あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

空に書く手紙

2008-04-12 | 日常・ひとりごと
もう、二週間ほど前のことだけど
友だちが出るダンスの公演を観に下北沢へ行ってきました。


送ってもらった公演のチラシ。
青い空と雲をバックに
『風街』というタイトル。
そして何が起こるんだろう?と期待させる短い文。。
これだけでも、何だか惹かれるものがあった。
もちろん、久しぶりに友だちの踊りが観られるのが何よりも楽しみでした。

下北沢の「北沢タウンホール」。
ここは、前にダンスをやってた頃、私も3回の公演で舞台に立ったことがある
懐かしい場所。。客席から舞台を見ながら懐かしさにも
ちょっと浸りつつ・・開演を待っていた。

公演は全体が一つのストーリーのようになっていて
セリフのないお芝居のような・・でも踊る場面もたくさんあって
おもしろかった。

大勢の出演者が1曲1曲全然違う曲を踊っていくスタイルとは違って
出演者も9人。衣装替えも少なくてシンプルだけど、ストーリーの
流れに沿って、いろんな場面に変わっていく。。
プログラムに書かれてるタイトルを見ながら
流れを想像しながら観ていく・・。

出演者は全員女性だったので、女性ならではの繊細な表現力が
表情から指先まで見られたり、対照的な力強さが見られる場面もあったり。
ステージの構成とか、もちろん振り付けも・・。
それに加えて、映像や照明、音響の演出でも楽しませてもらいました。
友だちの踊りも久しぶりにたくさん観られて感激。
やっぱり素敵だな~って二人に釘付けでした。
また観たいな~と思う公演でした。
(せっかくだから、2回公演両方観ればよかったと後悔・・)


『風街』・・
この時期にこの作品に出会ったことも
偶然なのか、そうでないのか・・


公演の中の場面で・・

「空に書く手紙」という場面がありました。
一人ひとりが、次々に
指で空を切り取って(?)
手紙を書いて、空へと飛ばすシーン。
振り付けはALL MEMBERSとなっていて、
それぞれの想いがこもった表現の仕方が伝わってきました。


プログラムに
”風街から一番大事な人に手紙を書くとしたら”と書かれていて
下に、出演者からのメッセージが載せてありました。


空に書く手紙・・

想いが届くような気がした。

今なら書けるかな。。

習いごと事情・・

2008-04-12 | 日常・ひとりごと
春は環境が変わったり、節目を迎えたり、
そんな中で、何か新しいことを始めたくなったり
気持ちを切り替えてみたくなったり・・
みんな動き始める季節。。

このところ、私のまわりでも
体験レッスンに来られる方が、いつもより増えたり
レッスンの生徒さんの中でもいろいろと変化があって
めまぐるしい日々をすごしています。


今月からピアノレッスンを始めた生徒さん。
今週は入学式も終わって、いよいよホントに小学生。
入学式は雨だったけど、学校のことを楽しそうに話してくれました♪

レッスンもすごく楽しみにしててくれたみたいで
お友だちを待ってるときから
「きょうはなにをするのかな~♪」って嬉しそうに言ってたり
「一週間がおそーい!」っていうくらい
火曜日(レッスンの日)を待ち遠しく思ってくれてるみたいです。
こんな風に楽しみに来てくれるんだって思うと
私も嬉しいし、そして期待にこたえないと・・という気持ちで
緊張感もあります。。。←これは嬉しい緊張感。


ずっとずっとこの気分でいるのは、難しいと思うけど
できるだけ、そういう気持ちが長く続くようにしてあげたいな。。

いろんなことが全部新鮮で楽しい時期。。
今の気持ちを大切に・・忘れないでいて欲しいな。


ピカピカの1年生の後・・最後のレッスンに来た新4年生の女の子。
その日のレッスンでは、そんなに気になることはなかったけど
帰りがけにお母さんから「もしかしたら、やめるかも・・」という話を
聞いてびっくり。。
もともと、少しやる気に波がある子だったけど、最近全然練習しないし・・
本人に聞いても「どっちでもいい」という答えだったそうで。。

発表会では、あんなに頑張って本番も堂々と弾きこなしていたし
楽しそうにピアノを弾いてるように見えてたのに・・。
たしかに3年生後半から、女の子はちょっと大人びてきて
レッスンで歌うのを恥ずかしがったり、ちょっと対応が難しくなって
くる時期・・・。
ここから4年生の1年は、精神的な成長が大きい時期でも
あるから、そういう面でも対応が難しくなってくるな・・と思っていた。

「子ども」から少し大人に近づいていく時期で、今までより
自分の意思がはっきりしてきて、主張も出てくる時期だと思う。
だからこそ、伸びる時期でもあると思う。
今までは「やりなさい」「練習しなさい」って言われてやってきた部分が
大きかったのが、自分から目標を持って「やらなくちゃ」って思って
練習をして、急にぐんと伸びたりする・・・。
そんな大事な時期であり、これから益々楽しみになってくる時期なんだけど・・


どういうわけか・・このところ、この大事な時期で
終わってしまう子が多い気がする。。


真っ白なところから始めて、音やリズムを覚えて
音符が読めるようになって、書けるようになって・・
これからどんどん弾けるようになるな~って安心したころ。。

う~ん・・・・・


よくわかってると思って、ちょっと難しいことを教えたり
ワンランク上の本を始めたところで、挫折しそうになったりする。。


私の指導力が足りないのか。。
音楽の楽しさを伝え切れなかったのか・・
やめてしまう理由は、それぞれあって
みんな同じじゃないけど・・・

4年生の壁、5年生の壁・・乗り越えられないことが
続くと、先生としても責任を感じるし、自信もなくなるよ。。
今年ぽけっと教室のピアノクラスは6年目。
いろいろ入れ替わりがあったけど、今年は高学年の生徒さんがいるので
楽しみにしていたんだけど。。

初級を教える難しさ、大切さは常に感じてるんだけど
中級に繋げられる先生になりたい・・。


どんな花が咲くんだろう・・って楽しみに
種を蒔いて、大事に育ててきた花が
やっと芽が出て、伸び始めたころ・・
途中で成長をやめてしまったら。。。
育てる人のきもち。。
種のきもち。

両方を思いながら、切なくなる・・。



最近の習いごと事情の話・・・リトミックの先生からも
聞いたことがあるけど、
「最近は、昔よりも習いごとの種類が豊富で、目移りしてしまう。だから
一つのことをずっと続けられなくて、いろんなものをちょっとずつやる人も
増えてる」というようなお話。

リトミックの体験レッスンでも、いろんな習い事を体験してまわってる
人をよく見かけます。
「リトミック」をやらせたいんじゃなくて、「何か」やらせたい・・という人。
ちょっとやっては、また違うこと・・なんていう人も中にはいたりする。。

いろんな考えがあるとは思うんだけどね・・・。


小学生になって、そういう習いごとの選択肢は更に増えてくる。
学校の勉強に加えて、
ピアノ、バレエ、ダンス、英語・・
スイミング、サッカー、塾。。

高学年になると、更にお友だちとの遊びも大事になってきて
いくつも習いごとをしてる子どもたちは本当に時間がないと思う。。

一週間、いろんな習い事がつまってて、更に学校の勉強が忙しくなって
お友だちとも遊びたい・・。
これじゃ練習の時間がなくなって、弾けないから
レッスンがつまらなくなる・・という結果もわかる。。

いろんなことをやらせてもらえる環境にある子・・
簡単に欲しいものが手に入ってしまう子・・。
いろんな経験ができるという利点もあるけど、
最初に「やりたい」「欲しい」と思ったときの気持ちが
どのくらい継続できるか・・?

いつのまにか、何でやりたいと思ったんだっけ?
何で欲しかったんだっけ?
もう飽きたから、つまんなくなったからやめる。。
そういう子も増えてるような気がします。。

「初心」や「目標」を持つことの大切さを
最近しみじみ感じます。。
(自分に対しても・・)


最初から目標や夢、希望を持って始める子、
最初は何となくでも、やってるうちに目標が
見つけらる子、今はどのくらいいるんだろう。。

一つの目標に到達したあと、次の目標を見つけられる子。
そういう子は少ないのかな・・。
もちろん、ちゃんと一つのことをしっかり続けられる子も
いるんだけどね。

なりたいもの、憧れ、そういうものを持ってることって
すごく大事だなってづくづく思う。


習い事・・たかが習い事。・・かもしれないけど、
「ものごとに対する姿勢」を最近、すごく考えさせられる。。

目的意識を持っていないと・・・
続かないんだな。。



作品2年分

2008-04-12 | アート
シュタイナー教育の『にじ工房』も
通い始めて今月で3年目に入りました。

今週行ったら、先生がこの2年間の
作品をきれいにファイルしてくださってて
それを家に持ち帰ってきました。

ファイルに入る平面の作品以外にも
粘土を使ったり、羊毛フェルトを使った手仕事や
ウォルドルフ人形製作、バイオグラフィーワークなど
2年間、いろんな作品づくりを体験させてもらいました。

この体験を通して、感じたいろんなこと。。
そのとき先生と話したこと。。
作品を見るとそのときのことが、また思い出されます。

ファイルが2冊にもなって、ずいぶんたまってたのにも
びっくり。

今年はどんな作品をつくっていくのかな・・
またこれからが楽しみです。