本日13時から、Ver.5.0 の予告番組が配信された。
1年に1度、新しい国が実装される時にだけ、配信される番組だ。
進行役は miHoYoの社長Daweiさんだ。
私は新しい国「ナタ」の風景デザインがあまり好きではないので、期待感は薄かった。
某ポ〇モンみたいな龍も好きじゃなかった。
新キャラクターのヴィジュアルも、これっていうのがなかった。
だいたい私のゲームサイクルは、4年、になってる。
最初は楽しかったゲームも、3年目くらいから飽きてきて、
4年くらい経つと、他のゲームに移行してしまう。
「原神」も4年やってきたからね、そろそろその時期かなと思ってた。
だから最近のアンケートにも、要望を書きながら、期待はしていなかった。
スタレやゼンゼロに客を取られたって、所詮同じ会社のゲームだし、
miHoYoの地位を脅かすほどのゲームは、まあないと言っていい。
そういう状態が、彼らから「原神」をよくしようという情熱を奪ったんだろうと。
だけど、そういう旅人の気持ちを、誰よりわかっていたのは彼らだったようだ。
ガチャが回らない、とか具体的な話ではない。
「熱が冷めている」という、実は末期に至る恐ろしい状況が広がっていた。
原因を辿れば、いろいろとあるし、人それぞれだと思う。
期待していたディシアというキャラの、期待外れの能力だったのかもしれない。
砂漠という殺風景な風景の中で、下へ下へと広がる分かりづらいMAPが続き、
さらにはボイスのない(しかも理解力がない人には難しい)世界任務が営々と
3部まで続いたせいなのかもしれない。
あるいは私のように、フォンテーヌのメインストーリーがつまらなく感じた人。
最初からストーリーに出ていたのに、ガチャでの実装が先延ばしになったうえ、
思ったより強くなかったキャラが続いてしまったせい。
ヌヴィレットやアルレッキーノのように、明らかに強すぎるキャラが生まれて、
過去キャラが使えなくなるという不安。
数え上げたらキリがなかった。
あのハッシュタグ「教令院をぶっ潰せ」で盛り上がったスメール初期。
みんなが力を合わせて、幽閉されていた「神」を救い出すという爽快感。
かつてのマーベルのアベンジャーズみたいな展開・・・。
マーベルがD社によって、ボロボロにされたように、
「原神」もこのまま廃れていくのかな、っという危惧はずっとあった。
D社が際どいところでWOKEからWOKEしたように、
「原神」も蘇ってくれと、微かな希望は持っていた。
そして「ナタ」がダメだったら、今年で辞めよう。
課金した分は十分楽しんだし、未練と言えば、好きなキャラと会えなくなるくらい…。
いや・・・これが一番きつかったわ。
タルタリヤの話は、私の「鎮魂歌」だった。
そういう気持ちで、予告番組を見ていた。
そして、最後の方でとんでもない改革の話が出てきた。
一つ目は「聖遺物」の改革。
「聖遺物」の話は長くなるから、ここでは端折るけど、エンドコンテンツと言われてきた。
これまで多くの旅人が、長く辛い戦いに耐えてきた。
さすがにすべてを備えた「神」聖遺物なんか目指してなかったけど、それでも辛かった。
それが変わる。
聞いただけで、夢のような話だった。(詳しくは書かないけど)
二つ目はガチャの改革だ。
簡単に言うと☆5の確定演出が来ても、欲しいキャラが来る確率は50%だった。
あとの50%は「すり抜け」と呼ばれる、長くやってればみんな持ってる通常キャラが来る。
が、「すり抜け」の時に限り、昇格演出が(確率はわからないが)入るらしい。
昇格演出が例えば50%の確率なら、欲しいキャラの出現確率が75%にアップする。
まあ、さすが昇格は20~30%くらいな気がするが。
もう、これだけでテンション上がりまくりですよ。
(あと説明は省くが、武器ガチャの確率も上がる)
個人的には、「聖遺物」のサブステータスが2つまで選べるというのが・・・。
泣くよ、ホントに。
会心率と会心ダメージ2つとも選べるんだよ??
これがどんなにすごいことか、やってない人には理解してもらえないだろうけど。
別枠で説明したいくらい。(めちゃ退屈になること確定)
そして今回の記事のタイトルに戻る。
番組の最後にDaweiさん(ま、あだ名なんだけど)がおっしゃった言葉です。
この1年ずっと悩んできたと。
そしてこの言葉に行きついたと。
届いてたんだね、旅人たちの様々な不満。
そしてどうしたら変えられるか、考えてくれたんだね。
この先も不満はいろいろと出てくるだろうけど、
私はもう少し「旅」を続けていこうと思えた。
いつか旅人がこの世界の果てに辿り着き、血縁者(双子の片割れ)に巡り合えるまで、
いい「旅」になることを祈っている。
予告番組終了後のDaweiさんのスピーチ動画があったので、貼っておきます。
なんか・・・一緒に泣けてきた。
こちらから