いつものことながら「夜明け前」と言えば島崎藤村の近代歴史文学の最高峰とされる小説が思い浮かびますが・・・
わたしは足摺岬へ来てあまりそのようなことは考えなくて・・・
ただただ日々、澱のように溜まった浮世の由無し事を足摺岬に海容するため訪れると言っても過言ではないと思います。
まあ、足摺岬のホテルや旅館で何故か若いピチピチとした女性の接客係の方に遭遇することもないなあ~と思っていたらそんなこともありませんでしたから皆さんどうぞ足摺岬へおいで下さい。
何も若いだけが良いのではなく年配の方にはそれなりの季節で例えれば、今時「錦秋の候」と言えば良いのでしょうかとても趣き深いものがあります。です。・・・
今日も何か変。
11月19日から開催される「足摺きらり」のイベントのブログを書こうとしてCDをランダム選曲にしたらバッヘルベルのカノンが流れてきました。足摺きらりの話題は次に延ばして。
足摺岬の夜明け・・・いいんですね。
明けゆく足摺岬の空を見て過ごす・・・
ただ、それだけ・・・
そんな過ごし方もわたしのお気に入り。
気が付けばCDの曲は何故か「仰げば尊し」に変っていました。
それはそれで何故かしんみり・・・
広辞苑で「夜明け前」を調べていたら・・・ありましたです。
「夜明け前が一番暗い」
「 It is always darkest just before the day dawns. 」
・・・最悪の状態の後には必ず事態が好転するということ。・・・
足摺岬の夜明け前はやっぱり暗いけど・・・
日の出を迎える朝は格別です。
でも、土砂降りの日もありますです。今日はあまり書くと変な方向へ行きそうなので・・・
CDの楽曲がちょうど「主よ、人の望みの喜びよ」に変ったので今日はこのくらいで・・・
・・・足摺岬の夜明け、日の出はそれはそれでとてもよいのです。