足摺岬展望台からの眺望です。この日は波も穏やかでした。
やっぱり天候は晴れたほうがいいなあ。と思う。
沖合いは何となく霞んでいます。春霞でしょうか。
ガイドブックによれば180度以上の視界が楽しめます。
定番ですがいいんですよねー。
展望台から視線を左へ移すとこれも定番天狗の鼻。
ここからは土佐清水市発行のガイドブックからの引用です。
”紺碧の海が広がる太平洋に突き出た足摺岬。標高433mの白皇山を中心とする花崗岩大地が隆起と沈降を繰り返してできたもので、古くは嵯陀岬と呼ばれていた。”
いかがでしょう。そう言われれば花崗岩大地を天狗の鼻や足摺岬灯台下の地層から感じることが出来ます。
天狗の鼻ではいつも立ち寄り碑の歌を見ては振り返る。
この碑は天狗の鼻のどこにあるか分りますか。足摺岬展望台だけではなく是非天狗の鼻を訪れることをお薦めします。
皇太子殿下(現、天皇陛下)御歌。
” 足摺の
岬はるけく
黒潮の
海広がれり
さやに光りて ”
足摺岬灯台です。ガイドブックからの引用です。
”岬の先端には白亜の灯台が立ち、この岬先端までは椿が生い茂る遊歩道が整備されている。”
展望台見学が終わりましたら順路ですから是非散策を。
いかがですか足摺岬灯台の印象は。灯台をこよなく愛する先達の方々はどう思われるのでしょうか。
遊歩道では必ずといってよいほど見上げる足摺岬灯台。
ブルーガイドブック四国からの引用です。
”いよいよ、お目当ての足摺岬灯台。岬の突端で、60メートルほどの断崖の上に、真っ白なタイル張りの灯台が建っている。高さ18.6メートル、その外見は、痛々しいほどほっそりしている。荒々しい岸壁の先端に、ちょこんと乗っかった感じで、背はほどほどに伸びたけれど、どことなく女っぽい男の子を思い浮かべる。”
ガイドブックにはこの後、室戸岬灯台との比較が述べられています。著者は当時訪れた足摺岬灯台の印象を上述のように記載しています。現行の書物のデータと若干異なります。灯台はその後、平成の改修が行われタイル張りからモルタル構造で基部は炭素繊維で強化され天頂部はガラス繊維で形成されたものとなっています。東南海大地震などを念頭に耐震化が行われたとのことです。
わたしはどうなんでしょう。足摺岬灯台はそのものであまり性を意識したことはありません。ドイツ語では灯台ってどの性なのでしょうか。最近平成の修理をした割には通風孔が破損していたり傷みが少し目に付くことがあります。そんなことの方が気になるわたしです。