあり得るだろうが、うーん、難しい問題。 どうなることやら。
「 かめさん 」 北野勇作 日本SF大賞受賞第一作。 現代SFの、ほかに類を見ない傑作と紹介されています。 が、 分からん!?
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