多くの人が大人になれないままだ。
大人にならなくたって、意外と責任ある仕事がこなせたりする。
子供同士が結婚して、幸せな家庭を築くことだってある。
立派に生きてるからって、大人とは限らないのだ。
大人になりきれない子供は、人を傷つける。
自分に自信を持ち過ぎている子供は、人を面倒に巻き込む。
だけど成熟してない社会の中では、たいてい大目に見られている。
子供から大人に脱皮する時期も切っ掛けも、人それぞれだ。
心を擦り切らせるような人間関係。
人生を変えてしまうような悲しい出来事。
生身の経験をたくさん積んだ人の方が、大人になる時期が早まる。
恋愛も、時にはその切っ掛けに成り得るらしい。
相手のあらゆる面を知ることに耐え、思いやることで大人になる。
滅多にないことかもしれないが。
最後の初恋(NIGHTS IN RODANTHE)
2008年 アメリカ
監督:ジョージ・C・ウルフ
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン、スコット・グレン
何ともダサい邦題には触れないでおこう。
RODANTHEをちょっと調べたら、ノースカロライナ州アウターバンクスにある村。
アウターバンクス自体が群島で、有名なリゾート地らしい。
このロケーションがまず気に入った。
満ち潮だったら海につかるんじゃないの、ってホテルが素敵。
住むには危険な感じだが、1か月ぐらい宿泊してのんびりしたい。
トラブルを抱えて、このホテルに泊まりにやってくる男・リチャードギア。
旦那に浮気されて傷つき、友達のホテルを手伝いに来た女・ダイアンレイン。
もうこの先はなるようになって行くんだが、そこは二人の役者とロケーションできれいに見せてしまう。
予想では、一度別れがやって来て、いつの日か再会かな?と思ったが。
スコット・グレンが上手くて、そこの部分だけ、ストーリーと関係なく泣いてしまった。
ストーリーはともかく、「大人になる」シーンははっきり見せてくれた。
同じ子供からスタートしたエイドリアン(ダイアンレイン)の旦那と、ポール(リチャードギア)。
だけど、自分のキャリアを台無しにしてしまったトラブルと向き合った時、ポールは大人になった。
いつまでも子供のままの旦那とは、勝負にならない。
そして悲しみと向き合い、娘に話しを始めた時、エイドリアンも大人になる。
大人になる時には、いつも耐えがたい痛みが伴う。
自分が一番向き合いたくないものと向き合うからだ。
痛い思いをしないと大人になれない。
そこらじゅう、子供だらけなのもやむを得ない。
大人にならなくたって、意外と責任ある仕事がこなせたりする。
子供同士が結婚して、幸せな家庭を築くことだってある。
立派に生きてるからって、大人とは限らないのだ。
大人になりきれない子供は、人を傷つける。
自分に自信を持ち過ぎている子供は、人を面倒に巻き込む。
だけど成熟してない社会の中では、たいてい大目に見られている。
子供から大人に脱皮する時期も切っ掛けも、人それぞれだ。
心を擦り切らせるような人間関係。
人生を変えてしまうような悲しい出来事。
生身の経験をたくさん積んだ人の方が、大人になる時期が早まる。
恋愛も、時にはその切っ掛けに成り得るらしい。
相手のあらゆる面を知ることに耐え、思いやることで大人になる。
滅多にないことかもしれないが。
最後の初恋(NIGHTS IN RODANTHE)
2008年 アメリカ
監督:ジョージ・C・ウルフ
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン、スコット・グレン
何ともダサい邦題には触れないでおこう。
RODANTHEをちょっと調べたら、ノースカロライナ州アウターバンクスにある村。
アウターバンクス自体が群島で、有名なリゾート地らしい。
このロケーションがまず気に入った。
満ち潮だったら海につかるんじゃないの、ってホテルが素敵。
住むには危険な感じだが、1か月ぐらい宿泊してのんびりしたい。
トラブルを抱えて、このホテルに泊まりにやってくる男・リチャードギア。
旦那に浮気されて傷つき、友達のホテルを手伝いに来た女・ダイアンレイン。
もうこの先はなるようになって行くんだが、そこは二人の役者とロケーションできれいに見せてしまう。
予想では、一度別れがやって来て、いつの日か再会かな?と思ったが。
スコット・グレンが上手くて、そこの部分だけ、ストーリーと関係なく泣いてしまった。
ストーリーはともかく、「大人になる」シーンははっきり見せてくれた。
同じ子供からスタートしたエイドリアン(ダイアンレイン)の旦那と、ポール(リチャードギア)。
だけど、自分のキャリアを台無しにしてしまったトラブルと向き合った時、ポールは大人になった。
いつまでも子供のままの旦那とは、勝負にならない。
そして悲しみと向き合い、娘に話しを始めた時、エイドリアンも大人になる。
大人になる時には、いつも耐えがたい痛みが伴う。
自分が一番向き合いたくないものと向き合うからだ。
痛い思いをしないと大人になれない。
そこらじゅう、子供だらけなのもやむを得ない。