勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

クッキーが踊り、ネコが歌う

2008-05-28 | TVや舞台やスポーツのお喋り
前回のエントリーを見たら、3か月以上も前の「庄司智春単独LIVE」のレポだった。
次のLIVEは5月…と言うことだったが、日時が発表になったのは5月半ば。
チケット発売日から当日まで2週間と言う慌ただしさだ。

しかも今回はウィークデー。
前回は物珍しさも加わって、東京近郊以外からのお客さんも多かったが、ウィークデーともなるとそうはいかない。
入りは7分くらいかなと思ってたら、だいだいそんな感じだった。

前回、今回と中目黒ウッディシアターに足を運んでみて、確実に言えることは今回の内容の方がずっとよかった、と言うことだ。
端的に「面白かった」

1時間、VTRを挟みながらもたったひとり、舞台でコントを演じ続けた。
内容はバラエティに富んでいて、客を飽きさせない。
個人の趣味もあるが、多分1つくらいはお気に入りのコントがあったと、見に来たお客さんは思っているんではないだろうか。

■オープニングコント
いきなり出落ちになりかねない女装コント。
しかも片ちちはみ出した女性タレントとスタッフのやり取りだ。
前回私には不評だった人形の代わりに、今回はマネキンを使っていた。
動かない、絡めないので、ひとりコントの邪魔にはならなかった。

■代役
庄司さんの動きの面白さを存分に活かしたコント。
ネタばれだが、何も知らずに代役として呼ばれた(多分売れない)俳優。
彼が演じたのは「セ○ミスト○ート」のクッキーモンスターだった。
マペットのエ○モさん・ビッ○バードなどと絡みながら踊る庄司さんの動きに爆笑だった。

■別れるなんて言わないで
マネキン女性にすがりながら、別れないでくれと言う男性のコント。
もっとも台詞が難しいコントだった。
噛んだら終わりと言う長い台詞(ネタ)はよく練り上げられていて面白い。
難を言えば、庄司さんが役を作り過ぎてしまったこと。
ネタの部分は普通にたたみ掛け、泣くところだけあのキャラだったらもっと聴きやすかったと思う。

■ライオンとウサギとゾウとネコ
今回最も私のツボだったコント。
定番の少女マンガのラブストーリーのパロディだ。
遅刻しそうになって走る男女がぶつかり喧嘩…転校生はその時の少女…親友の告白…そしてお互いの気持ちを確かめ合い…。
よくある話を演じるのは庄司さんひとり。
それも自らは黒子として、動物のお面をかぶり、流れてくるセリフに合わせて動くだけ。
先生役のネコが「Lalala Lovesong」(無論口パク)を歌い出した時には手を叩いて爆笑だった。

■ナルシスト
前回に続いて、またこのヒーロー?の登場だ。
多分今後の単独にも必ず登場するだろう。
前回はわかりにくかった部分を、きちんとしたストーリーにしていた。
なぜナルシストが心中しようとしている男女を止められる力があるのか以前謎だが…。
(もちろんこれもヒーロー物のパロディで、追及すべきところではない)

庄司さんはこの「ナルシスト」こそ自らの分身と考えているのだろうか。
コントが終わった後のコーナーで、お客さんとゲームをし、自分が負けたらこの「ナルシストステッカー」をプレゼントすると言う。
客が庄司さんにプレッシャーをかけ、チャレンジするゲームを失敗させるというコーナーだったが、罵声のほとんどは最後列に陣取った後輩芸人からだった。
(笑えるものばかりだった)

庄司さんが成功したのはマシュマロキャッチ5回連続だけだったので、私たちは無事このステッカーを手にすることが出来た。
フリ○クサイズというのも庄司さんらしい。
帰宅してからフ○スクに貼ってみたのが上記の写真。
(伏字は検索ロボットに引っ掛からないため・無用なCMトラックバックはいらない)

お土産はステッカーだけではない。
明らかに前回より成長した庄司さんの舞台。
次は6月下旬か7月初めだという言葉が、一番大きなお土産だった。

追記:
庄司さん自身、どこでも告知していない単独LIVEにどうしてお客さんが来てくれるのかと言う質問をしていた。
殆どのお客さんの答えは同じだ。
改めて…
いち早く、そして何より長年に渡って情報提供をして下さる『品庄軍データベース』と、その管理人であるゆきぃるさんに感謝の言葉を贈ります。
Comment (1)
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