【鉄道写真・撮り歩る記】

1981年から全国を周って撮り歩いた記録。
(国鉄・JR・私鉄・保存…等)     

別府鉄道 №1

2006年06月20日 13時03分57秒 | 私鉄 西日本地域
国鉄で中継貨物が有った時には存在した、貨物を取扱う私鉄の一つ【別府鉄道】です。
初めて行った時は余りにも世間離れした雰囲気を楽しませてもらったものでした。
機械式の気動車の変速する様子や、貨車主体の混合列車で連結された二軸客車揺れなんてネ
昭和60年辺りまでは何とかこの手の雰囲気が残る私鉄が存在してましたっけ…。

DC302型[大中遺跡郷土資料館] 営業時には機関車に見向きもしなかった結果です

ハフ5型(神中鉄道キハ10型) 現在は上記機関車と一緒に保存されてます。

ハフ7型(神中ハ20型) 現在は相鉄のかしわ台車庫に有ります。

冒頭に書いた様な車両的には素敵な路線でしたが、沿線はさしたる魅力は無かった記憶が有ります。
別府鉄道は土山線と野口線で様子が違いますけど、合流地の終点別府港は殺風景な所でした。
多木化学の輸送がメインだったからでしょう。貨車が止められていて、貨物線の雰囲気です。
営業中の車両以外は車庫付近に有りましたから、ノンビリ撮ってました
帰りの国鉄土山駅までは二軸客車に、友人一人と車掌の三人きりで揺られましたが、
オープンデッキに足を踏み入れた感動ダブルルーフ硬い椅子
でも殆ど車掌車に便乗させてもらっている状態でしたネェ~。時代ですナ

次回は旅客専業の野口線の気動車を取り上げます。