勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

そりゃぁないでしょう

2006-06-29 | TVや舞台やスポーツのお喋り
昨日からずっと引っ掛かっていた。
文章にしてしまうことで大げさになるのも嫌だった。
長いこと見続けてきて、お互いの中に特別な絆があることも承知している。
それでもモヤモヤは今日になっても去りはしなかった。

【クイズ!ヘキサゴンⅡ】でのことだ。
品川さんの前にあるひとつの問題が提示された。
答えはふたつに一つだと思った。
物議をかもし出しても、普段からひな壇芸人のライバルに上げているコンビの中からひとりを選ぶ。
或いは無難な答えをする。

品川さんは無難な答えを選んだ。
そのこと自体はまあ仕方がないとしよう。
本来毒を吐きながら敵を増やしていく彼の生き方には反するとしても。

だが私は何よりその理由に引っ掛かりを感じるのだ。
「バカだから」とか「ネタを書いている時に遊んでいるから」だったら笑えた。

『ピンの方が仕事が来やすいと思うから』

その言葉の中のどこに笑いがあるのだろう。
無難な回答と、笑いを忘れたその理由・・・。
そりゃぁないでしょう。
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いつまでも漫才師でいて欲しい

2006-06-26 | TVや舞台やスポーツのお喋り
WCの見過ぎで、すっかり書くのが遅れてしまった21日のルミネの話。
先日のルミネでは、お客さんのノリが悪くてちょっと・・・だったが、この日はとっても暖かい雰囲気だった。
でなければ、トップバッターのすべりっぷりに引きまくり、後続の演者さんたちがかなり苦労したと思う。

これはもう事実だから仕方がない。
キャプテン☆ボンバーさんは、かつてルミネでここまですべった芸人を見たことがないと言う出来だった。
レーザーラモンの二人と組んでトリオでコントをした時は、それなりにキャラも立っていたと思う。
だけどひとりでネタは、まだ無理だったようだ。
もう一度ネタを練り直して、しっかりとキャラを作り上げてから再度挑戦して欲しい。

これで北風ぴゅーぴゅー吹きまくる感じにならなかったのは驚くべきことかもしれない。
みんな笑う気満々で来ているだけに、次に期待している感じ。
そして「その次」は、なんと品川庄司だった。

さすがルミネを庭にしているプロの漫才師だ。
キャプテン☆ボンバーさんのすべり具合をネタにしてしまっている。
「セミプロの方でしたっけ?」
庄司さん、なかなかきついツッコミだ。

このやり取りで自己紹介ネタは省略され、鎌田ネタ~よかろうもんへ。
この辺りで前のことはきれいさっぱり忘れ去られ、次々爆笑が起こっている。
庄司さんのワキガネタ(もちろんワキガではない)が、見るたびに長くなっている。
脇の下の辺りに、丸く円を描き「ほ~ら」と面白リズムで繰り返す品川さん。
「庄司くん、最近カッパになってますね」
「天狗じゃなくて?」
「バカだから間違えちゃったの」
そしてついに庄司さんの呼び名は「ワキガッパ」となる。

しゃくれ刑事は品川さんが「つって」を語尾につけるようになった。
品川さんに顔をくちゃくちゃした後、庄司さんが髪の毛を掻き揚げると
「きてるね」
「禿げてるよ!」
このやり取りを何度も繰り返す。
もう笑いすぎて私の顔もくちゃくちゃだ。

庄司さんがしゃくれ刑事の真似をするシーンがいつもより長かった。
品川さんはニコニコしながら黙ってみていたが
「ツッコミの方ですよね?」
「そうだよ。一生懸命やってるんだよ!」

最後は怒涛のごとく品川さんが繰り出すアドリブに、庄司さんが見事な切り返しをする。
進化する漫才だが、すでに完成形に近づいている感じもする。
やはり漫才はネタをおろしてから1年くらいしないと、本物にならないのかもしれない。
ああ、今M-1だったら・・・。

続いてインパルスのコント。
細かい動きが多いので、もしかしたら後ろの人までこの面白さが伝わらなかったかもと言う危惧はあった。
前回のお葬式コントも、ずっと座ったきりだったので、後ろで見ていた友達がわかりづらかったと言っていた。
(前で見ていた私は爆笑だったのだが)
TVでは問題ないのだが、舞台ではその辺まで考えるべきかも知れない。

次はチーモンチョーチュー。
菊池くんのブレイクダンスは、華やかでつかみとしては若手でも一番だろう。
ツッコミがリードしていく漫才の形は東京では珍しく本格派だ。
これと言ったネタの欠点も中だるみもなく、ヴィジュアルもいいので、もっともっと活躍して欲しい若手だ。

そしてカリカ。
途中で林さんがネタを忘れてしまうという展開で、お客さんをハラハラさせる。
ネタバレしてもいいのだろうか?
やっぱり止めておこう。
実に実験的な思い切ったコントだったと思う。

ネタ組ラストはダイノジ。
リズムもネタも文句なしの漫才だ。
ホントに吉本にはもったいない人材がゴロゴロあぶれている。
ちょっと前までこの辺りにいた次長課長だって、あっという間のブレイクなのだから、いずれダイノジにもチャンスは来るはずだ、と思いたい。

後半は木村班のプロデュース公演。
新喜劇とはちょっと内容を異にする、ストーリー重点のコメディは、別の舞台を見に行ったようで面白い。
ゲームと思わせて、宮川市長を引っ掛けるやり方はなかなかだ。
それにしてもキム兄、なんだかかっこ良くなっているのは幸せだからか。

最初でこけたことなどすっかり忘れて、今日も楽しい舞台だった。
いつもいつも言っていることだが、どんなにバラエティに出まくっても、最後は漫才師であることを忘れずに舞台に戻ってくる品川庄司でいて欲しい。
そして一年に一度だけ、普段は決して見ることの出来ないコントの連続で、私たちを窒息死寸前まで笑わせてもらいたい。

ところで日焼けサロンで真っ黒に(タンクトップの跡付きで)焼いている庄司さん、それは筋肉キャラの為なんですか?
それともコントライブの役作り?
その答えももうすぐ出るのだろう。
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夕暮れ時の月

2006-06-25 | Pluviaの窓(写真のお喋り)


太陽は昼、月は夜。
当たり前の認識だ。
だが太陽と月が同じ空に存在する時間は、意外なほど長い。

まだ暗い西の空に月が浮かぶ中、東の空がほんのりと白んで、陽が昇り始める。
そんな夜明けの月と太陽を撮ってみたい・・・とは思うものの、宵っ張りの夜型人間には、そんなチャンスはほとんどない。

だから代わりにゆっくりと名残を惜しむように太陽が西に傾きかけた頃、気付くとかなり高い位置に白い月が見える。
そんな夕暮れの風景をよく撮る。
月はただ撮ると、フレームの中で占める割合が異様に少なくなる。
もちろん望遠で月だけをアップに撮れればいいのだが、普通のデジカメではそんなことも望めない。

で、月を撮る時は出来る限り、別の何かを一緒にフレームに収めたい。
月と山・・・近くに山がない。
月と海・・・夜の海はちょっと怖い。
湖面の月・・・だから湖も池すらないんだってば!

そんなドラマチックな光景は望めない。
もっと日常の、普通のものを利用するしかない。
よい枝振りの大木の、張り出した枝の間に月が覗くような構図を撮ってみたい。
秋になったらススキと月と言うのも定番で、是非ゲットしたい。
花と月なんて最高なんだが、花の咲いている場所は大抵視界が狭く、余計なものが写り過ぎる。

特別どこかまで行かない限り、私がもっとも多く撮ってしまうのは、木と月だ。
この写真も黒味がかった木と月、どうしても写る電線、それからいい具合に月にかかる雲などを撮ってみた。
辺りはまだ自然光で細かい字が読めるほどの明るさだ。
この微妙な時間の夜の気配。
その雰囲気がかなり好きだったりする。

2004/8/11
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もう悲運はいらない

2006-06-21 | TVや舞台やスポーツのお喋り
4年前のWCから比べると、やはり盛り上がりに欠けるのだろう。
特に日本が初戦敗退して以来、思い切り盛り下がっている人が多いようだ。
だが私のWCはまだまだ熱い。

4年前、日本代表の試合の記憶が殆どない。
ベッカム?ジタン?ロナウド?何それ?状態。
それでも熱心にTVの前でサッカーにかぶりついていた。

何故なら4年前、私の目に入るのは白のユニフォームだけだったから。
オリヴァ・カーンとミヒャエル・バラックしか見えなかったから。
そしてあの決勝戦・・・。
イエローカード2枚で出場すら出来なかったバラック。
途中で怪我をして、ゴールを守りきることの出来なかったカーン。

ゴールポストに背を寄りかからせて、動くことすら出来ないでいるカーンの姿は今でも目に焼きついている。
ドイツの選手、ブラジルの選手が次々カーンの元を訪れ、健闘を讃え、あるいは慰めの言葉をかけている。
だがカーンは動かない。
そしてその背後には、ずっと声を掛けることも出来ないバラックの姿があった。

あれから二人の選手の間にはいろいろな事件が降りかかった。
もともと問題行動が多かったカーンと、彼の激しい叱責にあってもびくともしなかった忠実なバラック。
いつしか時はカーンのキャプテンマークをバラックに移し変えていた。

不本意な形で決勝に敗れたカーンと、出場権を奪われたバラック。
どちらも悲運な選手だ。
だが4年後、その悲運を跳ね返すチャンスを得たのはバラックだけだった。

地元開催ということで、何だか頼りないスタートを切ったドイツだったが、今日のエクアドル戦はようやく本領発揮となった。
バラックの絶妙な球出しのタイミングと、そのパスの柔らかさ。
彼の蹴るボールはシュートを打つ選手にもっとも優しいスピードで的確なコースへ飛ぶ。
まさに彼の性格そのもののような気がしてならない。

ポーランド近くの出身の為か、東欧がかった容貌も優しい。
ミヒャエルはフランスでミシェール、ロシアでミハイル、スペインでミゲル、イタリアでミケーレ、スウェーデンでミカル、アメリカでマイケルと呼ばれる。
世界でもっともポピュラーな名前の、このハンサムなサッカー選手に、今私は夢中だ。
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緑の不思議な魔力

2006-06-20 | Pluviaの窓(写真のお喋り)


「好きな色は?」と言う質問がある。
わりと即答型の私も、この質問には即答できない。
空の青も好きだし、木々の緑も好きだし、燃える炎の赤も好きだし、土の茶色も、ひまわりの黄色も、闇の黒も、雪の白も好きだ。
紫だってピンクだってオリーブ色だってからし色だって、もうなんだって好きだ。
手持ちの服も、様々な色合いがクローゼットに詰まってる。

だけど便利な色はとなると緑だ。
グリーン系の服は、着回しが一番簡単に出来る。
ベージュとあわせるとシンプルに、黒とあわせるとシャープに、白とあわせると軽快になる。

そして一番落ち着く色も、やはり緑だ。
冬、雪をかぶった緑は、自然の力強さを感じさせてくれる。
春、萌え始める新緑の緑は、命の息吹の逞しさを教えてくれる。
夏、大きな影を作る大木の緑は、清清しい安らぎを与えてくれる。

緑を見る時、心が和まない人っているだろうか。
殺風景な部屋の片隅に置かれた小さなサボテンでもいい。
都会的な店にリースされてる鉢の観葉植物でもいい。
車の排気ガスの中で雄雄しく立ち続ける街路樹でもいい。
ふっと目を留めると、少しだけ心が和やかになる。

地球の温暖化、砂漠化の危険が叫ばれてから久しい。
自分が何をすればいいのか、どうすればいいのか、考えたって大したことは思いつかない。
節電とか、ペーパータオルの代わりに布巾を使うとか、なりたけ車に乗らないとかしか出来ない。
でもどうせ何かと戦うのなら、私は緑を守るために戦いたいと思う。
緑をなくす何かに加担したくないと思う。
緑がなくなると、真っ先に砂漠化するのは、きっと人の心なんだ。

2004/8/27
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鳶がクルリと

2006-06-18 | TVや舞台やスポーツのお喋り
一応映画なのだが、これを「映画のお喋り」のカテゴリーに入れる気にはなれなかった。
だって、品川庄司初映画出演作品(TWOSHOTは別として)の悪口は言いたくない。
それくらい悲しい出来だった。

元々映画館に見に行くつもりが、上映館を探してるうちに終わってしまった。
買うにはあまり評判がよろしくないので、レンタルしようと思っていたら、ML仲間のねこ~んさんが貸してくださった。
期待しないように見始めた。
ああ、世間の言う「ヒロインの足のPV」の意味がよく理解できました。

映画を作っている段階での、私の勝手な想像。
キャリア仕事をしているヒロインが、父親のアクシデントを期に実家に戻り、慣れない鳶の仕事を仕切ることになる。
初めは嫌々だったが、次第に鳶の魅力にとりつかれ・・・。

違ったのね。
ヒロインはただの通りすがりの人間。
この仕事が終わったら、さっさと元の立派なオフィスに戻るのね。
これだけで、どうにもしらけてしまう。

通山愛理ちゃんはいい役もらってる。
全体に彼女で救われている。
だけどワイヤーアクション、いらなくない?
哀川さんとの親子の葛藤とか、もっと掘り下げなくていいの?
ストーリーが1本道だけで、脇道がないから退屈になってしまう・・・。

この映画はコメディらしい。
だけど笑ったのは品川さんの時代錯誤なゴルバチョフ発言と、庄司さんが真面目腐ってきやりを歌っているところだけ。
すいませんがヒロインの笑いに、ツボは見当たりませんでした。
(もんもんオタクということしかわからなかった)

この経験が品川庄司に少しでも何かを与えてくれたことを祈るばかりだ。
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こんな気持ちよいものはない

2006-06-17 | Pluviaの窓(写真のお喋り)


猫が嫌いだと言う人には、とても理解出来ないことかもしれない。
だが猫の肉球ほど気持いい感触のものは他にないと思う。
きゅっと押して、爪を出して遊んでみたり、とにかく飽きない。

私は過去に2度ほど猫を飼った経験がある。
いずれもオスで、生後1年を過ぎた頃、大人になって旅立ってしまった。
繁殖期になると、オス猫は思いもかけないほど遠出してしまい、戻ってこられなくなるらしい。
強いネコがいるテリトリーを避けて旅するので、迷うのだろう。
2度とも、自転車でずいぶん探し回ったりしたが、見つけ出すことは出来なかった。

この悲しい経験以来、猫を飼うのをためらっている。
別離の悲しさはどの動物でも同じだから、他の動物も飼っていない。
街中で猫を見つけると、ついつい声をかけ、人懐こい猫が寄ってくると、しばしその柔らかい毛の感触を楽しんだり、喉がごろごろ鳴る音を懐かしく聞いたりしてる。
だがさすがに余所の猫の肉球で遊ぶことは出来ない。
あの気持ちのよい感触を、もうずいぶん長いこと味わえないでいる。

カメラを持ち歩くようになってからは、猫を被写体にすることが多くなった。
通勤路には2匹、馴染みのネコがいる。
少し遠回りして、親子やら兄弟やらの野良猫が住み着いている住処を訪れることもある。
毎週通っているテニスクラブにも、2匹の野良猫がうろついてる。
最初はカメラに警戒する彼らも、慣れてくると怪しい武器じゃないことをわかってくれる。
一番困るのは、低い姿勢でカメラを構えるので、膝に乗られてしまうことだ。
近すぎて撮れないのだ。

猫は忠誠心を持たない動物だ。
犬のように、飼い主が世界の中心だとは思ってくれない。
大人になるとじゃれることもなくなり、家にいるときは大抵眠っている。
そしてその小さな体に思い切り寄り添うと、信じられないほど早い呼吸音が聞こえる。
心臓があんなに早く動くから、猫の時間は人の何倍もの速さで過ぎて行くのだろう。
1分が1時間に、もしかしたら1時間が1日に。
人間とはまったく違う時間を生きている小さなこの生き物を、人間が完全に理解することは、きっと不可能なんだと思う。

2004/8/23
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意外とありがちバトン

2006-06-15 | 日常のお喋り
mixiのマイミク・すずさんのところからもらってきたバトンです。


1.とんがりコーンを指にはめたことがある
 普通にやりながら食べている。(特に本を読んでいるとき)

2.バームクーヘンをはがす
 思いっきりやる。ただし人前では遠慮している。(物足らない)

3.扇風機の前であーーーって言う
 ・・・。子供の頃にやった記憶があるようなないよな。

4.ポッキーのチョコの部分だけを舐めとる
 キャ~! これもやるんだよ。単なる子供だよ、もう。

5.全校生徒の前でバンド演奏という妄想
 高校の文化祭でやってます、実際。歌も歌ったよん。

6.自分の写メを何度も撮って、自分が一番カッコ良く可愛~く写る角度を研究する
 ない! まったくない! 写メなんか撮りたくない!

7.歩いてるとき余計なこと考えて足がグキッてなる
 テニスで両足合わせて5回捻挫してるので、ぼーとしてるとすぐやる。

8.カップ焼きそばを作ろうとしたが、お湯を入れる前にソースを入れた
 やりかけたことはあるが、すんでのところで気付いた。

9.自転車に乗ってる時ペダルを踏み外して空転したペダルがひざの裏にヒット
 何故かこれはない。踏み外さない。ちなみに後ろを抑えていると言った父が、気がつくと横を走っていたという、ありがちな練習風景はある。

10.部屋の電気のひもを使ってボクシング
 テニスを始めた頃に、ボレーの練習をしたことはある。

11.鏡をみて、「自分はカッコぃぃ、カワィィ」とか思うけど、それは光や角度の問題で町の外で ふとガラスに映った自分を見て落ち込む
 試着室の鏡って、絶対実物より太って見えると信じている。

12.自分の声を録音して聞いて、死にたくなる
 唖然としたことならある。変な声だよね・・・。

13.深夜にやっている映画を勝手にエロだと勘違いして夜更かしして後悔する
 男なら絶対やっていたと思う。

14.街中で考え事してて、他の人に聞かれてんじゃと思い聞いてんだろ?と、意味不明なテレパシーを送る
 はあ? これだけは意味不明でございます。

15.向かってくる歩行者をかわし損ねて、フェイントのかけ合いみたいになる
 経験上、私の方は動かないことにしてる。人がやってるのを見ると、むやみにおかしい。

16.全部でいくつ当てはまりましたか?
 潜在的な部分を含めると、12個。当たり前な人間だろう。多分・・・。

17.バトンを渡したい人
 勝手にもって行ってね。自分が普通だと確認できるよ。多分・・・。
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波の記憶

2006-06-14 | Pluviaの窓(写真のお喋り)


私が生後4ヶ月の時、両親は東京を離れ、海の近くに移り住んだ。
母は毎日ベビーカーを押しながら、海辺を散歩した。
5ヶ月で、初めて潮の味を知った。
そして打ち寄せる波に洗われる心地よさを覚えた。

私の中にはDNAに組み込まれたもののように、波の記憶が焼き付けられている。
泳ぐより、海に浮かんで、勝手に波に弄ばれてるのが好きだ。
潮で沖に少し流されても、波に身体を預ければ、自然と波打ち際まで戻ってくる。
子供の頃、私は海との付き合い方を経験で学んだ。

小学生の頃まで、私の家は海だった。
夏休みの間、海に行かない日はないと言うくらいだ。
親類、父の会社の人などが次々と訪れては、毎日海へ繰り出す。
スイカ割り?飽きるほどやった。
砂の城?バカデカイのを作った。
日焼け?毎日皮むき作業だった。

そしてお盆を迎える前に、私は海から離れた。
お盆時期、海水浴がもっとも盛んになる頃に、もう海へは行かなくなる。
潮が変わり、波が荒れ、そしてくらげが出没し始めるからだ。

今はもう、夏でも海に行くことは稀になった。
でも波に揺さぶられながら、海の上にぽっかりと浮かんでいる心地よい瞬間だけを、夏が来るたび懐かしむ。
ちょっとだけ前世が魚だったのじゃないかと疑いながら。

2004/8/15


写真Blog 《Pluviaの窓》 を閉鎖することに決めました。
やはり双方を掛け持ちすることは難しいので。
それに伴い、あちらのエントリーを少しずつこちらに移動しておこうと思います。
カテゴリーの一つとなりましたが、これからも《Pluviaの窓》は続けていきますので、よろしくお願いします。
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豪華ベテラン俳優の競演-ミートザペアレンツ2-

2006-06-12 | 映画のお喋り
ミート ザ ペアレンツ 2
  監督:ジェイ・ローチ
  出演:ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティーラー、
     ダスティン・ホフマン、バーブラ・ストライサンド、
     ブライス・ダナー、テリー・ポロ

ジェイ・ローチは「オースティンパワーズ」の監督らしい。
らしいというのは、どうもマイク・マイヤーズの顔が受け付けないので、まったくの未見。
でもベン・スティーラーのコメディは最近良く見るし(『おまけつき新婚生活』など)、なかなか好演してるので借りてみた。
もちろん真のお目当てはデニーロとホフマンの競演なのだが。

2と言うくらいだから、当然続編だ。
前作は見てないが、あらすじだけで見当がつく。
元CIA局員の堅物親父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)の娘パム(テリー・ポロ)と結婚を決意したグレッグ(ベン・スティーラー)が、父親に認めてもらおうと頑張る話だ。
やることなすこと裏目に出るグレッグの運命は・・・。

《ストーリー》
前作で何とか表面上パムの結婚相手としてジャックに認められたグレッグ。
親を見ればその子がわかると言うジャックの主張で、今度は自分の家族を引き合わせるはめに。

グレッグの本名は‘ゲイロード・フォッカー’
小さな頃から‘ゲイ・ファッ○ー’と言われていじめられてきた為、今はグレッグで通している。
子供にこんなふざけた名前をつける両親だから、もちろん本人たちもかなりふざけてる。
堅物ジャックと、いかにも上品なディナ(ブライス・ダナー)のバーンズ夫妻とは正反対のフォッカー夫妻。
これでもめないはずはない。

ジャックの装甲車のようなキャンピングカーで遥々マイアミまで旅する一行。
ジャックは孫のリトルジャックまで連れてくる。
グレッグは自分の両親を弁護士と医者と言っている。
だが実際父のバニー(ダスティン・ホフマン)は弁護士を辞めて専業主夫をしているし、母のロズ(バーブラ・ストライサンド)は、高齢者専門のセックスセラピストをしている。

ジャック自身も肩書きを園芸家と偽っており、最初から問題の多いご対面となる。
バニーとロズは人目もはばからずイチャイチャ。
ジャックは眉をしかめるが、ディナは次第にロズに感化されていく。

そこにグレッグの初体験の相手が登場。
偶然その息子とであったジャックは、彼の容姿がグレッグに瓜二つでありこと、父親が不明なこと、年齢が一致することから、一気に結論に飛びつく。

正反対の夫婦、隠し子?の登場、リトルジャックの躾を巡る争い、それにフォッカー家の犬とバーンズ家の猫の争いまで加わって・・・。

《見所》
前作はパワー全開だっただろうデニーロが、今回はホフマンとストライサンドに譲る形になっているのが心地よい。
誰もでしゃばらず、それでいてきちんと仕事をしてる感じは、まさにいぶし銀のベテランたち。
主役であるはずのスティーラーは狂言まわし的役割に順じ、ポロにいたっては存在感すら余りない。
でもそれはそれでいいハーモニーを奏でている。
ぶっ飛んだお軽いホフマン、下ネタばかりの陽気なストライサンド。
二人とも実に楽しそうに役を演じていた。

さらに本当の主役は彼か!と思わせる名演技をみせるのが赤ん坊のリトルジャック。
可愛い顔をして、グレッグにとっては小悪魔。
小守を買って出たグレッグがうっかり口にしてしまった「ア○ホール」(くそったれと訳されていた)
これがリトルジャックの生まれた初めて喋る言葉になってしまう。
天使のような顔で、伏字にしなければならない言葉を連発する様子は、もう可愛いを通り越して末恐ろしい。

元CIA局員のジャックは、キャンピングカーを改造し、密かに秘密の部屋を作っている。
まさに移動スパイ部屋で、この部屋からグレッグと彼の息子かもしれない少年のDMA鑑定を依頼したりする。
堅物ジャックの子供っぽさがよく出ていて、彼を愛すべき人物にしている。
幾つになっても少年の部分を残してるって、彼みたいな人のこと?

《お勧め度》
デニーロたちベテラン俳優に思い入れのある年齢層にはかなりのお勧め。
普通にコメディが好きと言う人にもお勧め。
社会派や切り口鋭いドラマを期待する人には不向き。
コメディは好きだが下ネタNGの人は絶対見ないように。

ちなみにこの映画を見ながらかなりの頻度で笑い声を上げていた私と母は、フォッカー家の人間に近いのだろう。
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