私が入院してから、息子から、「 チビちゃんは来るけれど、サビちゃんが全く来なくなった 」と、ラインが入っていました。
一応、入院前に工場の事務員さんに、餌はお願いしてきましたが、いつもノーマの散歩に行くと顔を見せて付いてきていたのに、姿さえ見せないそうです。
退院してからも、チビちゃんは毎日夕方に来ていますが、本当にサビは見かけません。
今日、息子と、『 事故にでもあって死んでしまったのか?病気かも? 』と、話していました。
夜、ノーマの散歩に行った息子が、「 サビちゃん来た! 」 玄関に出ると、約1ヵ月ぶりのサビちゃんが鳴いています。
カリカリと鶏ミンチと缶詰を混ぜてあげました。見守っていると、美味しそうに食べて、帰っていきました。 生きててよかったね。
今回の3冊は、行きつけの眼鏡屋さんで貰ってきた本です。お客さんが置いていきます。私も読んだ本を置いてきます。
「 13階段 」 高野和明
作者のデビュー作。第47回江戸川乱歩賞に輝く長編ミステリー小説。
あらすじ
仮釈放中の青年と、ベテラン刑務官が、冤罪の可能性がある死刑囚を救うため、10年前に起こった殺人事件の謎を追う。
樹原亮死刑囚は、保護司夫婦を殺した罪で収監されている。犯行時刻の記憶を失ったまま死刑が確定。死刑囚の脳裏に甦ったのは、「 階段 」の記憶のみ。
処刑までに残された時間はあとわずか。2人は無実の男の命を救うことができるのか。
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死刑囚の生活や、刑務官の仕事。保護司や、弁護士。裁判のことが分かり、面白く一気読み。
事件の結末は思わぬ方向に向かい真実が明らかにされます。
調べると、2003年に、反町隆史さんと山崎努さんで映画化されていました。
「 日本人を震撼させた 未解決事件71 」 グループSKIT編著
戦後から現在までに起こった事件71を取り上げ、様々な角度から推理。2010年4月の法改正で、殺人事件に関しては時効が廃止された。戦後犯罪史考。
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全ての事件は、当時、新聞やテレビで世間を騒がせたので覚えていました。その後の報道は余り目にしていなくて、未解決だったのを知りました。
日本の検挙率は高いけれど、それでも20件に1件は未解決で、いまだに犯人は、何食わぬ顔で生活している。恐ろしいことです。
3億円事件も、世田谷一家惨殺事件も犯人が残した証拠品がたくさん残されていたのに、今だ未解決。
八王子スーパー強盗殺人事件も、アルバイトの女子高校生2人と従業員が射殺された酷い事件でした。犯人は外国人かといわれながらも未解決。
私の近くでも、数十年前にお寿司屋さんの奥さんが出前に行ってひき逃げにあい亡くなりましたが、犯人はわからずじまいです。犯人は、のうのうと、どこかで生きているのでしょう。
冤罪は困りますが、冤罪で無罪になる人がいるということは、真犯人はどこかで生きているという事。悪いことをすると必ず捕まる世の中であってほしい。
「 死なないで 」 赤川次郎
五瀬七代は、出会った理想の男性の古賀安人と婚約して旅行に行き、幸せの絶頂で、彼は心中をほのめかす手紙を残して姿を消してしまう。
翌日に女性の水死体だけ発見される。七代は真相を突き止めようとするが、、、。
赤川次郎さんの小説は読みやすく、すぐに読めました。
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