勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

今日の富士山

2005-12-29 | Pluviaの窓(写真のお喋り)
冬になると、最寄の駅(湘南地方)から富士山が見える。
12月から1月限定の楽しみだ。
それも天気が良い日の夕方に限る。
残念ながらビルがその全景を遮ってしまうが、それでも富士山独特の美しいシルエットを見ることは出来る。

私がデジカメを取り出して撮影を始めると、道行く人が足を止め、
「ああ、富士山だ」
「あれ、富士山だよね」
などと声を上げる。

夕刻の慌しいひと時、人の足を止めさせ、少しだけでも心を和ませる力が富士山にはある。
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記録し、そして記憶する

2005-12-28 | TVや舞台やスポーツのお喋り

記録し、そして記憶した。
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敗者は多くを語らず

2005-12-25 | TVや舞台やスポーツのお喋り
完璧な出来だった。
もっとこうしたらとか、ここがダメだったとか、どこにも見つからなかった。
彼らは自分たちの持てる力を出し切った。

だが勝負事には必ず勝者があり、そして敗者があるのだ。

品川さん、庄司さん、どうか胸を張って、正々堂々とこの敗北を受け止めてください。
私は品川庄司を、心から誇りに思っています。
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Merry Christmas!

2005-12-24 | 日常のお喋り
以前、写真のお師匠のあめるさんという方が、ポインセチアの上の水滴を宝石のように捉えた素敵な写真をクリスマスカードとしてくださった。
ポインセチアを見ていたらそのことを思い出し、私も挑戦。
その出来栄えはと言うと・・・所詮こんなものか。

実はこの水滴写真、200枚以上撮った中の1枚だ。
水滴。。。
これは思った以上に難敵だった。
少しでも形が崩れると、透明ではなく銀色になってしまう。
完全に透明の美しい水晶球のような水滴を並ばせること自体も難しい。
来年もまた挑戦してみよう。

何はともあれ、みなさん、Merry Christmas!!
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M-1の準備は万端

2005-12-23 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川庄司がいつもの出囃子に乗ってスタンドマイクの前へ。
客席から「M-1頑張って!」の声が飛ぶ。
「M-1も今年が最後ですからね」と話し始める品川さん。
前回同様、いきなりの本ネタ2本立て。

私が気にしていたのは、まず16日金曜深夜「軍団山本」の社長の為、「パピプペポ」のTバックで2時間近くもお台場の野外駐車場で頑張った係長のこと。
外の気温は1度。
社長が罰ゲームの為、Tシャツと短パンだったから、それ以上服を着込むことのは係長の仁義に反する行為だったんだろう。
それにしても風邪を引かないかと心配していた。
後半、声が殆ど出なくなっていたのは、風邪のせいではないといいけど。
21日の「いいとも」では元気だったので、多分大丈夫だろう。

前回のエントリーで、知識不足を披露してしまった。
M-1決勝は予選があり、勝ち残った2チームで決勝を争うシステムだそうだ。
つまり「クリスマスにはどっちのネタ?」ではなく「クリスマスにはこのネタ2本で勝負」だったのだ。
1年近くやってきて、手馴れた「ケンカの売り方」のネタを外したのがどうしてかは、品川さんに聞いてみなければわからない。
多分ネタの鮮度に拘ったのではないだろうか。
本番でいきなりの新ネタは無謀だが、選んだ二つのネタはルミネでやるようになってまだ2ヶ月だ。
新ネタ同然と言っていいだろう。
その為に作ったネタなのだろうし。

『稽古で出来ないことを本番でするな』は勝負事の鉄則なので、ルミネで何回かの稽古は当然だ。
そして驚くべきことに、この2つのネタは見るたびに進化している。
要所要所が変わっていくのだ。
何回見ても面白い、ではなく、見るたびに違うから改めて面白い、のだ。
完成の形はほぼ見えてきた。
前回わかりにくかった「取調室」で、庄司さんがどういう答えを期待しているのかもはっきり説明している。
だから品川さんのボケも生きてくる。
その上、このネタにはあまり見られなかった二人揃っての動きが面白い。
多分本番でもやると思うので、どんな動きか期待してもらいたい。

ネタバレしたくないので、この辺で止めておく。
ただ、本番への準備は万端だ。
あとはもう、品川さん【あがらないこと】、庄司さん【気負い過ぎないこと】
それだけだ。
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ルミネ・オールスターズ

2005-12-22 | TVや舞台やスポーツのお喋り
20日のルミネはまさに豪華絢爛のメンバーが揃った。
欲を言えばキリがないので(次課長がいないとか)、私にとってのベストメンバーと言っていい。
一言感想を添えて登場順にメンバー紹介を。

☆サカイスト☆
東京出身なのに「いくよ・くるよ」さんの弟子、兄と弟のコンビ。
太目が売りの弟クン、ちょっと痩せたかな?
上手いし、元気もあるので、トップバッターに最適。

☆品川庄司☆
M-1目前。今ノリにノッてる感じ。
今日も「銃で撃たれるシーン」と「取調室」の二本立て。
これで予選と決勝を戦うのは決定のようだ。

☆ペナルティ☆
この季節になるとやってくる赤フンサンタの登場。
「あずさ2号」の歌にあわせてノリまくるワッキー。赤フンをTバックにして胸毛をばら撒く。
久々炸裂、ヒデさんのドロップキック!

☆村上ショージ&ブラザース☆
いろんな若手コンビと組んでルミネに出没する村上さん。
大阪出身コンビのブラザースと組んで生き生きしていた。
持ちギャグ全部見せてもらいました。

☆アップダウン☆
漫才もコントもこなすアップダウン、今日は漫才だった。
竹森さんは外見が地味なので損をしてるが、味のあるボケだ。
後半ノリがよくなって、コントより受けたかも。

☆インパルス☆
初見コント。
何となく元気がなかった頃と違い、勢いもよくなった。
「民さん」でしばらく思い出し笑いが出来る。

☆タカアンドトシ☆
彼らは絶対に外さない漫才を披露してくれる。 
トシさんのツッコミの上手さは、この年代では一番かも。
もっともっと売れていいコンビだと思う。

☆井上マー☆ 
ネタを学校に限定せず、広げたのが成功している。
尾崎に憧れ、自由を叫ぶ井上さんの熱演が今日も熱い。
ネタも少しずつ変わって、ひとネタごとに十分笑える。

☆じゃぴょん☆
ルミネで見るのは久しぶりで、近頃はjeal.kbのdunchiさんとしてお馴染みに。
桑折さんの不良ぶりがあまり本物っぽすぎて、ボケが生かしきれない感じがした。
赤版7月号で披露した植村さんの印象深い歌と踊りはネタにならないのかな。

☆POISON GIRL BAND☆
この前初めて見た時より、ずっと面白くなっていた。
この時期半袖Tシャツ?と思っていたが、それがちゃんとネタにつながっていた。
こんな感じの力の入らない漫才が彼らの味なんだろう。

☆木村祐一☆
「写実」からのいつものネタ。
いつものネタなのに、何度も聞いているのに、やはり笑う。
語り口調の上手さなんだろうか。それとも木村さん独特のキャラの味?

まさに笑いの途切れる間のない2時間だった。
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品庄仲間の宴

2005-12-18 | TVや舞台やスポーツのお喋り
(お断り:どうやらあるキーワードが検索ロボットに引っ掛かっているらしく、スパムコメントが続出しているので、キーワードを「宴」と言う言葉に変えさせて頂きました)

土曜日は品庄のML仲間が集まった宴だった。
場所は幹事K太さんお勧めの月島もんじゃ「はざま」
私は東京で生まれたにも拘らず、月島に行ったこともなければ、もんじゃを食べたこともない。
だからこの初遭遇をとても楽しみにしていた。

10年ぶりの寒波の中を集まったメンバーは、月島の情緒ある商店街を歩いて、予約したお店の中へ。
中は暖房と言うより、温まった鉄板の熱気でとても暑い。
席について、まずK太さんがこれだと言う「カレーもんじゃ」と「めんたい餅もんじゃ」を注文する。
鉄板の上に具をあけて、へらで叩くようにして刻みながらもんじゃを作るK太さん。
さらに焼きあがった具を土手にして、少しずつ汁を流し込んでは固めていく。
その見事な手際に、私と隣のお蔵ちゃんは見惚れるだけ。
隣の鉄板でも、見よう見まねでもんじゃが仕上がっていく。

さて焼けたぞ!
小さなへらでもんじゃを鉄板に押し付け、少し硬くなり、へらにくっついたのを食べるのが本流らしい。
だがこれがなかなかうまく行かない。
結局へらですくう感じでお口の中へ。
カレーもんじゃ、うめぇ~~!
隣からおすそ分けされためんたい餅もんじゃもうめぇ~~!

もんじゃも追加され、おいしいものを食べている幸せ感を満喫する。
お笑い好きが集まっただけに、誰かがボケると総ツッコミという和やかな雰囲気。
へらにくっつかず、もんじゃを落としてしまった私が、三度目につい自分にキレて
「私ってバカ!」
と声を上げたら、隣のお蔵ちゃんが
「バカではないよね」
その言い方はまるで品川さんそのものだ。
さすが品川さんを兄貴と慕うお蔵ちゃんだけのことはある。

都合(仕事・病気)で来られなかったメンバーもいたのは残念だったが仕方がない。
また逢おうね。
大遅刻になってしまい、もんじゃに間に合わず、それでも駆けつけて来てくれたYさんはジョナサンでひとり淋しくお食事。
最後まで付き合えなくてごめんね。
でもサケいくらスパもおいしそうだった。
静岡から駆けつけてくれた品庄軍メール職人のNさん、寒空ですぐ宿は見つかったかな?
マジックショーのネタまで仕込んでくれたZちゃん、ありがとう。
お友達のMさんも楽しんでくれたかな?
ルミネで一番数多く会ってる気がするSさん、時間があるとき、またお茶しようね。

次は「スナック薫」で逢えたらいいな。
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ルミネレポ、その後

2005-12-15 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川庄司の型破りな漫才に驚いてしまって、通常のルミネレポを忘れていた。
それはどうでもいいと思われるかもしれないが、ちょっと触れておきたいことがあったのだ。

前回のルミネレポで、私はインパルスにちょっと厳しいコメントを残してしまった。
私はインパルスも好きだ。
ルミネのチケットを買う時、出来れば品庄の他に好きな芸人さんが入っている日を選ぶ。
今回は残念ながらペナルティがキャンセルになってしまったが、インパルスとは遭遇することが出来た。
これで3回連続のインパルスだ。

ルミネでは(恐らく吉本では)漫才の方が格上の扱いをされる。
ネタ組みのラスト・トリは大抵漫才だからだ。
コントは漫才の間に挟まれる形になる。
これは正直言うと納得できない。
M-1があるのなら、コントNo.1を決める大会があってもいいと思う。

インパルスのコントの魅力は、何と言っても板倉さんの作るシュールなネタだろう。
以前深夜の番組で、無記名の大喜利のネタを一人の審査員が面白い順番に並べると言うのがあった。
その時の審査員が低い順位においたネタに、私は一番食いついていた。
それが全部板倉さんのネタだった。
私の笑いのツボを、板倉さんは間違いなくついてくる。

だがそれ以上に、私は堤下さんの芝居(あえて芝居と言う)を買っている。
ブツブツと抑揚なく、時には難解な長台詞を吐く板倉さんに対して、実に上手い受けの芝居をする。
板倉さんが別世界に飛んでいく時、堤下さんが無理矢理現実世界に引き戻す。
この、微妙なコンビネーションがインパルスの魅力だ。

前回、私がインパルスの出来が悪かったと思ったのは、おもにこの堤下さんの上手さが発揮されていなかったからだ。
今回、私はインパルスが同じネタを選択してくれることを願っていた。
まったく私個人の思惑で、どう変わってるか確かめたかったからだ。

そこはやはりインパルスだった。
まず板倉さんが、随所にアドリブ全開で笑わせる。
堤下さんが、寒い中で面倒な酔っ払いのホームレスに絡まれて、うんざりしている警官をきちんと演じている。
同じ轍(わだち)を踏まないインパルス、これからも期待できると思った。

閑話休題。
このブログの編集画面を開いて驚いた。
もともと品庄のエントリーは普段の倍のアクセスがあるのだが、今回はさらにその倍のアクセス数だった。
多分M-1などから検索してこられた方がいたからだろう。
M-1への関心の高さ、改めて感じた。
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クリスマスはどっちのネタ?Part2

2005-12-14 | TVや舞台やスポーツのお喋り
これからは【もしも】の話だ。
もしも私が感じたとおり、決勝のネタが決まっていないのなら。
もしもどちらのネタをやるか品川庄司が迷っているのしたら。
もしも私に選ぶ権利があるとしたら。

私が選ぶネタはすでに決まっている。
「拳銃で撃たれて苦しむシーン」
理由もいたって簡単だ。

ー庄司さんが何をして欲しいのか、お客さんにわかりやすいー

彼は銃で撃たれ、腹を抑え、苦しみ、のた打ち回る演技をしたいのだ。
ところが品川さんがそれをさせてくれない。
ボケまくって、庄司さんをイライラの極地に追い込む。
そのイライラが、ストレートにお客さんに伝わる。

確かM-1は持ち時間が決められているし、4・5分程度の短い時間しかもらえなかったと思う。
だったらストレートに伝わりやすいことが一番なのではないだろうか。
しかもこのネタには、実に面白い動きが入る。
動きと言うのも、お客さんにわかりやすい笑いだ。

おっと、本気で考えてしまった。。。

もちろん決戦の日、TV画面から流れてくるネタは、この二つ以外のものなのかもしれない。
品庄が新しい形の漫才を確立した、記念すべき最初のネタ「あいうぉんちゅう」だったりするかもしれない。
どれであっても、持てる力を出し切れれば、私に何も言うことはない。

漫才と言うものの歴史を私はよく知らない。
現代に至るまでの流れを見ると、大阪が本場なんだろうと思う。
庄司さんは高校を卒業する時、大阪のNSCに入ることを考えたと言う。
でも大阪弁が出来ないと、誰も組んでくれないと思って断念したらしい。
品川さんが初めて書いた漫才は、何と大阪弁だった。
それを東京弁に直して、ネタ見せしたと言う。
吉本で漫才をやる限り、大阪弁へのコンプレックスは消えないのかもしれない。

よく言われることだが、私も品川庄司が本当に実力を発揮するのは、漫才よりコントであるような気がしていた。
毎年行われる恒例の単独ライブも全編コントだ。
ルミネでも漫才ばかりではなく、時にはコントもやってくれればいいのにと思っていた。

だが品川庄司は、今年自分たちの漫才の形を完成させた。
まだまだ発展の可能性があるにしろ、これが自分たちの漫才だと言うものを作り上げたのだと思う。
大阪の漫才を東京弁でやるのではない。
よくある漫才の中の設定コントをやるのではない。
恐ろしいほどテンポの速い品川祐の変幻自在なボケの連発。
血管が切れるのではと心配になる庄司智春のテンション高いツッコミ。
ふたりの呼吸がピッタリと合ったその瞬間、舞台の上で誰にも真似できない品川庄司の漫才が生まれる。

品川庄司の漫才。
いつか伝説になる日が来るかもしれない。
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クリスマスはどっちのネタ?Part1

2005-12-14 | TVや舞台やスポーツのお喋り
月曜日にM-1GP 決勝進出を決めた品川庄司を見にルミネへ行った。
トップバッターで出てきた品庄に、客席のあちこちから「決勝進出おめでとう!」の声が飛ぶ。
笑顔で手を振りながら応える二人。ホントに嬉しそうだった。
声援が収まると、品川さんが「もう終わり?もっとわぁ~ってなるかと思った」と言った。
そんな言葉が出てくるほど嬉しかったんだね。

さて、ここからネタを始めるのだが、いつもなら自己紹介から入る。
コンビ名についてや、誕生日の日付の語呂合わせなどだ。
それから本ネタに入る前に、短いネタをひとつ。
最近では「よかろうもん」(博多弁をどらえもんと引っ掛けたネタ)が多い。
ところがここで客席はひどく驚かされることになる。

私は前のエントリーに書いた通り、この日はM-1決勝で披露するネタを見られると思っていた。
どのネタを選ぶのだろうと楽しみにしていた。
だけどどうやら品川さんはまだ選んでいなかったようだ。
客席の声援に応え終わると、自己紹介も他のネタもなく、品川さんは準決勝を戦った勝負ネタをやり始めたのだ。
いきなり本ネタに入るなんて、どんな漫才コンビもやらないことなのに。

「こういう仕事をやらしてもらってますが、俳優などもやってみたいですね」
品川さんのこの台詞でネタが始まる。
「銃で撃たれて苦しむシーンがあるじゃないですか。松田優作さんみたいな。僕はあれをやってみたいです」
庄司さんが本題に入る。
「練習したいので、品川さん、僕を銃で撃ってください」
ここからは、品川さんのボケの連続だ。
庄司さんはなかなか撃たれて苦しむお芝居をさせてもらえない。
その庄司さんのイライラがさらに客席の笑いを誘う。

このネタは当然のごとく、客席の大爆笑を巻き起こした。
問題はこれからなのだ。
普段なら「もういいよ」と言う庄司さんの一言で、二人がお辞儀をして去っていく。
だけどこの日はまだ終わらない。
品川さんが別のネタの切っ掛けの台詞を言う。
前のネタで全力を出していた庄司さんはまだ息が上がってる。

「刑事ドラマの見せ場は、取調室ですよね」
「バンッ(机を叩く恰好)、おまえがやったんだろう!って」
こうして3回戦を突破したネタが始まった。
庄司さんは何度も「バンッ!おまえがやったんだろう!」を繰り返す。
そして品川さんのボケの嵐。
以前見た時より、さらにボケの切れ味がアップしている。
当然大爆笑。

「もういいよ」で漫才が終了。
だが私の頭の中には疑問が残ってしまった。
本来の形ではない、本ネタを2つやるという驚くべき状態をどう考えればよいのか。
3回戦・準決勝を勝ち抜いた新ネタを一気に披露するファンサービス?
決勝は別のネタで勝負?

いや、そうじゃない。多分そうじゃないと思う。
決勝が別のネタなら、多分この場でウォーミングアップをしていたはずだ。
もしかしたら、どちらも秀逸と言っていいこの二つのネタの、どちらで勝負しようか彼らも迷っているのではないだろうか。
だから同時に披露し、お客さんの反応を見たかったのではないだろうか。
だとしたら、またしても彼らは迷うことになる。
だって、どちらも同じくらい笑いを取ったのだから。
どうする?品川さん。どうする?庄司さん。
      -To be continued.ー
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