今日は足摺岬の話題は一切ありません。ですが、それも足摺旅日記という表題のブログから考えていかがなものかと思い・・・やっぱり足摺岬灯台、いいんですね~
で、六月の足摺岬は梅雨のどんよりした雲が低く垂れこめて肌にまとわりつくような大気を感じます。わたしの郷土も同じような梅雨空ですが足摺岬は太平洋から吹き上げる潮風が一層肌に粘着した感じを与えます。でもね、対策は風呂に入ること、これに尽きます。ところで、
わたしはというと月末月初の慌ただしい時を過ごしていますが、でも考えると仕事があるだけでも感謝しないといけないかな。今日は何とか閉店前に間に合って「ほっかほっか亭」でのり弁を買って遅れがちなブログを書いています。
足摺岬の六月といえば梅雨ですがこの季節は紫陽花の季節でもあります。
自宅の庭の紫陽花も花をつけ始めました。足摺岬は紫陽花の名所ではありません。ガイドブックで見ると夏の浜木綿(ハマユウ)、秋のツワブキ、初冬のアシズリノジギク、冬の椿などがあげられます。
紫陽花といえば下ノ加江の椿ロードの桜並木に植えられた紫陽花が旅情をを慰めてくれますが・・・
わたしにとってはやっぱりここかな、足摺園地にある中浜万次郎像とミニチュア灯台の間にある紫陽花。ここの紫陽花は独特な形をしていて印象的です。金剛福寺の門前、向って左手にあるソテツの横の紫陽花とは対照的な感じです。
ポスターによると高知県は、年間の外食飲酒費が全国一高い県です。
なるほど分かるような気がする。ちなみに飲酒量は全国第二位だそうだ。ポスターに書いてありました。
高知県人によるブログを散策すると男性、女性といわずその飲酒量のすごさを示唆するものは枚挙に暇がありません。と思います。
わたしの郷土香川県さぬきといえば順位一位のものから救急病院数、有効求人倍率、何といっても預貯金残高(一世帯当たり)16,105千円・・・すごい!などなど。もちろん不名誉な順位はあえて列挙しません。
高知でもわたしが足摺岬を中心に旅行していているためかどうかは分かりませんが・・・実感として高知県西部地方・・・幡多地区というところは特別な感じで高知弁でも幡多地方のものは独特なものだそうです。足摺岬でいろいろな宿泊施設で働いている人の話を聞いても幡多という言葉が先ず出てきます。幡多という所に独特の誇りを持っているように思いました。・・・ひょっとして高知県で独立運動が生じるとすると先ずここからではないでしょうか?
高知県を旅して、特にわたしの場合足摺岬ということになりますが景勝、名所を訪ねて感動してあるいは軽い疲れを感じて旅の宿に帰る。
そこで旅のもう一つのハイライトは夕食ということになるのだと思います。
足摺岬の旅、高知の旅・・・高知の味といえばカツオのたたきが何と言っても最もなものだと思います。
振り返ってわたしの郷土さぬきといえば讃岐うどん、全国三大うどんの一つに数えられています。しかし、夕食のあるいは夜のメインディッシュとは決して成り得ないものだとわたしは考えています。うどんはうどんです。
カツオのたたきに話題を戻して、この日のこの宿泊施設のカツオのたたきはわたしにとってとても奇異に感じました。もちろん各施設で工夫して藁焼きカツオたたきなどありましたがその多くは通常ありふれたものでイメージとして高知の飲食店で一品料理で注文すると出てくるその物です。もちろんこの施設で一品料理で供されるカツオのたたきはスタンダードといえる盛りつけをされていますが・・・一方、各コースによっては趣向を凝らして画像のようにトマトケチャップや塩にアルコールをしみ込ませてフランべして食するように工夫されていた時もありました。
でも、盛り付けがチグハグしているようでは少し興ざめで、食べる前から引いてしまいました。
豪快と言えばそれまでですが・・・
画像は民宿などで供されるカツオのたたきです。小じんまりした宿泊施設では料理を作っている人の顔を直接見ることができます。
また、民宿の構造からして板場と食堂あるいは宴会場がつながって直接料理をしているところを見ることができるような所もあります。
だから盛り付けも細やかな注意が払われています。一泊二食付きで数千円の宿泊施設でもそれは同じだと思います。
宿泊施設によって料理長というか板長が変われば流れが変わるようです。足摺岬の宿泊施設もいろいろな資本が入って経営しているのだと思います。もちろん高知のドメスティック資本からなんと、わたしの郷土の資本が入っている所もあります。わたし自身としては少し期待をしていたのですが・・・どうも土佐清水議会からはいかがなものかと最近の話題・・・わたしが擁護するのもいかがなものかと思いますが紆余曲折を考えると五十歩百歩かな。
わたしの郷土紹介
わたしの住む郷土高松の画像です。右手に屋島、大島、奥に小豆島、中央に女木島その奥に男木島その左豊島そして直島です。
近く郷土を主体に撮影されたローカルな映画が封切られますがあまり見ようととは思いません。今のわたしは今になっても・・・
八日目の?、そう八日目の?状態なのです。
考えてみるともう一か月以上も八日目の?状態。
すれ違うその年頃の女性をみると・・・希和子・・・
乳幼児を見ると・・・薫・・・
二十歳ごろの女性を見ると・・・恵理菜・・・
ああ、だいぶん重症だあ~・・・・・
わたしの郷土の誇り、小豆島と八日目の?は別な機会に取り上げるとして・・・
今日のわたしの郷土の誇りを一つ紹介したいと思います。
わたしの郷土の今時のご馳走!
「押しぬきずし」です。魚は何といっても「さわら」に限ります。
ソラマメのさやに実が入る頃、瀬戸内の海では鯛や鰆が獲れます。わたしの幼い頃は今時この押しぬきずしをお腹いっぱい食べられるのが楽しみでした。
後で調べると「魚初穂」と呼ばれる風習だということです。日本の食文化 四国より引用しました。
高知はというと「すし」と「もち」の文化だそうです。高知は何といっても皿鉢料理で一つの皿にカツオのたたきなどありとあらゆるものを盛りつけて食するとのことです。また、酒と酢の消費量は全国でも有数のようです。
今日は郷土の押しぬきずしを紹介しようと思ったのに最後には足摺岬に戻ってきてしまいました。前述の書籍には高知県足摺地方で、晴れ食(晴れの行事食)には姿ずしだそうです。そう言えば皿鉢料理にさばの姿ずしが存在感を示していたようにも思えました。もちろん、窪津や松尾にはツワブキの葉を使ったつわずしが有名ですが・・・
どうでしょう・・・わたしの郷土の誇り鰆の押しぬきずしはいかがでしょうか。酢でしめた鰆と薄焼き卵、ソラマメ、木の芽、中の具にはタケノコ、グリーンピース、ぜんまい、ふきなどが上品にに味付けられて入っています。
美味しいですよ・・・