いとしのエリー～Shoji-ver.～

今日は品川庄司デーのような一日だった。
『くりぃむナントカSP』はまだ見てないが、他にも2つ出演番組が控えている。

■『史上最強メガヒットカラオケ１００』
前回だったと思うが、品川さんがSMAPの歌を見事に歌い切り、200万円を手にした番組だ。
その時は出番がなかった庄司さんだったが、今日はいきなりの出陣。
「いとしのエリー」にチャレンジし、品川さんに続いた。

もう心臓に悪いほどドキドキしてしまった。
２コーラス目に入る前、品川さんから「落ち着け！」の声が上がった。
その時ニコっとした顔を見て、自信あるなとは感じた。
でもやっぱりハラハラドキドキは止まらない。
歌い終えた後は、本人と同じくらい嬉しくなった。
ひとりカラオケで練習した甲斐があったね。

先日のアンタッチャブルのラジオ番組に出演した時のpodcastで、品川さんがこんな話をしていた。
庄司さんはカメラに写ってないことを承知で、曲が発表されるたびに掛け声を入れていたそうだ。
３位「え～、これが３位？」
２位「じゃあ、１位は何？」
１位「あ～、これか！」
ベスト１００なので、このセットを１００回繰り返したと言う。
生真面目と言うか、なんと言うか・・・。
庄司さんの性格の一端を見た感じがした。

話はどんどん飛んでしまうが、以前「さんま御殿」で庄司さんは、なかなかワイプに写らないという悩みをもらしていたことがある。
大袈裟に爆笑したり、手を叩いたり、かなり努力しても写らないのだと。
だが今、庄司さんはワイプに抜かれる率の高い芸人になっている。
そのおおらかな笑顔と、真面目に聞き入る顔が、頻繁に小窓で見られる。
継続は力なり。
庄司さんを見ていると、そんなことを改めて感じる。

■『検索ちゃんネタ祭りＳＰ』
いつものクイズ形式を離れ、爆笑問題を含めた６組がネタをやった。
この番組ならではの特徴は、「時間無制限」
普段は３～４分しかネタ時間がもらえない品庄にとっては、真の実力を見せられるチャンスだった。

トップバッターはタカトシ。
検索ちゃんには一度しか出ていないタカトシが何故に？
そういえば、爆笑さんを除くと、メンバーは全員吉本だった。
普段専用の劇場でネタをやってる強みなんだろうな。
もう最初から笑い転げました。

品庄は今年１年、私がずっとルミネで見てきたパターンで勝負した。
自己紹介～よかろうもん～ワキガッパ～取調室。
何度も見てきたはずなのに、最後は近所迷惑なほど大声で笑っていた。
やっぱり時間を使ってゆっくりネタをやっている品庄は、TVだけど舞台と同じテンションだった。

印象的だったのは、爆笑さんがまるでスタンディングオベーションのように、立ち上がって出迎えてくれたこと。
「コント５５号を見てるみたいだった」
伝説の先輩を思い起こさせるって、なんて素敵な褒め言葉だろう。

これをみてつくづく思ったこと。
TVでネタを見せるなら、少数精鋭・時間無制限にして欲しいということ。
どのネタもじっくり見られて面白かったし、ホントに楽しかった。
M-1もこの形が理想じゃないのか？
そう問いかけてみたくなる番組だった。

ツッコミ方わかんねぇよ！

今年最後のルミネは26日の１じ３じ。
ホントは大晦日にも行きたかったのだが、気付いた時にはすでに発売日を過ぎていた。
季節外れの台風のような雨と風の中を、遥々出かける。

１じ３じに行くのは初めてだ。
ウィークデーのこの時間だと、多分客層がいつもとは違うのではないかと思う。
が、なんと言っても冬休みに入っているので、いつもと変わりない感じだった。
偶然にもM弾くんとO蔵ちゃんが隣の席。(少し離れてKとはちゃんもいた)

今日の演者さん：前説ーえんにち(写真)
前半ネタ組：ルート33、佐久間一行、千鳥、オリエンタルラジオ、
大木こだま・ひびき、中川家、品川庄司
後半新喜劇：石田靖、大山英雄、リットン調査団、水玉れっぷう隊、二丁拳銃、他

いつもは6組のネタ組が7組出演。
しかもうち6組が漫才と言うのも珍しい。
10分間の漫才を6組聞くとかなり疲れる。
ラストが「いいとも」終わりの品庄でよかったかもしれない。

オリエンタルラジオのネタを見るのはこれが初めてだった。
TVでも「武勇伝」しか見たことがない。
感想を一言で言うと、「こんなに余裕がないんだ」
キャリアは浅いが売れっ子なので、もっと場慣れた感じを予想していただけに意外だった。
よく言えば一生懸命。

以前、品庄がゲスト出演した∞で、メガネの人が絶対に聞き逃せない暴言を吐いた。
ゲストを美味しくする暴言でもなければ、あえて意識してのキャラ作りでもない。
ついうっかり本音が出たと言う感じで口にしていた。
私は品川さんを上回る「器の小さな人間」なので、以来オリラジを快く思っていなかった。

だけど今日の余裕のなさを見ているうち、この人たちも大変なんだと思い直した。
疲れていたかして、ホントにうっかり口にしてしまったのだろう。
そろそろ許してあげようかと思う。
(オリラジファンからすれば、何様だよ！だけど)
一言：先輩はちょっとでいいから敬えよ！じぇなきゃ、おいしくいじれ！

さて、ネタ組のトリは品庄。
二人がマイクスタンドの前に立ったとたん、隣の二人から「祐兄貴、かっこいい！」と言う掛け声が。
な～んか打ち合わせしてるみたいだったが、これだったのね。
品庄もびっくりしながら喜んでるみたいだった。

今日のネタも『銃で撃たれて苦しむシーン』だった。
これも年内でやり納かもしれない。
来年は新ネタが見られるかも・・・という期待でワクワク。

ずっとクスクス笑いながら見ていたのだが、途中から品川さんが暴走し始めた。
しばらく黙って見ていた庄司さんだったが、ついに堪りかねたように一言。
「ツッコミ方わかんねぇよ！」
もう大爆笑だった。

大満足の笑い収め。
芸人さんにとって客の「笑い」は、本当に何よりの激励なんだと改めて感じた日だった。

気持ちよく酔った日

大分前に品庄仲間で忘年会を開こうという話が出た。
去年はもんじゃのお店に行ったんだけど、今年はやっぱり「あの店」で締めくくりたい。
メンバーが一番集まれそうな日を話し合って、23日の土曜日に決まった。
お店のほうでは、ちょうど常連さんとクリスマスパーティーをやる予定。
私たちも「常連さん」の仲間入りをさせてもらった。
(写真のサンタも常連さん)

少し早めに着いたら、テーブルの上にはオードブルやお刺身などが並んでいる。
マスターとママは私たちの為に奥の席をきちんとキープしてくれている。
やがて常連さんたちも次々とお店に集まり始めた。
ママさんがマイクを持って、パーティー開催のスピーチをする。
気分はどんどん盛り上がってきた。

疲れていたので、私は最初の一杯で酔い始めた。
新しい夢に足を踏み出したKとはちゃんの報告を聞いて、さらにテンションは上がる。
前日MステでB'zの(稲葉さんが歌詞を間違えた)「衝動」を聞いたばかりだったので、ノリノリで歌ってしまう。
今思い出すと、かなりイタイ状態だったかも・・・。

この辺で（庄司さんの)お兄さんも仲間入り。
先日誕生した長男クンや上のお姉ちゃんの写真を見せてもらった。
念願のデジタル一眼を購入したお兄さん、いいなあ。
禁煙は挫折しちゃったけどね。

「さんま御殿」に出演した時のママさんの様子などもちょっと教えてもらっちゃったり、楽しい時はどんどん過ぎていく。
K太さんは普段歌わないB'zの「Don't leave me」を特別に歌ってくれたし。
これが上手くてもう感動！

恒例のエビフライの帆立フライ、お寿司、フライドチキン＆ポテト、ピザ、そして最後にイチゴのケーキ。
ママさん、こんなに出してくれなくても大丈夫です。
また赤字になってしまう・・・。
と言いながら、どんどん食べ、飲み、歌う。

Nこ～んさんのお土産のお菓子も、Kネホさんの手作りのチョコレートケーキも、もうぜ～んぶ頂いた。
ホントに美味しかった。
でも、でも、もう帰る時間だ。
もっと近くに住んでたら、悲しいシンデレラにならないで済むのに。

すでに酔っ払いの私は、お兄さんに「歌ってくれなきゃ帰らない」とおねだり。
お兄さん、優しいです。さすが庄司さんのお兄さんです。
割り込みで曲を入れてくれました。
『粉雪』心に染みました。

まだ残っている常連さんや仲間たちに送られて、家路に着いた。
あんなに酔っていたのが嘘のように、足取りも軽かった。
ママさんが最初のスピーチで「今年の鬱憤を全部ここで吐き出して」とおっしゃったように、私のストレスもお店に置いて来た様な気がする。
夜風が気持ちよい午前様で無事帰宅。

来年も品川庄司を応援しながら、この店で楽しいひと時を過ごすぞ！

SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN

このブログを訪れてくれた方すべてが、素敵な聖夜を迎えられますように！
訪れなかった方も、素敵な聖夜をお楽しみください！


☆MERRY　CHRISTMAS☆

来年の春、結婚します。

この手のタイトルのバトン、もう絶対騙されないぞ！と思いながら、また騙されて見に行ちゃいます。
mixiって・・・。
お蔵ちゃんのブログを見ちゃったので『結婚バトン』をやります。　
やるしかないでしょう。（ちょっとやりたい)

---

☆「来年の○、結婚します」というタイトルにしなきゃいけないバトン☆
○の中には春夏秋冬のどれかを入れます。
1～3月生まれ…春
4～6月生まれ…夏
7～9月生まれ…秋
10～12月生まれ…冬
　
☆ルール☆
見た人はコメントを残して自分もやる事。
見ちゃった人、頑張って!
気分転換にやってみるのも良いかもよ！？

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1.結婚するなら何歳でしたい？
子供の頃、理想と考えていた年齢はもう過ぎた。
何歳でしたいと余裕で言える、素敵な時期ももう過ぎた。

2.子どもは何人欲しい？
0人でもいいが、3人以上は無理。

3.何歳で子ども産みたい？
だから！選択の自由があるという贅沢はもう終わったんだって。

4.理想の男性or女性は？
ハンサムでお金持ちの王子様。（こんなこと言ってると・・・以下略)

5.新婚旅行は何処に行きたい？
あちこち観光しに回って、クタクタになるようなところ以外の外国。

6.好きな人or恋人はいますか？
あはははははははっ・・・・・・・・・・・・・・。

7.その人の何処を好きになりましたか？
どんな話しも真剣に聞いてくれ、どんなことも真剣に受け止めてくれる。

8.デートでは手を繋いで歩きたい派？
その時の雰囲気。

9.結婚とはあなたにとって何ですか？
ひとりではないと言う安心感を与えてくれるが、ひとりではないことの煩わしさと責任もついてくるもの。

10.浮気に対してどう思いますか？
自分はしない。だから相手にも同じことを求める。

11.あなたが思う浮気とは？
内緒で異性と食事or遊びに行ったら。（許可を求めてからなら別)

12.離婚に対してどう思いますか？
人間だから失敗もある。出直したほうがいいと思うのならするべき。

13.願いが３つ叶うなら、何を願う？
健康。幸福。生きてる限りナイスバデーを保てる。

14.特技はありますか？
履歴書に書けるようなものはないです。

15.苦手な事はありますか？
街でルールを守らない人に出会った時、内心の怒りのテンションを下げること。

16.好きな科目は何ですか？
学生さん向けのバトンだったと言うことが、ここに来て判明。

17.嫌いな科目は何ですか？
毎日同じことを繰り返すのが何より苦手。

18.1月～12月で、どれが一番好きですか？
2月。

19.それは何故ですか？
生まれ月だから。空気の中に春の匂いが漂ってくるから。

20.あなたは今幸せですか？
幸せでないと、明日が楽しくないでしょう？
今日は今日で、辛いことがあってもさ。

悲しいVTR

少し追いついておきたいので、また『勝手にコメント☆』を。
前回はアンタッチャブルのラジオの話までだった。

■続く河本さんの寝顔編・・・ノーコメント・・・起きてる時の河本さんは可愛いけど。
(笑い的には最高！)
■井上さん編
ずっと以前のラジオか品庄軍か忘れたが、二人で井上さんの話をしていた。
確かこんな話。
品川「井上さんは吉本一のいい男だと思う」
庄司「新喜劇の畳の楽屋にいると、なんでこの人が？って感じだよね」
品川「アイドルが紛れ込んでいるみたいだからね」

実は私、それ以前に2・3度ルミネで次課長の「母を訪ねて・パロディ」のコントを見ている。
でもVTRばかり見ていて、井上さんの顔はよく見ていなかった。
品庄のおしゃべりを聞いて、次のルミネで井上さんに注目してみた。
事実だった。
ネタが面白いので好きだったが、その後ますます次課長が好きになった。
しばらくして次課長がブレイク。
世間も品庄の主張にやっと気付いたようだ。

■タカトシについて
漫才は面白かったと思う。
だけど「欧米か！」が出てくるまでは、他にも横一線のコンビがいた。
あの頃から漫才が、ルミネでも飛び抜けて面白くなった。

タカさんは、初めバラエティ乗り気じゃなかったのか。
やる気がないと売れないのがこの世界だから、面白い割りに出遅れたのも仕方がない。
ただタカさんがどんどん太り始めたのを見て、やはり無理してるのかなと。
是非ストレスを乗り切って、生き残ってもらいたいコンビだ。

■肉体美
品川さんがオチに使うって、河本さんもそうだけど、すっごく好きな人の証なんだと思った。
以前は自らが庄司さんのオチになっていたけど、オチを捨ててまで筋肉美に固執するのは、品川さんの負けず嫌いのなせるところなんだろうな。

■お宮参り
マダム路子さんの応答に大爆笑！
マダムとは最近良く一緒にTVに出ることが多い。
すずさんに教えてもらい、早速マダムのブログに飛んで、素敵な写真を見させてもらった。
満面笑みの庄司さんと、照れたようにふてくされている品川さんの顔の対比に笑った。

■訃報
中島さんが病床に臥したと言うニュースを聞いた時も悲しかったが、一番恐れていた結末になってしまった。

私がカンニングを始めてみたのも、まさにこの「虎ノ門」だった。
2001年4月から連続チャンピオンの座を守り抜き、ご褒美にレギュラーを張っていた品川庄司。
同年9月の刺客として送り込まれたのがカンニングだ。
竹山さんがアルバイト生活の不平を半ギレでしゃべり続ける漫才は面白かった。
(結果は品庄に軍配は上がったのだが、大接戦だった)

今日、この日のVTRを見た。
残されたご家族のことを思い、やたらと悲しかった。

心より中島さんのご冥福をお祈りいたします。

堪能！B'z ＬＩＶＥ DVD

今日はネットショップの宅急便が3度も家を訪れた。
安かったので勢いで買ってしまった『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』が楽天ブックスから。
何故か母がハマってしまったすぐき漬けも楽天ショップから。
そして待ちに待った、と言うか、今日届くか心配していたB'z『MONSTER'S・GARAGE』のDVDはAmazonから。
　
B'zのDVDは1ヶ月前にAmzonで予約していた。
でも届いた注文書には、配達予定日21日～22日・・・。
20日発売だから、普通店頭売りは19日。
1ヶ月前に予約した意味ないじゃん！と言いたいところだが、1500円OFFにつられただけだから、仕方ないかと諦めていた。

でも今朝Amazonから、前日配送済みのメールが届いた。
そして無事フラゲ日に見られることに。
そしてもう見まくり状態に。

自分が行ってないLIVE映像より、行っているLIVE映像の方が感動出来るって何故だろう。
行っていない方は、どこか覚めた目で見ちゃうのに。
外国人監督の凝った映像はちょっと目が疲れるけど、スタイリッシュに仕上がっている。
松本さんも稲葉さんも、すごく素敵に写ってるし。
当然「MVP」は見ながら一緒に振り付けやっちゃいました。(腕が疲れた)

まあね、正直言えば、稲葉さんも老けたよね。
その辺の42歳と比べればあれだけど。
で、ふっと思い出したのが、『嫌われ松子の一生』の要潤さん。
ドラマ見てるとき、「わっ、稲葉さんに似てる」と思うショットがたびたび出てくる。
それをキャプチャーして、しみじみ眺めていたのがまずかったかも。
25歳の要さんは若い頃の稲葉さんに似ているため、現在の稲葉さんがより老けて見えちゃったんだろうな。

でも現在の稲葉さんだって、間違いなくかっこいい。
声は『SURVIVE』くらいが一番好きだけど、今でも好き。
松本さんの指が動かなくなるまで、稲葉さんの声が出なくなるまで、この二人ならLIVEを続けてくれるだろう。
そして私も、ずっと立って踊って歌ってるのがしんどくなるまで、LIVEに行き続けているだろう。

ひとつだけ疑問。
「B'zが好き」って素直に人に言えないのはどうしてだろう。
(ブログに書くのも勇気がいる・・・)
ミスチル好きって、みんな簡単に言えるし、私もその方が楽なんだけど。
暑苦しいまでにロックしてる二人が好きなのに、それを人にわかってもらえるとは思えない。
CDもDVDも人にお勧めできない。

B'zファンは深く深く潜行し、お日様の当たるところには出てこない。
今DVDを何度もリピートしながら、まるでそんなことはなかったような顔をして、明日も会社や学校に出かける。
私もそのひとりだ。

ミラクルはふぇいす！

少し前に携帯で撮った紅葉。
今はこの紅い葉もすっかり落ちてしまった。
もう半月で今年も終わるんだね。

品川さんがブログを開始してから、週１で『勝手にコメント』をやる予定だったのに、あれやこれやですっかり遅れを取ってしまった。
品川さんはちゃんとブログを更新してくれてるのに・・・。

最近のブログは、交流のある芸人さんたちのことがよく書かれている。
エアギター世界一のおおちさんの話。
去年のM-1覇者・小杉さんの話。
アンタッチャブルのラジオに出演した話。
そして次課長にタカトシ。

ただ一緒に飲みました、遊びましたと言う報告ではなく、彼らの人柄の良さや芸人として優れているところをきちんと紹介している。
山ほどいる芸人さんの中には、もしかして余り好きじゃない人もいるかもしれない。
そんな人の中からも、品川さんは良いところを探し出してしまうような気がする。
あ、もちろん上記の芸人さんたちは好きな人たちばかりだろうけど。

そして交遊録の間に挟まれる品川さんの『芸』『笑い』に対する考察が何より楽しみだ。
ここでの引用は出来ないが（もちろん著作権)、小杉さんの話の中の、『ツッコミ論』は実に鋭い。
庄司さんのツッコミとはスタイルが違いうにしても、是非読んで、何か感じて欲しい気がした。

アンタッチャブルとのラジオは楽しかった。
残念ながら難視聴区域なので、本編の方は一部聞き取れなかったのだが、（どこが作りなのかはわかったけどね)その分、番組終了後のpodcastがあった！
せいぜい10分くらいかと思っていたら、DLにえらい時間がかかる。
結局30分近く、1本の番組になるほど延長戦がついてきた。

一番面白かったのは、やはり相方の話かな。
最近はケンカしてないし、いい関係を保っているサイクルのようだ。
プライベートでは品川さんはまったくボケなくて、庄司さんが良くボケるとか。
柴田さんが「庄司くんを20歳くらいから知ってるけど、未だによくわからない」と言っていたけど、なんか納得。
庄司さんは単純バカそうで、それほど単純ではないからね。(バカは否定してないのかっ！)

「品さん」「いや、呼ばれてないから」のやり取りをを次課長とひと回るする話は爆笑。
「品さん」「ともはるんば」「じゅんじゅん」「イノセントワールド」
井上さんの名前が変化しすぎて、原型留めてない・・・。

そしてミラクルの現場での返事は「フェイス！」
芸人さんと一緒に仕事してると、きっと楽しいことがいっぱいありそうだね。
自分の番が回ってきたとき、うまくボケられるかドキドキしそうだけど。

5分間の謎

来年の品川庄司関係のチケットが、もうかなりの数になっている。
これでいいのか？！
いったんハマると深く狭くなる性格ゆえ、これはもうしようがない。
たまには他のライブも、お芝居も行ってみたいよと思いながら、ついつい乏しい懐具合もあって選ぶのは品庄。
いいんだ、これで！

更新をサボってしまったが、この間も8日にルミネに行っている。
今日は淋しく一人・・・。
前半が辻本さんの新喜劇、後半がネタと普段とは入れ替わっている。
(多分大阪の人が多いので、新幹線の都合かと)

演者さんは：前説・ジャンピングニー（写真)
ネタ組・品川庄司、井上マー、ハリセンボン、カリカ、ハローバイバイ、POISON GIRL BAND

後半トップバッターで出てきた品川庄司。
いつもと様子が違った。
ちらっとしゃべった後、いつものような流れがない。
いきなり本ネタ。
しかもいつもの「取調べ室」ではなく「カッコ良く銃で撃たれて死ぬ演技」だ。

去年のM-1、品庄はこのネタで決勝戦の1回戦を戦った。
決勝のラストに残ったら、「取調室」で勝負する予定だったのだろう。
年が明け、ルミネで品庄はM-1で披露したネタを封印してしまった。
結局披露することが出来なかった「取調室」の方を1年間やり続けた。
このネタならラストに残れたのだろうかと言う問いかけのように。

唐突に始まった本ネタ「銃で撃たれるシーン」
・・・・・・・・・・
私には悲しい答えしか出せなかった。
蒲田ネタ～よかろうもん～ワキガッパ。
ここで十分笑わせてからの本ネタと、それらを飛ばしての本ネタでは、明らかに違うのだ。
これが「取調室」であっても、同じ結果だったと思う。

10分間、時にはそれをオーバーして、まるでひとつの舞台のように漫才を完成させていく品庄にとって、時間制限は致命傷だった。
舞台に喩えて言えば、『起承転結』の『転結』しかない感じ。
『起承』がなければ、お客さんについて来いと言っても無理なのだ。
短い時間で『起承転結』させられない品庄が悪いと言えば、まったくそのとおり。
長編作家が短編小説を書いて失敗するのと同じだ。

この辺のことは以前にも書いた気がするが、この日の『短編漫才』を見て、心の底から納得がいった。

何故こういう構成になったかはわからない。
他の仕事があって、短い時間で済ますしかなかったのかもしれない。
大声では笑えなかったが、見納めになるかもしれない「銃で打たれるシーン」がもう一度生で見られて嬉しかった。
そしてもうひとつ。

いつも通り「もういいよ」と言う庄司さんのツッコミで二人揃ってお辞儀。
そしていつもならこのまま無言で舞台袖にはけて行くのだが、ちょっとビックリすることが。
「どうもありがとうございました」
お辞儀をしながら品川さんがこう言ったのだ。
今まで一度も聞いた事がないお別れの挨拶。
思わず年内解散？とすら思ってしまった。

時計を見たら、品庄の出番は5分を切っていた。
呆然としていたので、次のマーさんのネタを殆ど見ていなかった。
いつもとは違うネタだったのに申し訳なかった。

ハリセンボンも身を入れて聞いてなかったが、これで何度目だったかのネタのテンポが以前よりよくなってると思う。
売れて舞台を忘れる芸人と、自信に溢れてよくなる芸人さんと、ハリセンボンは後者になりつつあるし、この姿勢を守り通して欲しいと思った。

カリカのネタは、以前TVで見た「面接」だった。
家城さんのキャラが大好きな私としては、もっともっと活躍して欲しい二人だ。

ハローバイバイ、テンポアップしすぎ・・・。
まるで早送りで見ているようなテンポだ。
じっくりやったら面白いコントだと思うのにもったいない。

POISON GIRL BANDは、Bコースと共に、今私が一番面白いと思っているコンビだ。
（TVに頻繁に出ている人たちを除く)
と思っていたら、やっぱりM-1の決勝に残った。
この日も品庄が残していった鬱を忘れるほど笑わせてもらった。
是非、是非、是非！頑張ってもらいたい！

「年内解散」なんてとんでもないことを考えてしまったが、無論それは一瞬だけのこと。
年末年始の露出は半端じゃないし、品川さんはブログで新ネタ作ると言っていたし、来年も品庄と共に歩んでいく覚悟だ。

迷宮からの脱出？―STAY―

『チョコレート』も『ネバーランド』も好きだったので、監督の名前につられてこの映画を見た。
私は映画を見る前にHPをチェックするタイプだ。
だいたいどんな内容かわからないと落ち着かないのだ。

そしたらこんな妙なリンクを見つけた。
「恵比寿ガーデンシネマ限定・迷宮からの脱出」
どうやらここで映画を見ると、パスワードを教えてもらえるらしい。
見終わった後に疑問点を人に解明してもらわないとわからない映画なのか・・・。

映画を見た後、HPがこうしたコンテンツを儲けた理由が少しわかった。
イリュージョンスリラーと銘打っただけあって、確かに不思議な映画だった。
「なぜ、サムのズボンの裾は短いのか」
主人公サムのズボンの丈がかっこ悪いほど短いのは、映画の中ですぐに気付いた。
だがこの疑問を読んでいなかったら、その答えにまでは辿り着けなかったかもしれない。

【ステイ】　2005年・アメリカ
　　監督：マーク・フォスター
　　出演：ユアン・マクレガー/サム、ナオミ・ワッツ/ライラ
　　　　　ライアン・ゴズリング/ヘンリー

冒頭のシーンはかなり重要だ。
ここですべてわかってしまう人はわかってしまう作りになっている。
残念ながら私はぼんやり見ていただけで、何も気付かなかった。

〔ストーリー〕
精神科医のサムは、前任者から引き継いだヘンリーと言う患者から「3日後の21歳の誕生日に自殺する」と言われる。
その自殺を何とか阻止しようとするのだが・・・。
ヘンリーの予言どおり、突然振り出す雹。
サムが恋人のライラに渡すつもりで持っていた婚約指輪。
ヘンリーが尊敬し、同じように21歳で自殺した画家。
何度も出現する親子連れ。
散りばめられた謎のすべてが、最後に解き明かされる。
その真実とは？

正直に言うと、ワクワク引き込まれるほどではない。
見終わった後も、何だか「こういう解釈でいいんだよね？」という疑問が残る。
そこで冒頭の「迷宮からの脱出」なのだ。
へぇ～と思う部分(ズボンの裾の話とか)、あ、それでいいのねという部分が半々かな。

どちらにしてもこういうサイトで映画の内容について確認しなければならないというのは、釈然としない話だ。
ある意味、日本の映画会社が余計なことをしてるとも言える。
疑問を持ったまま、自分の頭の中だけで解決して欲しかったんだろうな、監督は。
『チョコレート』や『ネバーランド』はお勧めできるが、この映画は頭を捻って考え込むのが好きな人にしかお勧めできない。

万が一レンタルDVDで見てしまい、パスワードを知りたいがわからなかった方の為に。(映画公開はとっくに終わってしまっているので)
http://movies.foxjapan.com/stay/
「迷宮からの脱出」のパスワードは＠ブルックリン橋＠
(映画を見る前に覗かないでください)