あすかパパの色んな話

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巨人・高橋由2試合連発! 貯金は今季最多「8」に

2012年05月31日 21時42分49秒 | 野球

6回、本塁打を放つ巨人・高橋由伸=東京ドーム

(セ・パ交流戦、巨人4-2楽天、2回戦、巨人2勝、31日、東京ドーム)巨人はエドガーの先制打、高橋由の2試合連続4号2ランなどで得点を重ね、楽天に2連勝した。先発の内海は6回1失点で5勝目(4敗)を挙げ、チームの貯金は今シーズン最多の「8」となった。

マウンドでしゃがみ込んだまま動けないヒメネスを横目に、高橋由が悠然とダイヤモンドを一周した。1-1の同点で迎えた六回無死一塁。右翼席最前列に2試合連続となる4号2ランを放つと、東京ドームの客席はあっという間にオレンジ色に染まった。

 「少しこすり気味だったので、前と同じかな、と思ったけれどギリギリで入ってくれたね。いいところで打ててよかったです」

 杉内のノーヒットノーランの偉業をアシストした前夜30日の3号2ランに続く、値千金の一撃だった。ヒメネスの投げた初球は真ん中高めに甘く入ってきた。143キロの直球に、ベテランのバットは素直に反応。一塁ベンチに戻った直後、「前と同じかな」と振り返った28日の日本ハム戦(東京ドーム)の3打席目は同じような打球で右飛だったが、今回は客席に届いた。

 30日の試合後に原監督は「これでまた、ひと目覚めしてくれると思います」と復調を予言していたが、見事にその通りの結果を残してみせた。

 二回に飛び出したエドガーの今季初安打ともなった中前適時打で1点を挙げた後は、走者を出すものの得点できない重苦しい雰囲気になっていた。それを高橋由が一発で払拭し、打線がつながった。長野の右前適時打でさらに1点を追加し、4-1と一気に3点のリードで楽天を突き放した。杉内の快投によってできあがった最高のムードは、この日も引き継がれた。(サンスポ)

新時代の早大が東京六大学を制す!光った“全力疾走”と若き投手陣。

2012年05月31日 19時21分59秒 | コラム

昨夏の甲子園で日大三のエースとして優勝に貢献した吉永健太朗は、早大でも即戦力として大活躍。1年春の4勝は2007年斎藤佑樹(早大)以来史上5人目。4戦4勝は29年小川正太郎(早大)以来2人目で、戦後初の快挙である。


東京六大学リーグは早大が3シーズンぶり43回目の優勝を飾った。この優勝回数は法大と並ぶもので、過去10シーズンに限れば早大4回、法大1回と、勢いは早大のほうにある(他校の優勝は明大3回、慶大2回)。最終週の早慶戦が残っているので個人成績を云々するのは拙速だが、投打とも次のようになっている(すべて5月28日現在/以下の[ ]内数字はリーグ戦順位)。

<打撃成績>
[4] 杉山翔大 (4年・一塁手) 打率.379、本塁打4、打点10
[6] 小野田俊介 (2年・右翼手) 打率.357、本塁打3、打点7
[7] 茂木栄五郎 (1年・三塁手) 打率.344、本塁打0、打点9

<投手成績>
[1] 吉永健太朗 (1年) 4勝0敗、防御率1.26
[2] 高梨雄平 (2年) 3勝0敗、防御率1.38
有原航平 (2年) 1勝1敗、防御率5.06

 投手陣の頑張りとともに目立ったのが野手の走塁。首位攻防戦となった第5週の法大戦を振り返ってみよう。

早大の強さは全力疾走で果敢に攻める機動力野球にあり。

3対1で勝った第1戦は4回に2点を先制するが、突破口を開いたのは3番中村奨吾(2年・二塁手)が誘因となった法大のセカンドエラーである。打者走者・中村の一塁到達タイムは俊足と評価していい4.28秒。二塁手が中村の全力疾走を見て捕球を焦ったと考えるのが普通である。

 二塁に進んだ中村を6番茂木が右中間三塁打で返したときの茂木の三塁到達タイムは、私がここまで見たプロ、アマ91試合の中で4番目に速い11.25秒。普通の選手なら二塁に止まったかもしれない打球である。この三塁走者・茂木を8番高梨のヒットで返して2点目を挙げるという得点パターンは、早大の機動力野球を鮮明に印象づけた。

 7回の追加点はさらに脚力がモノをいった。2死二塁の場面で二塁走者の大野大樹(3年・左翼手)が三盗を企図。この想定外の走塁に強肩の土井翔平が送球を焦り、三塁に悪送球して大野が生還するというシーンだ。法大の捕手、土井は東京六大学屈指の強肩捕手として知られ、イニング間の投球練習の最後に行われる二塁送球ではたびたび1.8秒台を記録する。強肩の基準は2秒切り。実戦ではないといえ、1.8秒台の二塁送球はめったに見られるものではない。その土井を相手に二盗、三盗を果敢に仕掛けるのである。早大の走塁の迫力が伝わると思う。

慶大のお株を奪う、“走るワセダ”の執念が実った。

ちなみに、私は全力疾走(俊足)の基準を打者走者の「一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12.3秒未満」に設定している。そして、この第1試合で基準タイムをクリアしたのは法大の2人3回にくらべ、早大は4人9回と圧倒している。

 翌日の14対2と大差がついた第2戦でも目についたのは早大の走塁である。1回は1死後、2番大野が二塁内野安打で出塁するとすかさず二盗。2死後、4番杉山が石田健大の147キロストレートを振り抜いてレフトスタンド一直線の2ランホームランという具合に大技、小技を繰り出して先制点を奪取している。

 4回の追加点を挙げる場面では1死後、茂木がショートのエラーで出塁するとすかさず二盗を決め、2死後、8番吉永の二塁打で生還。さらに二塁に進んだ吉永を9番東條航(3年・遊撃手)が中前打で返すという波状攻撃ぶりだ。

 法大との2試合で全力疾走の基準タイムをクリアしたのは次の5人(特定していないのは一塁到達タイム)。

<佐々木孝樹3.84秒、中村奨吾4.07秒、地引雄貴4.15秒、茂木栄五郎3.91秒、*三塁到達11.25秒、高橋直樹*二塁到達8.12秒>

 昨年まで打者走者の全力疾走は慶大の十八番だったが、今春全力疾走に率先して取り組んでいるのは早大である。そういう“走るワセダ”の、1つ先の塁をうかがう執念がこの法大戦ではよく見えた。

BIG3卒業後のマウンドを建て直した1、2年生投手陣。

投手陣は、成績を見ればわかるように1、2年生の頑張りが大きかった。斎藤佑樹、大石達也、福井優也を擁した2010年までの4年間、早大には目立った投手の入学がなかった。入学してもあの3人がいるのでリーグ戦には出られない、と嫌われたのかもしれない。

 斎藤たち3人が卒業した'11年春、3シーズンぶりのBクラス(5位)に転落して早大は目が覚めた。否、'11年からの監督就任を打診された岡村猛は早大の現状を見て、新人の力が必要なことを痛感したはずである。現在の1、2年生に逸材が多いのは、早大の凋落を予感した岡村の危機管理能力の賜物と言っていい。

 第1戦・高梨、第2戦・吉永先発が早大の基本パターンで、抑えの役割をまかせられているのが有原である。有原は防御率の悪さがひときわ目を引くが、明大3、4回戦で自責点7を喫する以前、東大、立大、法大戦では防御率1.54と安定していた。

 東大1試合、法大2試合を見た印象で言えば、もし有原が今大学4年生でも、ドラフト1位で指名されるだろう。ストレートの速さは東大1回戦149キロ、法大1回戦152キロ、法大2回戦149キロと猛烈で、変化球は130キロ台前半のツーシーム、130キロ台後半のカットボール、140キロ前後のチェンジアップを備え、これらの直・曲球をやや腕を下げたスリークォーターから猛烈に腕を振って投げてくる。

技巧派の先発2本柱と本格派の守護神が早稲田を守る。

アマチュア球界では、長身の本格派右腕を“ダルビッシュ2世”と形容することが流行している。

 九州のダルビッシュ(ソフトバンク・武田翔太)、下町のダルビッシュ(ソフトバンク・吉本祥二)、浪速のダルビッシュ(大阪桐蔭・藤浪晋太郎)、みちのくのダルビッシュ(花巻東・大谷翔平)という具合である。

 しかし、「長身の本格派」という要素以外、彼らとダルビッシュの共通点はない。ストレートの速さ、スリークォーターの投球フォーム、速くて変化が小さい変化球というダルビッシュ有(レンジャーズ)の特徴を最も強く受け継いでいるのは有原である。明大戦での乱調は気になるが、本調子なら相手打線を完璧に抑える実力を備えている。

 高梨、吉永は変化球の精度が高い技巧的ピッチングに特徴がある。高梨のストレートは140キロ前後がせいぜいで速くはない。しかし、カーブ、スライダー、チェンジアップを使った高低の攻めを基本線にして、左右の揺さぶりは横変化のスライダーを使いと、緩急、コーナーワークを自在に操る。リーグ戦で投げた最長イニングは6回3分の2なので、残り約3イニングには2人くらいのリリーフにまかせることになる。そして後ろには有原という抑えがデンと控えているので、力の配分を考えないで投げることができる。

吉永の特長は打者の心理状態を読んだ配球の妙。

もう1人の吉永を「技巧的ピッチングに特徴がある」と書くことには抵抗があったが、140キロ台後半のストレートを投げていた日大三時代と打って変わり、現在はせいぜい最速143キロ、ほとんどのストレートは130キロどまりである。しかし、変化球のキレが半端ではない。

 100キロ台のスローカーブ、110キロ台前半のシンカー、110~120キロの斜め変化のスライダーは目線を高低で揺さぶるだけでなく、スピード変化で打者の腰をたびたび折る。とくに攻略を困難にさせているのがシンカーで、ストライクゾーンに入れても打者は空振りをする。当然、打者は追い込まれる前に打とうとするのでボール球に手を出してくる。そういう心理状態をうまく読んでボール球を振らせる技が吉永にはある。

東都大学リーグを制覇した亜大の“元祖・全力疾走”。

 駆け足で早大の強さに迫ってみたが、6月12日から開幕する第61回全日本大学野球選手権大会で最大のライバルとなるのが東都大学リーグの覇者、亜大である。

 亜大と早大は持ち味が似ている。元々、全力疾走をここまでポピュラーにしたのは亜大の功績である。グラウンドでは「全力疾走」の4文字を石碑に刻むほど全力疾走を徹底し、松田宣浩(ソフトバンク)が2年生だった'03年春には、7人が全力疾走のタイムクリアを果たしたこともある(4月9日の中大戦)。

3連覇達成時のチーム状態を彷彿させる走塁の冴え味。

今年の亜大は3連覇を達成した'02~'03年当時のチームによく似ている。5月9日の東洋大戦では4人(6回)がタイムクリアを果たし、盗塁企図3(成功2)も上々の成果である。この試合で東洋大の岡翔太郎捕手が記録したイニング間の二塁送球タイムは最速1.85秒。この強肩をかいくぐって敢行した盗塁は成功・不成功にかかわらず価値がある。「野選1、暴投1、捕逸1」も全力疾走の副産物といってよく、亜大の走塁の冴えがよくわかる。

 タイムクリアを果たした4人の名前も紹介しよう。

<中村毅3.76秒、*二塁到達8.16秒、高田知季4.19秒、中村篤人*二塁到達8.08秒、*三塁到達11.77秒、藤岡裕大*二塁到達7.50秒>

 打撃成績の最高順位は中村毅の15位で、打率は.278。それに対して盗塁数は高田の5個がリーグ2位と、亜大の特徴がよく出ている。

リーグ1位の防御率を誇る東浜の完成度はプロ級!?

この野手陣をバックに投げるのがリーグ通算31勝、21完封を達成した東浜巨(4年)で、投球フォーム、持ち球が東浜に酷似する九里亜蓮(3年)が2回戦で投げるというのが亜大の基本線。今季成績は東浜が5勝1敗、防御率0.92(リーグ1位)で、九里が2勝2敗、防御率2.25(5位)と、安定感は十分である。

 とくに東浜の投球は見応えがある。ツーシームを軸に、スライダー、チェンジアップ、フォークボール、カーブを交えたピッチングはプロでの活躍を視野に入れた完成度の高さを誇り、攻略は至難の技と言っていい。

因縁浅からぬ両校のつばぜり合いが神宮を暑くする!

亜大の弱みは全国大会の勝利から遠ざかっている点だろう。昨年秋の明治神宮大会では初戦で愛知学院大に完封負けを喫し、優勝はそもそも'06年秋以来と、近年の低迷ぶりをうかがわせる。

 勝つのが当たり前だった'00~'03年は僅差で粘り勝ちする野球を身上とし、大学選手権は'00年が5対4で東北福祉大を、'02年が2対1で早大を退けて優勝している。この当時の野球を再現するメンバーが今年は揃っている。

 早大と亜大が決勝に進出すれば早大にとっては10年ぶりの雪辱戦になり、亜大が勝てば10年ぶりの大学選手権優勝となる('06年の明治神宮大会でも両校は決勝で対戦し、亜大が5対2で早大を破っている)。因縁浅からぬ両校の激突は、斎藤佑樹の卒業でおとなしくなった神宮球場のスタンドに再び観客を動員する可能性を秘めている。私はそれを期待している。(Number Web)



【五輪代表】宇佐美貴史が見せた「ジョーカー」以上のインパクト

2012年05月31日 19時07分51秒 | コラム

久しぶりに五輪代表のピッチに立った宇佐美貴史。再三見せ場を作って存在感を示した。

 トゥーロン国際で、約1年2カ月ぶりに関塚ジャパンに合流した宇佐美貴史。この期間、勝負のかかったアジア最終予選にさえ招集されず、彼は晴れない気持ちをずっと抱えていた。

「五輪チームに呼ばれないのは、なぜなのかわからない。バイエルン側からは何の話もないし……。実力で落とされているのかもしれないけど、バイエルンには日本から話が来ているのに、オレの知らないところで断っているのかもしれない。実際、どうなっているのか、それすらわからないんですよ。それなのに、ブンデスリーガの試合にも出られないっていうのは……」

 今回のトゥーロン国際に関しては、宇佐美側からクラブに情報を提供し、クラブとの合意を得て、五輪代表への合流にこぎ着けたと言う。バイエルンでのこの1年間は、リーグ戦出場3試合。そのうち、2試合は先発出場だが、すでに消化試合と言える第32、33節だった。宇佐美には実戦への渇望感があっただろうし、1992年生まれの彼にとって24歳になる次の五輪での出場資格はないだけに、今度のロンドン五輪に対する思い入れも強かったのだろう。

 迎えた今大会、先発出場の機会は第2戦オランダ戦で巡ってきた。そこで、宇佐美は躍動した。前線の指宿洋史、高木善朗、齋藤学との呼吸も抜群で、第1戦のトルコ戦から8人のメンバーを入れ替えて臨んだ試合は、ゴールへのスピード感が明らかに増していた。

「2列目は『固定しなくていい』と監督から言われました。好きに動いて、(ボールに)近いポジションの人がパスを受ける、ということをやっていた。だから、ポジションを固定してプレイするよりも(自分は)やりやすかった。それに、みんな、ボールに触ってなんぼの選手なので、ピッチの中で話し合いながらうまくできました」

 ボールを奪ってからのシンプルなプレイを徹底し、スピードに乗った攻撃で相手ゴールへと次々に襲いかかった。宇佐美自身はドイツでの実戦経験は少ないものの、海外組同士で共通の感覚があったのだと言う。

「特に話はしなかったけれど、海外組にはボールが奪えたときには、ショートカウンターの意識が染み付いていると思った」

そして後半3分、宇佐美は指宿の逆転ゴールをアシスト。高木からのスルーパスを相手DFの間をすり抜けて受けると、完全に裏のスペースをついて一気にゴール前へと運んだ。GKと1対1で対峙してからフリーの指宿へとパスを送る、鮮やかなプレイだった。

「(自分でシュートを)打っても決まったかもしれないけれど、より確実なほうを選択しました。オレのゴール、ってことにしておいてください(笑)」

 この試合で宇佐美は、海外に来てからの、自身の成長も感じてとっていた。本人が語るのは、後半38分、相手に左サイドを突破されそうになったシーンだ。それまでも、中盤とサイドバックと連係して守っていながら、オランダのルコキに再三突破されていたが、このときは、左サイドバックが抜かれたところを、宇佐美が猛ダッシュで戻って、ルコキの突破を食い止めた。

「あの時間になっても守備で戻れる体力は、この一年でついたものだと思う」

 関塚ジャパンに久しぶりに戻ってきた宇佐美は、チームのための献身性をも見せる、大人の一面まで備えていた。

 さらに圧巻だったのは、続くエジプト戦。0-2のビハインドから、自ら2ゴールを叩き込んだ。

 1点目は後半開始直後の1分、右サイドで大津祐樹からのパスを受けると、ドリブルで持ち運んで、ペナルティーエリア外から思い切りよくシュート。低い弾道で勢いのあるボールがネットに突き刺さった。2点目は同8分、FKからのショートパスを受けた齋藤のクロスに飛び込み、混戦の中で同点ゴール押し込んだ。

その後、エジプトに得点を奪われて、試合は2-3で敗戦。宇佐美は、「自分の得点は、勝利への可能性を残したゴールだった。追いついて、(攻撃の)リズムもつかめたし……。でも、その後の決定機を決め切れなかった。もっと自分たちでリズムを保ちながら、点を取られないようにしなくてはいけなかった」と、日本のグループリーグ敗退も決まって厳しい表情を浮べたが、出場した2戦で五輪代表でのブランクをまったく感じさせない、強烈なインパクトと結果を残した。

 試合後に記者から、この日の活躍で「(試合に出られない)バイエルンでの鬱憤が晴れたか?」と問われ、「これくらいじゃあ、晴れない。ていうか、一生晴れないと思う」と笑いを誘った宇佐美。公式戦から遠のいていたことで、試合勘やゲーム体力が不安視されていたが、彼が見せたパフォーマンスはそれらを微塵も感じさせなかった。本人がたびたび口にしていたように、欧州のトップクラブに在籍し、練習から多くのものを吸収していることをうかがわせた。

「もっとできる。もっともっと自分のプレイを出していけると思う」

 五輪メンバー選考の最終段階を迎えての代表復帰ではあるが、宇佐美はチームの「ジョーカー」どころか、一気に主役の座に躍り出た。(スポルディーバ Web)


<大リーグ>松井、不安払拭…2の0でも

2012年05月31日 19時03分04秒 | 野球

ベンチに座るレイズの松井=2012年5月30日

【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)小坂大】米大リーグは30日、各地で行われ、レイズの松井は、ホワイトソックス戦の六回に代打で起用され、見逃し三振。そのまま9番で左翼に入り、八回の打席は中飛で2打数無安打だった。ホワイトソックスの福留は出場機会がなかった。レイズが3-4で敗れて3連敗。

ブルワーズの青木はドジャース戦に2番・右翼で先発し、一回に中前打を放って6試合連続安打とした。

 レンジャーズの建山がマリナーズ戦に2番手で登板し、3分の2回で8失点の乱調。上原は八回途中から7番手で1回3分の1を1失点だった。試合はマリナーズが21-8で勝ち、マリナーズの岩隈は七回から3回を投げて3失点で、メジャー初セーブを挙げた。川崎は九回に代打で出場し、上原と対戦して二飛。イチローは休養のため今季初めて先発から外れた。

 ▽ア・リーグ

ホワイトソックス4-3レイズ

マリナーズ21-8レンジャーズ

(S岩隈)  (建山、上原)

 ◇心意気に好印象

 献身ぶりが首脳陣を喜ばせた。前夜に左翼手としてフル出場。しかも、マイナーから移動したばかりだったからマドン監督は「(古傷の膝に)痛みがないか、気配りが必要だった」と言う。

 試合前の会話で「状態はとてもいい」と答えた松井に「この日の起用に自信を持った」とマドン監督。ここ数年は指名打者が基本だった松井は「起用法はいろいろとあると思う」とさらりと受け入れたが、主力に故障者が出て苦しい台所事情ではベテランの心意気はありがたい。それと同時に、チームも松井自身も膝への不安を払拭(ふっしょく)できた。

 六回から出場した2試合目は2打数無安打。それでも左中間に飛んだ第2打席をマドン監督は「ここの球場はあそこが深い。ほかの球場なら本塁打だった」とプラスにとらえる。シーズン途中からの合流だが、松井らしい高い意識は、好印象を持たれている。(毎日新聞)

フットサル日本代表が豪に快勝…2007年以来の決勝進出/アジア選手権

2012年05月31日 18時59分06秒 | サッカー

決勝進出を決めて、喜びのフットサル日本代表

UAE(アラブ首長国連邦)で開催されているAFCフットサル選手権の準決勝が30日に行われ、日本はオーストラリアと対戦。3-0で勝利を収めた。

 日本は、前半こそ無得点に終わったが、後半に攻撃陣が爆発。28分に木暮賢一郎が先制点を奪うと、33分には北原亘が追加点。試合終了間際の40分には、逸見勝利ラファエルの2試合連続となるダメ押しゴールも決まり、決勝進出を決めた。

 日本が同大会で決勝に進出するのは、地元開催となった2007年以来。6月1日に行われる決勝戦では、2006年以来2度目のアジア王者を目指して、大会3連覇中のイランを下したタイと対戦する。

 なお、日本はベスト4に進出していたことで、11月にタイで行われるワールドカップへの3大会連続4度目となる出場を決めていた。(SOCCER KING)

西武・中島、今度は選べる!海外FA権取得

2012年05月31日 06時26分02秒 | 野球

30日に海外FA権を取得する中島。このスイングでメジャーに挑戦だ!

西武・中島裕之内野手(29)が30日、出場選手登録を外れなければ海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権を取得する。昨オフ、ポスティングシステム(入札制度)を利用し、メジャー移籍を目指したが、落札球団のヤンキースとの交渉が決裂。今回の権利取得で晴れて米30球団との交渉が可能となる。

 広島へ移動する際、中島は新神戸駅で晴れやかな表情をみせた。「(権利取得できるまで)ずっとやってこれてよかったと思う」。権利行使については「シーズン中は(試合に)集中したい」と話すにとどめたが、大リーグへの思いは変わらない。

 昨オフ、ポスティングシステム(入札制度)で、ヤンキースが落札したが、交渉は不調に終わった。今回、海外FA権を取得することで、胸を張って太平洋を渡ることが可能になる。

 西武・鈴木球団本部長は「心に決まったことはあると思う。彼は大事な戦力だけどFAは本人の権利」と話し、シーズン終了後に話し合いの場を設け、中島の意思を尊重する構えだ。

 メジャー球団もすでに熱視線を送っている。前カードの阪神戦(甲子園)ではジャイアンツの関係者が視察した。秋に向け、中島マークが展開されそうだ。(サンスポ)

完全逃したG杉内「無責任にまん中よりコース狙った」

2012年05月31日 06時23分41秒 | 野球

ノーヒットノーランを達成し、ガッツポーズする巨人・杉内俊哉=東京ドーム

 (セ・パ交流戦、巨人2-0楽天、1回戦、巨人1勝、30日、東京ドーム)完全試合こそ逃したが、ノーヒットノーランを達成した巨人の杉内俊哉投手(31)は、晴れ晴れとした表情でヒーローインタビューを受けた。

──ノーヒットノーランを達成しました

 「信じられない感じです。うれしいです」

──九回2死まで行って、あと一人で完全試合の場面で四球でした

 「(ツーストライクと)追い込んで三振を狙いにいきました。ヒットを打たれるなら、四球と思って投げましたけど、やっぱり四球でした。無責任にまん中に投げるより、しっかりコースを狙ったほうがいいと思っていました。チームが勝てたので、それが最高にうれしいです」

──きょうは何がよかったのですか

 「まっすぐ、スライダーがよかったです。それを軸にして。(捕手の)阿部さんもわかっていたと思うで、いいリードをしてくれました」

──試合中の気持ちは

 「ヒットを打たれていないのも、四球がないのもわかっていて、思いっきり狙っていきました」

──ノーヒットノーランは史上75人目の快挙です

 「非常に光栄でうれしく思います。前回登板は負けていたので、連敗はしたくないと思っていました。(七回に出た均衡を破る高橋)ヨシノブさんのホームランで楽になりました。すごく勢いに乗れました」(サンスポ)

勝負弱さ露呈…過去3年の決勝T1回戦で日本勢は海外勢に7戦全敗

2012年05月31日 06時20分19秒 | サッカー


AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は決勝トーナメント1回戦が終了し、ベスト8が出そろった。日本勢では名古屋グランパス、柏レイソル、FC東京の3チームがグループリーグを2位で突破したが、いずれも敵地での一発勝負となった決勝トーナメント1回戦で敗退。10年以来、2シーズンぶりにベスト16で日本勢が全滅した。

 07年に浦和、08年にG大阪と日本勢がACLを連覇。09年も名古屋がベスト4まで勝ち残ったが、10年は決勝トーナメント1回戦まで残った鹿島とG大阪がともにベスト16で姿を消した。昨年はG大阪、C大阪、鹿島、名古屋の4チームすべてがグループリーグを突破したが、G大阪との日本勢対決を制したC大阪以外の3チームが、やはりベスト16敗退。過去3シーズン、決勝トーナメント1回戦で海外チームと対戦した日本勢は7戦全敗となり、一発勝負での勝負弱さを露呈する結果となった。

 準々決勝に駒を進めたのはアデレード・U(オーストラリア)、ブニョドコル(ウズベキスタン)、蔚山現代(韓国)、広州恒大(中国)、アルアハリ、アルイテハド、アルヒラル(以上、サウジアラビア)、セパハン(イラン)の8チーム。サウジ勢から最多の3チームが勝ち残り、韓国、中国、オーストラリア、ウズベキスタン、イランの各1チームがベスト8に進出した。準々決勝からはホーム&アウェー方式となり、第1戦が9月19日、第2戦が10月2、3日に行われる予定となっている。

【決勝トーナメント1回戦】
[西アジア]
(5月22日)
アルジャジーラ 3-3(PK2-4)アルアハリ [アブダビ]
セパハン 2-0 エステグラル [イスファハン]

(5月23日)
アルイテハド 3-0 ピルズィ [ジェッダ]
アルヒラル 7-1 バニヤス [リヤド]

[東アジア]
(5月29日)
アデレード・U 1-0 名古屋 [アデレード]
城南一和 0-1 ブニョドコル [城南]

(5月30日)
蔚山現代 3-2 柏 [蔚山]
広州恒大 1-0 F東京 [広州](ゲキサカ)