勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

サクサクLV上げ

2007-04-29 | ブラゲのお喋り
LV1の旅人に戻った私は、早速戦闘を開始した。
装備はアクセサリーにアイアンリスト+2(防御6×3)だけ。
ペットは犬4(ドックフォー)LV13とLV8。
すでに【初めの通行証】も【西の通行証】も持っている私は、無論「花畑」なんかには行かない。

「初めの門」を抜け「輝く草原」へ。
さらに「銅の門」を抜け「フォルク平原」へ。
このたった6戦で、一気にLV4になってしまった。
「花畑」で何度も戦って上げたLVをもうクリアだ。
なんか笑ってしまった。

だが笑ってる場合ではない。
「グランデュール城下町」に戻って、すぐさま転職だ。
まずは【見習い武道家】を選ぶ。
用意してあったレンジャーハット・きこりの服(上・下)に着替え、力の拳とサブナックルを装備する。

するすると西へ向かい、「フォルク平原」「アロン森」を抜けて「半獣の村」へ。
そこで初めてポーションを10個ばかり買う。
そう、ここまで回復の薬草すらいらなかったのだ。

「ホークルタワー」で連戦しているうち、あっという間にLV10に。
慌てて「花の羽根」を使って城下町にワープし、儀式の衣に着替えて転職。
次の職業は【見習い盗賊】
服は前のままで、武器をきのこ狩りナイフにし、ロングシールドを持つ。

転生前、最後に選択したスキルは、別のスキルを選択するまで使えると聞いたので、私は一番強いスキルの「X斬り」を選択しておいた。
だからLV10の「見習い盗賊」なのに、「戦士」マスター後のスキル「X斬り」を使う。
それも「きのこ狩りナイフ」で。

今度は同じ西でも「フォルク平原」から「ぴのこの森」へ行き、「ぴのこ村」を経由して「水の塔」に向かう。
LV10で「水の塔」だ。
転生ってなんて気持ちいいんだろう。

ここでもサクサクとLVは上がり、またしても「花の羽根」で戻る。
この僅かな時間で、何度目かの儀式の衣姿となり転職。
今度は【見習い戦士】だ。

LV16になったので、これも用意していたスノボ上着とズボンに着替え、鉄の兜をかぶる。
武器はそのままだが、LV18になったら使える「暗殺者のナイフ」を持っていく。
「きのこの傘」を使って「ぴのこ村」にワープし、今度はポーションを満タンにして「水の塔」へ。

さすがにもう笑ってしまうほど早くLVアップすることはなかったが、それでも早い。
しかもLV16の「見習い戦士」が、あっさり50階の「居住区」まで達してしまう。
さらに進んで60階に到達した頃には「見習い戦士」もジョブマスターしてしまう。

「ワープ」「儀式の衣」「転職」の慣れた作業。
LV22で選んだ職業は【戦士】
ここで初めて「X斬り」が使えなくなる。
どうやら「戦士」マスタースキルは、「戦士」になったとたん消えるらしい。

だが私にはもちろん「エナジースラッシュ」がある。
転生前に取りに行った「命の書」を使ってエナスラをマスター。
私のスキル選択欄には「強打」(旅人マスタースキル)「正拳突き」(見習い武道家マスタースキル)「スリ」(見習い盗賊マスタースキル)「大斬り」(見習い戦士マスタースキル)に「エナジースラッシュ」が加わった。

「戦士」をジョブマスターするには16LVかかる。
それを一気に「水の塔」で上げてしまうつもりだ。
ブロンズヘルム・レグス・シールド、氷のローブと暗殺者のナイフ。
防御は58しかないが、HP388・攻撃力150もある。
「水の塔」51~74階で戦うには十分なステータスだ。

朝日が昇り始めた午前6時、【戦士】をジョブマスター。
午前0時を回った頃に転生し、1に戻ったLVを一晩で38に上げていた。
疲れたけど、こんなに楽しい時間を過ごしたのは久しぶりだった。

―装備―メイドカチューシャ・ピンクメイド服・ピンクメイド靴・メニュー・カフェセット
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転生は上手くいったか!?

2007-04-27 | ブラゲのお喋り
準備が完了したので、いよいよ転生することにした。
転生する際は、転職の時と同じ儀式の衣に着替えた上、アクセサリーもすべて転生玉に替えなくてはならない。
その時に自分のステータスを記録しておく。

そしていよいよギルドに入り、転生ボタンを・・・。
もうドキドキしてなかなか押せない。
え~い、最悪の結果だったとしても、自分で決めたことじゃないか。
転生ボタンーON!

   【○○は別の道を進むことになるだろう】

そう表示され、ギルドの外に出る。
震える手で自分のステータス表を開く。
何より気になるのは、もちろんHPの数字。
265・・・265?

282が最高数字なのでそれより少ないが、決して悪い結果ではない。
ほっと胸を撫で下ろし、他の数字も比べてみる。

  HP:564→265
 攻撃力:255→127
  魔力:28 →14
  魅力:70 →34
   運:13 →5
 火属性:43 →17
 水属性:14 →6
 風属性:55 →21
 土属性:9  →3

攻撃力・魔力・魅力はほぼ50%を引き継いでいる。
運と属性は下がったが、これ以上望んだら罰があたりそうな結果だ。
HP30・攻撃力5だけで始まった私の冒険は、HP265・攻撃力127を持って続くことになった。

 ―装備―ラブマフィ帽・ブルーカーガール・ピンクステージ・スターチスブーケ・フルート
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命の書

2007-04-25 | ブラゲのお喋り
おっといけない。
転生の前にしておかなければならない重大な任務があったっけ。
「命の書」をとってこなければ。

ここまでいろいろ書いてきたのに、大切なことを書き漏らしていた。
プレイヤーがスキルを得るのは、主に選択した職業をマスターした時だ。
旅人→強打、見習い戦士→大斬り、戦士→X斬り・・・といった具合。

それとは別にラーニングスキルと言うものがある。
その代表が「命の書」から学ぶ「エナジースラッシュ」(通称エナスラ)なのだ。

エナスラは実に便利なスキルだ。
プレイヤーが通常選択するのは、このエナスラだろう。
何故便利かと言うと、敵を攻撃しながら、最大値プレイヤーのHPまで敵に奪われた体力を回復することが出来るからだ。

簡単に言うとこんな感じ。
 ―○○はエナジースラッシュを繰り出した。
  △△に200のダメージを与えた。
  ○○は100回復した―

「命の書」はどうやって取得するのか。
ぴのこ村の先にある「試練の森」から「試練のほこら」に入り、「試練の洞窟」を進んで、「試練の間」で「王者の霊」と戦う。
勝利すると必ず「命の書」をドロップしてくれる。

だがこの「試練の洞窟」がなかなか厄介なのだ。
現れるモンスターの殆どがペットの攻撃を封じてしまうので、自分の力だけで戦わなければならない。
しかも「試練の間」に入っても、「王者の霊」は簡単には出てきてくれない。
うっかりすると手持ちのポーションが切れて帰還を余儀なくされたり、下手をすれば死んでしまったりする。

「命の書」を手に入れることが出来る大体の目安は、HP350以上と言われる。
私はうっかり忘れていて、400ほどになってから取りに行ったので、比較的簡単に手に入った。
それ以来ずっと長いことエナスラのお世話になってきた。

このゲームの世界ではすべてのペット・アイテムを人に売ったり譲ったり出来る。
例外は5つのアイテムだけだ。
属性の塔の主が落とす「水・土・風・火の紋章」、そしてこの「命の書」
譲らない、売らないではなく、そう出来ない仕様になっている。

転生すれば当然これまで覚えたすべてのスキルがなくなってしまうので、「命の書」を取りに行けるようになるまでエナスラが使えない。
こんなことになったら大変だ。
念のために二つ手に入れて、転生準備は終了した。

 ―装備―日本のメイドさん(お団子娘)
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お帰りなさ~い

2007-04-23 | 日常のお喋り
仁くんを初めて見たのは(無論TVで)、多分6年くらい前だと思う。
当時土曜日の深夜0:00~「裸の少年」~「愛のエプロン」と言うコンボを毎週見ていた。
「裸の少年」は風間くんがメインMCで、仁くんと長谷純とジミー(引退)と田口くんかな?がフロントでサブMCを務めていたJrの番組だ。

ゴールデンでJrの番組をやっていた頃は、タッキーと現嵐のメンバーが中心だった。
そこに仁くんも出ていたのかもしれないが、私は山Pしか記憶にない。
「裸の少年」も時々山Pがロケ参加するんで見ていた感じだ。

その頃の仁くんは「ヘタレ」で有名だった。
水泳の時に高飛び込みが出来なかったからだと記憶している。
だがその後聖くんが2代目「ヘタレ」と言われかけた時、仁くんは彼を庇うように思い切って飛び込んだ。
この時の印象が今でも残っている。
自分の為には出来ないのに、人の為には頑張れる子だと。

その後、番組が時間帯を移動したこともあり、仁くんも見かけなくなった。
あの「ごくせん2」まで。

でも「KAT-TUN」には余り興味がなかった。
デヴュー曲をB'zの松本さんが提供したので、ちょっと興味を抱いたが。
どちらかと言うとまだ山P派で、KAT-TUNでは一番好き程度だった。

いなくなってしまった後、どうしても気になって仕方がなかった。
最初から最後まで「戻ってくる」と信じて疑わなかった。

去年の12月だったか、横浜の小物屋さんで普段用カバンを買った時、レジの後ろに仁くんのポスターが飾ってあった。
「ラスト1枚」と書かれていた。
つい買ってしまった。
それ以来仁くんのポスターは、本人の帰国を私と一緒に待ち続けていた。

うちの母曰くー
「顔は山Pの方がいいのよね。でも仁くんには色気があるのよ」
よく私の部屋でポスターを眺めていた。

あとは私が一番好きな曲【Hesitate】がCDになってくれればな。

  一億の人の中一つ キミという居場所みつけたよ (Jin Akanishi)

今度こそ本当に彼が居場所を見つけてくれたことを祈ろう。
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転生

2007-04-21 | ブラゲのお喋り
転生。
これはLV30以上のすべてのプレイヤーに与えられた権利だ。
転生するとレベルは1に戻り、これまでの職で得たスキルもすべて失う。
ステータスは30%~50%を引き継ぐ。

休みの日に、私は1日かかってシュミレーションしてみた。
その時の私のステータスはLV85・HP564・攻撃力255・魔力28・魅力70・運13・火属性43・水属性14・風属性55・土属性9
HPは最高282、最低169となる。

正直最低のステータスになってしまったらと思うと怖かった。
これまでの3ヶ月の努力が泡と消えてしまう。
HP169と言うハンディなど、多分LV30くらいまでしか持たないだろう。

それに転生したら、今度こそは慎重に職選びをしなけらばならない。
現在の主流は見習い武闘家~武闘家~魔闘士~見習い戦士~戦士~重戦士~覇者のコース。
どの職業もHPが上がりやすく、特に重戦士と覇者には装備できないものがないと言う便利さだ。

だが転生しても私は騎士の道を捨てたくなかった。
ずっと先のことになるかもしれないが、海賊と言う職業にも憧れる。
覇者への道も捨てがたい。
それぞれの職のマスター期間を計算し、ようやくこれならと言う計画が出来上がった。

まず見習い武闘家。(これをマスターすると、格闘系しか持てないこてという武器が装備出来るし、将来の覇者への道にもつながる)
次に見習い盗賊。(この後盗賊をマスターすれば、その上級職が海賊)
そして見習い戦士。
ここまでで22レベル。

次が戦士。(マスタースキルのX斬りは戦士には欠かせない)
これで38レベル。
次がやっと騎士。
これで54レベル。
そして黒騎士。(マスタースキルの神殺しは4聖獣討伐に最適)

進む道が決まったら、必要なのは思い切りだけだ。
4月18日、正確には0時を回っていたから19日に、私はついに転生した。

 ―装備はまるで関係ない大人気のメイドコス―
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決断の時

2007-04-19 | ブラゲのお喋り
最初は誰も旅人だ。
HP30・攻撃力5・所持金30G以外には何も持っていない。
花畑で修行し、LV4に到達すると、プレイヤーは初めて自分の進みたい道を決めることが出来る。

私の最初の職業は「見習い戦士」だった。
LV10で「騎士」、LV26で「聖騎士」、LV57で「戦士」、LV73で「竜騎士」
これがこれまでの私の職歴だ。
この後LV104で「黒騎士」、LV135で「重戦士」、LV166で「英雄」に進む予定でいた。

だがLVが進むに連れ、様々な要素が加わり、私は自分の職選びに疑問を抱くようになった。
「聖騎士」は戦士系の職の中でもっともHPの伸びが悪い。
「重戦士」が8~12上がるのに比べ、「聖騎士」は4~6、ひどい時は3だったりした。
その為、戦士系なのに頼みのHPが最低の状態で属性の塔の上階で戦う羽目になった。

次に「竜騎士」を選んだのは、洞窟レアものである優秀な剣を手に入れる望みがほぼ絶たれたからだった。
洞窟レアものはLV80で装備出来る「魅了の剣」に始まる。
だが当時「買いたい」掲示板には「魅了の剣求む」のスレが山のように立ち、その殆どにレスがなかった。
もう諦めるしかないと思い、安くてそれなりの性能を持つ槍を持てばスキルが活かせる「竜騎士」への道を進んだ。

ところが「ゴルポヨ」が運命を変えた。
「コアラ祭り」限定のこのキャッシュペットを、私は買えるだけ買い込んでいた。
値打ちが上がることがわかりきっていたからだ。
私はこの「ゴルポヨ」3体と交換で、「魅了の剣」を手に入れてしまった。

「ゴルポヨ」効果はまだまだ続く。
240万Gまで跳ね上がっていた去年のキャッシュペットで、「ゴルポヨ」出現まで高レベルプレイヤー愛用だった「ドックフォー」も買えてしまったのだ。

「ドックフォー」(通称犬4)はレベル比例のペットだ。
LV1ではその強さを実感することが出来ない。
「犬4」を育てなければ。
だが塔の上階や洞窟へ連れて行くのは無理だ。
自分のレベル上げを犠牲にして、犬4を育てるには時間がかかりすぎる。

職業選択のミス、低いHPへの悩み、犬4の育成。
この3つの要素が絡み合って、私はついに転生を決意した。

 ―魅了の剣―エンジェルリング・パープルドレス・水の秘薬
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洞窟に行ってみる

2007-04-17 | ブラゲのお喋り
LVが上がるに連れ、攻略しなければならないマップがもうひとつ出来た。
『闇の洞窟』だ。
プレイヤーがこの洞窟を訪れる理由はたった一つしかない。
ここのドロップ品こそ、このゲームの世界で最高峰に属する装備ばかりなのだ。

もちろんその装備(剣や鎧)は簡単には落ちてこない。
簡単どころか、まず拾えない。
聞くところによると、ひとつのアイテムに狙いを定め、それが落ちてくる場所で2万戦を戦う覚悟が必要だと言う。

2万戦・・・。
一日の限界は2千戦だ。
それも休みの日にずっと家にいて、可能な数字だ。
(集中力が続く人は5千戦くらい出来るのだが)
休みの日ばかりではないので、2万戦するには20日くらいかかる。

打ち明け話をすれば、私は決して粘り強い性格ではない。
狙ったアイテムが落ちてくるまで、同じ場所で20日間も戦えない。
当然ドロップ品もゼロ。

「闇の洞窟」の入り口は「死者の国」の一番奥にある。
「死者の国」の鍵は「白の塔」の最上階にいる「死神の使い」がドロップする。
だがすぐに「死者の国」へ入れるわけではない。
このマップで出現するモンスターは「不死族」だ。
聖なる武器を装備していないと、攻撃することは出来ない。

聖なる武器は攻撃力が低い。
LV70になって持てる信仰系の武器でやっとまともに戦えるようになる。
装備LVに達する前、かなり無理をして私は「信仰の大剣」を手に入れた。
いよいよ洞窟へ入っていく決意を固め、私は「信仰の大剣」を装備しようとした。

出来ない・・・。
当時の私はLV73の竜騎士だった。
この時初めて、騎士は「信仰の大剣」を装備できないことを知った。
同じ戦士系なのに重戦士は装備できて竜騎士はダメ。
仕方なく数段能力が劣る「信仰の槍」を買ったのだが。

洞窟でのアイテムドロップもレベル上げも不可能だった。
毎日低いHPで「弐式ゾーン」を越える危険も限界だ。
幾ら遭遇率が低いとは言え、そろそろ5%の可能性に近づいている。

とうとう限界がやって来た。
そう思った時、私はひとつの決断を下した。

 ―信仰の槍とヴァルカンの盾を装備―
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「弐式」ゾーンを越える

2007-04-15 | ブラゲのお喋り
まさかネットゲームで経済や相場の勉強をしようとは、夢にも思わなかった。
狭い世界だが、狭い世界なりに、いや狭い世界だからこそ、ダイレクトに経済の動きが伝わってくる。
相場は1日単位で変わってくる。
1週間ログインしなかったら、まったくの相場音痴になってしまう。

その話はひとまず置いておくとして、「コアラ祭り」の間に私のLVは75まで上がっていた。
LV75からは属性装備の1ランク上である∞が着られるようになる。
だが同時に、今までと同じところにいたら簡単にはLVがあがらなくなってきた。

そこで私は賭けに打って出ることにした。
水の塔の75階を越える決意をしたのだ。

75階を越えるのに、どうしてそこまで覚悟がいるのか。
それは75階が「弐式ゾーン」だからだ。
「弐式」とは何か。
それは各塔の主である4聖獣よりも強いモンスター。
HP1000以下だと、瞬殺される可能性80%と言われる。

当時の私のHPは500程度。
出会ったらまず死ぬしかないのだ。

ひとつだけ救いがある。
75階で100戦したとして、「弐式」と出会う確率は5%程度なのだ。
通り抜けるには3戦すればいい。
100戦で5%の確率なのに、3戦で出会ってしまったら運が悪いと諦めるしかない。

何度かこの75階を越えたが、その間のスリルは堪らない。
やがては調子に乗って85階も越える。
「弐式」が出現するのは各塔の75階・85階・95階のみ。
そこを無事に通り抜け、私はLVを上げ続ける。

だがそれもやがて限界に達する日がやってくる。

 ―ヴァルカンフル装備―頭鎧・鎧・足鎧・ヴァルカンの剣・サブヴァルカンの剣
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金次第で動く奴

2007-04-13 | ブラゲのお喋り
そして「コアラ祭り」最後のブーム、そして未だに続いている「ゴルポヨ」ブームがやってくる。
この「ゴルポヨ」は、ゲーム世界の経済バランスを根底から覆してしまう凄い奴だった。
当時そこまで予想できたプレイヤーがどれだけいただろうか。

このゲーム内でもっともポピュラーなモンスターは「ぽよ」
最弱だが、様々に姿を変え、いろんなマップにも出現する。
そして今度は「ゴルゴ13」気取りの「ぽよ」がキャッシュペットとして登場した。

このゴルポヨ、なんと金次第で強さが変わる。
所持金1G~ゴルポヨ一歳、1000G~ゴルポヨ八歳、1万G~ゴルポヨ十四歳と年齢が変わる。
10万で二十二歳、100万Gで三十歳、1千万Gで三十一歳、そして1億Gを所持していると年齢不詳に。

その強さはほぼ倍、倍と上がっていく。
財産なんかない私は二十二歳しか使ったことがないが、それでもこれまで持ったどのペットより強かった。
無理すれば100万Gはあるが、万が一死んでしまった場合はペットと同時に所持金も失うので、とても100万Gを持って戦闘する気にはならない。

だがあるところにはあるんだね。
1億Gを持ち、年齢不詳を連れ歩く人がちらほら。
それも攻略がもっとも難しいとされる「魔界」で。

こうなるともう、ブームは止まらない。
普通のプレイヤーですらなんとか100万Gをかき集め、高レベルプレイヤーは1千万Gを平然と持ち歩く。
当然Gの流通は止まり、ゲーム内経済は空前のデフレへと落ち込んでいった。

 ―ちょんちょん帽子・レインスリット・コアラのクッキー(レトロ中国のドロップ品)
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ギターとベースをゲットせよ!

2007-04-11 | ブラゲのお喋り
レトロカーブームが一段落した頃、次のブームがやってきた。
『レトロイギリス』に出現する「ユーカリーズ」が落とすギターとベースだ。
『レトロアメリカ』がマフィアの世界なら、『レトロイギリス』はビートルズの世界。

だが「ユーカリーズ」に遭遇することさえ稀なのに、ドロップアイテムをゲットするのは不可能だった。
最終日まで『レトロイギリス』で頑張ったが、ついにギターもベースも手に入らなかった。
代わりに手に入れたのがこのチビたち。
十分可愛いんで、満足だけどね。

 ―ポップリボン・ブラックメン・ウキウキギターコアラ・ノリノリベースコアラ
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