徒然草第45段、「公世の二位のせうとに・・・」で始まる章段を思い出した。
初めは大きな榎の木があったので、「榎の木の僧正」と言われ、木を切ったので、次は「きりくひの僧正」と言われ、それに腹を立てて、きりくひを掘って捨てた。その後に大きな堀ができたので「堀池(ほりけ)の僧正」と言われた。
全く同じ状況で「堀池」が出現した。
徒然草のこの段を読むたびに、この堀池を思い出すだろう。
18時頃、オチの画像を追加
さっき行って見たら、案の定、堀池をきれいに埋めていた。
もしかして、この章段の最後のオチも、
「堀池の僧正」にも腹を立てて跡を埋めて、
「ついには、埋め立ての僧正とぞ言ひける」で終わるのが正解かも知れない。
追加の記事を投稿後に浮かんだ言葉、
「堀埋(ほりうめ)の僧正とぞ言ひける」もあるかも知れないと。
兼好さん、最後のオチを書き忘れたか?(笑)