去年、倉庫を片付けている時、土地の権利書や契約書が見つかった。
市内の不動産は全て所有権移転登記は済ませたが、市外では残っている土地がまだあった。
M市とS市に祖母と祖父の名義の土地に全く気づかなかった。
どちらも山林で非課税だったため、課税書類も送ってこなくて存在さえ分からなかった。
詳細な地番も知らなかったのだ。
権利書や契約書を手がかりに調査して、地番が把握できた。
二人の死後長年放置していた物件だけれど、去年の暮れから少しずつ書類を作成していた。
祖母のM市が1月に終わり、ようやく祖父のS市が昨日手続きが完了した。
郵便局に封筒が届いたので、受け取りに行った。
長年の懸案だった二人の山林を所有することができてやっと安堵した。