たまたま早朝に目覚めた。
4時からのラジオ深夜便を聴いた。
わが心の人「半藤一利」と題するお話。
実は半藤一利さんを存じ上げない。
奥さんである随筆家の半藤末利子さんがアナウンサーと対話で語る番組だった。
申し訳ない、失礼だけれど、半藤末利子さんも全く存じ上げない。
最近は現代ものを読まないので、今活躍している作家さんを殆ど知らないのだ。
プロフィール紹介で半藤末利子さんは夏目漱石さんのお孫さんにあたると初めて知った。
漱石さんの文才もきっと引き継いでおられることだろう。
ご主人の最期の言葉として、「墨子を読みなさい。墨子は偉い人だった。戦争にとことん反対した」ということを遺言として残した、と末利子さんの本から紹介された。
女性のアナウンサーさんは本の最後の文章を朗読した後、涙声になっておられた。
確かに目に浮かぶ感動的ないい文章だ。
ご主人の最期の言葉の「墨子」?
ここがちょっと気になった。
これも初耳のような気がする。
そこで手持ちの漢文参考書を見た。
あった!
「思想」の「三 諸子」の中に。
墨子 兼愛説。
後でゆっくり読んでおこう^^
どうもこの世の中、この年になっても、
まだまだ知らないことばかり。
勉強が足らないってことだ。
この記事は、とりとめのない雑文、独り言をいろいろと書いた。
随感、雑感と言ったものかな。