足摺岬天狗の鼻展望所から見た足摺岬、足摺岬灯台です。
右上に足摺岬展望台があるのが分かりますでしょう。
いいんですね。わたしは足摺岬の天狗の鼻展望所でゆっくり・・・この光景を眺めながら過ごすのがいつもの流儀です。
何度も書きましたが落ち着いて、・・・ベンチもありますし屋根もあります。
で、ぼ~と眺めていると以前の光景が何となく思い出されることがあります。もう、年なのでしょうか・・・
足摺岬、足摺岬灯台です。時は40年近く前にタイムスリップします。
足摺岬、いつも変らないなあ~と思う時と変ったなあ~と思う時と。
ふと思い出すと足摺岬灯台に何かアリさんのように動く影が見えます。
以前は灯台守なんかという表現がありましたでしょう。例えば「喜びも悲しみも幾年月」良かったですね。
わたしの郷土の誇り、男木島(おぎじま)の男木島灯台が物語のハイライトとして登場します。(わたしのブログですから・・・)
男木島灯台は何と石造りの灯台で風情があります。
ただ・・・物語の内容はわたしの郷土高松で悲惨なことが起こってしまうのですが・・・・
書き始めると別な方向へ行きそうなので足摺岬に話題を戻して。
足摺岬
先ほどの画像を拡大してみました。当時はカラーフィルムもありましたが一般的には白黒フィルムでした。
フジフィルムではネオパンブランド、コダックではプラスXかトライX(エックスですね、ペケではありません。)そうそう、アグファもありましたです。
今思い返すと白黒フィルムも風情があってものすごく引き伸ばしても何というか銀塩粒子といいますかデジタルのようにモザイクになったりしませんです。
と、突然・・・
「ラプンツェル♪ 髪の毛を降ろして~♪・・・」
ありましたでしょう。ディズニー映画50周年記念作品。
わたしは秀逸の出来だったと思います。3D効果も満点。3Dと言えばあの「アバター」が有名ですがこの作品もなかなか凄い。現在はDVDやブルーレイも出ています。特に3D版は秀逸です。但し、3D再生機器が無いとダメですが。この映画余談ですが製作費はあるテレビ番組によればベスト5に入るとか・・・確か180億円位とのことでした。
特に「ラプンツェル」の髪の毛の描写に費用がかかったとか・・・また、横道にそれちゃいました。
もちろん灯台を管理する人に下から上記のような声をかけると・・・おバカですが。・・・
わたしの足摺岬、天狗の鼻展望所で足摺岬灯台を見ているとそんなおバカなことが白中夢として浮かんでくるのです。
良かったですね。映画、もちろんわたしはDVDも購入しましたがテレビは3Dテレビではありません。
だから、映画館で見たあの臨場感には遠く及びませんが・・・何回リピートしたか覚えていません。
いいんです。
どこかの照明器具の会社「・・・応援しています。」などとテレビコマーシャルをしていましたが、どことなくミスマッチングな感は否めません。とわたしは思いました。パンフレットから引用しますね。
”・・・それは、ディズニー史上最も美しく、ミステリアスな物語。
ディズニー映画版「シンデレラ」「眠れる森の美女」などの原作となったグリム童話の中でも最もユニークなヒロイン”ラプンツェル”を主人公にした、全く新しいドラマチックな物語。
3月12日(土)ロードショー
3月12日、わたしにとって思い出の強い作品です。色々な意味で・・・
音楽も良かったですね。画像はオリジナルサウンドトラックのCDジャケットです。
主だった曲を少し・・・
自由への扉
誰にでも夢はある
輝く未来
魔法の花
・・・で、ここで問題です。
主人公「ラプンツェル」役の声優は誰なのでしょうか?
1.二葉百合子
2.島倉千代子
3.吉永小百合
・・・いかんいかん少し年代が・・・
4.中島みゆき
5.スーザン・ボイル
6.黒木メイサ
7.和田アキコ
8.中川翔子
9.前田敦子
答え. 中川翔子
こんな足摺岬灯台も凛々しい。
声優さん、分かりましたか・・・
「塔の上のラプンツェル」日本語吹替版ラプンツェルは中川翔子さん。そう、しょこたんです。
本当にぴったりで良かったです。ぜひDVDやブルーレイで見て下さいね。
で、足摺岬灯台へ話題を戻して・・・足摺岬灯台は神戸淡路大震災を教訓に耐震化工事が行われました。過去に画像を掲載していますからよかったら見て下さいね。
要するに基礎部は炭素繊維で補強され、外壁はモルタル造り、燈台天蓋部はFRP形成により作られています。
耐震化工事前の足摺岬灯台です。
いいんですね。・・・
全面タイル張り・・・そのさまは以前のタイル張りのお風呂を思い出す重厚感!・・・もう少し別な表現もあったと思いますが。
どっしりとした感じは現在のものと比べるとどうなんでしょう・・・よりいっそう存在感があったような記憶があります。
で画面左の小窓がありますでしょう。いわゆる「明かり取り」の窓です。この頃は燈台を管理する人がいましたから・・・今の燈台は全自動だと思います。
今日は、あちこち話題が飛んでしまいますが、今日の本題は・・・
来る11月19日からおそらく23日まででしょうか足摺岬では「足摺きらり」のイベントが開催されます。
足摺きらり!
「きらり」ですよ、わたしは第一回から見学していますが・・・確かキャンドルで「きらり」と配列してあったと思いますが少し斜めから見たわたしは「きらいってなんですかね・・・」と周囲の人に聞いたのです。本当に素直に聞いたのですが・・・その瞬間、にこやかに談笑していたおそらくは土佐清水市職員さんでしょうか足摺ボランティアの方でしょうか、見る見る表情がこわばって行くのが分かりました。後で訪れると気持ち「り」の右辺が長くなっていたような・・・
今日はさっぱり分からないと思われる方も多いと思います。
足摺きらりは足摺岬をキャンドルで彩るイベントと考えていただくと理解できるのではないでしょうか。
第一回は本当に地元の方が手作りされて足摺岬の遊歩道や金剛福寺、足摺園地をキャンドルで飾っていました。
回を重ねるごとに高知県のキャンドルフェスタなどのイベントの一環として開催されるようになりました。毎年キャンドルアーティストに依頼して各会場をキャンドルで彩りキャンドルの魅力を発信しています。
今回の画像は平成20年11月に行われた足摺きらりの画像を使用しています。
キャンドルアーティストは小泉純司さんです。
平成20年11月の金剛福寺の情景です。金剛福寺の庭園は平成の大修理でその形態を日々刻々と変化させています。
目指すものは南方の地にある浄土を表した浄土庭園でしょうか。
またまた横道にそれそうなので・・・分かりますでしょうか、金剛福寺の境内の水庭園に蓮の花のオブジェでしょうか・・・
キャンドルアーティスト、小泉純司さんが金剛福寺の庭園をキャンドルで彩りました。
足摺園地の光景です。平成20年ですね。その年々によってテントでいろいろな地元の特産品などや軽食の販売があります。
また、大きくはないですがステージが作られ招待されたバンドによる歌や演奏が行われます。
今年もドラム缶の炎が見られるでしょうか。
金剛福寺の庭園からいきなり飛んでしまいました。が足摺きらりのおおよその雰囲気をあらかじめ理解していただくため少しだけ・・・で、金剛福寺に戻って。
黄昏は夜へといざなう。
足摺岬の黄昏にキャンドルは灯され、金剛福寺の仁王門へ至る階段はキャンドルで縁どられます。
その先には本堂がありますがこの時のキャンドルアートは金剛福寺の庭園でした。
足摺きらりは金剛福寺だけではなく中浜万次郎銅像周辺や足摺岬展望台もキャンドルで彩られます。
その情景はとても良いのです。と、わたしは思います。
金剛福寺の庭園を見るとそこはファンタスティックな世界が広がっていました。
わたしは今思うと「塔の上のラプンツェル」の場面と重なって思えるのです。
これから「塔の上のラプンツェル」で印象的に使われている音楽・・・ここでは日本語訳・・・
「魔法の花」の歌詞から引用してキャンドルアートを紹介します。・・・わたしはこの歌詞が心に響きます。
花はきらめく 魔法の花
時を戻せ 過去に戻せ
傷をいやせ 運命の川
さかのぼれ
よみがえらせろ 過去の夢
花はきらめく 魔法の花
時を戻せ
よみがえらせろ 過去の夢
傷をいやせ 運命の川
さかのぼれ
よみがえらせろ 過去の夢
・・・足摺きらり・・・