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2019年YBCルヴァンカップ 今後の展望【4節終了時】・前編

2019-05-03 09:06:19 | 雑記

札幌が予選突破濃厚な展開になってきており自分の観戦も増えそうなんで、モチベーションを保つため自己満足のため書き上げてみます。

・各グループ4節までの順位
勝ち点で並んだ場合は、得失差よりまず直接対決での結果が優先されるそうです

【Aグループ】
1位 札幌   勝ち点8 得失差+6
2位 横浜FM  勝ち点5 得失差-1
2位 長崎   勝ち点5 得失差-2
4位 湘南   勝ち点3 得失差-3

札幌はあと1勝すれば予選突破は確定するし、2引き分けでもOK。1位確定を手繰り寄せるにはマリノス戦を最低1失点以内の引き分けに収めたい。
マリノスは札幌との直接対決を残しており、ここで勝てれば逆転1位も狙える。
長崎は札幌とは2戦して1分1敗なので1位は厳しいが、マリノス戦(6節)に勝てば2位突破には有利になる。
出遅れている湘南は2戦全勝できないと辛い。

【Bグループ】
1位 仙台   勝ち点10 得失差+4
2位 東京   勝ち点6 得失差+1
3位 鳥栖   勝ち点4 得失差-2
4位 柏    勝ち点3 得失差-3

リーグ戦では不振の仙台、ここではここまで飛び抜けておりあと引き分け1つで突破確定である。
2位東京もいい位置で、勝ち点10に乗せられればほぼ確定だろう。
その東京を追う鳥栖は苦しいが、直接対決(6節)で2点差以上で勝てれば何とか。
柏は自力での突破は最早困難。まあJ2での戦いが優先という事で……

【Cグループ】
1位 C大阪  勝ち点7 得失差+3
2位 神戸   勝ち点5 得失差+1
2位 名古屋  勝ち点5 得失差-2
4位 大分   勝ち点4 得失差-2

1位だがまだまだ安心はできないセレッソ。残りのカードは名古屋・大分、2位で並んだ時のためには大分に勝っておきたい。名古屋には1戦目3-0だったので、引き分けで十分か。
神戸は既にセレッソとは2戦しており負け越し。2位勝ち抜けで良しとすべきか
。現在勝ち点で並ぶ名古屋との直接対決(6節)には是が非でも勝ちたいが……
そのお相手の名古屋も、セレッソに勝ち越すには4-0以上の結果が必要なので状況はほぼ同じ。
一方大分は既に名古屋に負け越し、神戸にも現在0-2なので並ぶだけでは厳しい。現在2-1のセレッソを2位争いに巻き込みたい所だ。

【Dグループ】
1位 G大阪  勝ち点7 得失差+3
2位 磐田   勝ち点6 得失差-1
3位 清水   勝ち点5 得失差0
4位 松本   勝ち点4 得失差-2

綺麗に勝ち点1差で並んでいるこのグループ。首位にいるガンバ、残りのカードは松本と清水。次戦の清水とは最悪0-0で終えられればアウェーゴールの差で勝ち越し有利になる。
磐田は6節に静岡ダービーが控えている。果たしてそこが予選突破を賭けた戦いになるのだろうか。
そのダービー1戦目(2節)で勝っている清水。次節で磐田を上回り余裕をもって挑みたいが……
松本はとりあえず次を勝って可能性を残したい所だ。

・これまでの各チーム選手起用の雑感

・札幌
1・2節は補欠組で試合に臨むも、3・4節は半数ほどレギュラーメンバーを
起用。今思えば1・2節で何とか引き分けに持ち込めたのは勝ち点的に大きかったか。ただリーグ開幕戦だけで補欠組に回された挙句、2節で故障したジェイにとっては踏んだり蹴ったりだったろうが。
レギュラー組起用後の大爆発は周知の通り。岩崎・檀崎ら若手の相互機能ぶりや、自信を取り戻してのリーグ戦での復調ぶりと良い事だらけな結果に今の所はなっている。
・横浜FM
主に補欠組で試合に臨んでいるが、GKで飯倉→朴へのレギュラー交代があったり、ティーラトン・李忠成の故障があったりで結構流動的。そんな中ちょくちょくベンチに入れていたレギュラー組を途中交代させて勝ち点を取りに行っているが成果は出ていないのが辛いところ。しかも仲川は出場2試合とも警告を受け、5節は出場停止である。
そんな流れの中、4節でレギュラー組の天野・三好・畠中をスタメン起用して何とか初勝利。5節の札幌戦でも大幅なレギュラー起用はありそうだ。
・長崎
序盤(1・2節)と現状(3・4節)で結構レギュラー組の入れ替えが見られる。イサンミン・香川・磯村・大竹が昇格し、チェキュベック・イジョンホ・島田・翁長が降格。客観的に見ればこんな所だろうか。J2第7節での柏戦(0-3で敗戦)が入れ替えの契機になったと思われる。
J2からの参戦。J2はJ1のような中断期間も無く厳しい戦いであるため、特に強い予選突破願望は無いだろう。負けるよりは勝った方が良い……かどうかは少々疑問であるし。
・湘南
前年のルヴァン王者も今季は苦闘中。1節はフレイレ・梅崎の調整起用という側面も見られただけに、この試合(長崎戦)を落としたのは痛かったか。
そして3節札幌戦での大敗で厳しくなった予選突破、4節横浜FM戦ではレギュラー組の梅崎・杉岡・齊藤をスタメン、松田・山根・山崎を途中出場させたもののまた敗戦と流れを変えられていない。
・仙台
リーグ戦(16位)との成績の二面性が激しい今季。そのためか長沢・関口・大岩・石原直・シマオマテがレギュラー組から陥落し、永戸は一旦陥落もリーグ戦9節では復帰。吉尾・松下・常田・石原崇・ジャーメインが昇格と入れ替えも激しい。長沢が3得点を挙げ1位の原動力になっている反面、カップ戦の帝王と呼ばれないか不安にもなるが(前年もガンバで大活躍)。
椎橋が故障から復帰、4節でスタメン出場したのはリーグ戦に向けて好材料になるはず。
・FC東京
1・2節で敗戦。そのためレギュラー組から林・室屋(4節で故障し離脱……)・高萩・永井・森重・東をスタメン起用、ディエゴ・久保も途中出場させるなど3節以降は勝ちを取りにいき、その通りに勝って2位浮上。
若手抜擢という面では、大卒新人の渡辺がリーグ戦第9節でスタメン抜擢を受けた。だが他に目立っているのは岡崎ぐらいで、レギュラー組起用の煽りを受けている印象。ただこのチームは「FC東京U23」としてJ3にも参加しているので、若手が腐るという心配は無いだろう。
・鳥栖
仙台同様リーグ戦で絶不調(最下位)だが、選手起用の面での不可解さはこちらが断然上。レギュラー組の高橋祐・高橋秀・原・藤田・金崎といった面々がスタメン出場を重ねており、4節ではクエンカ・高橋義・三丸・原川も加えて実に8人がレギュラー組。リーグ戦の状況が火の車なだけに、こんな事をやっている場合ではないはずだが……リーグ戦では極度の得点力不足(9試合1点)であるが、ルヴァンでも4試合3点と物足りない。
若手抜擢の面でも物足りず、松岡ぐらいのものか。前年途中からの補強により選手層が歪になってしまっているのがそもそもの要因だろうし、これでは田川(現FC東京)のように有望な若手も出て行ってしまいそうで怖い。
・柏
長崎と同じくJ2からの参戦組。ただ、江坂のコンディション調整起用だったり、クリスティアーノを起用したりと完全な補欠組起用の場にはなっていない。しかしそれでも既に突破は絶望的な状況だが。
上島・宮本・中川・田中といった生え抜きの若手起用が目立ち、将来は彼らを軸にチームを作っていくのだろうか。ネルシーニョ監督は「育成と勝利を両立できる監督」らしいので、2010年の時同様チームを昇格させつつ、黄金期を築き上げるための起用を展開していると期待する。

後編に続きます


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