めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

納得?

2015-02-09 22:51:59 | 日記
                                 
                   
今日の病院へは、当然、タクシーで行くつもりにしていました。
  親方、酷い腰痛が少しは治まったとは言え、何となく不安ですものね。
  しかし、親方、自分の車で行くと申します
  言い出したら、絶対引き下がらない親方です。
  私がなんと言おうと、断固として自分の車で行くと
  やれ、やれ、これだけ元気があればいいかと、あきらめる私
  でも、何となく不安
  渋々と車に乗った私、シートベルトが中々、ロック出来ません。
  ポンコツ寸前の車、最近、シートベルトが不具合です。
  ごそごそしている内に、思いっきり、右手の親指の関節で押してしまいました
  お箸も持てない年老いた親指が、「ギャ~~」と悲鳴を上げましたよ。
  私の涙目に気づかない親方。
  私の不安は的中したみたい。  
  いつも、こうなのよね。

  九時前に総合病院に入りました。
  よく、テレビドラマのロケに使われる病院です。
  予想通り、月曜日で混雑していました。
  整形外科は、杖をついたり、車椅子などの私共夫婦世代の方が多いですね。
  最近は、病院で待つのもすっかり慣れました。
  人間観察も面白い物です。
  赤い毛糸の帽子を被ったおじいさん、他の科も受診しているらしく行ったり来たり。
  顔見知りらしい方を見つけると楽しそうに話しかけたりと、お元気。
  あら、あら、赤い帽子が脱げそうになっています。
  大丈夫かしらと心配する私に、親方、余計な世話を焼くなよ
  レントゲン室に行く途中に見かけたそのおじいさん、赤い帽子を被ってません
  あら、落としたのかしら
  待合室に戻って検査結果待ちしていると、おじいさんが再び現れました。
  黄色いジャンバーのポケットから赤い毛糸の帽子が覗いています。
  時々、確認するかのように手で触ってます。
  「あら、良かったわ、落としたのでなくて」
  「しっかりしているよ。俺より」
   
  親方の腰痛の原因は背骨の関節の老化との診断でした。
  レントゲン写真を見せ頂きながら説明を受けました。
  一目瞭然でした。
  「厄介ですね。また、痛みが起きるでしょう。適度な運動を」と、ドクター。
  腰に巻くサポーターを頂きました。
  
  まあ、痛みの原因が分かって良かったです。
  83歳、老化現象は当然です。
  なんとか、長持ちできるように無理をしないでいくとしましょうか。
  
  
  
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発想の転換

2015-02-09 08:12:50 | 日記
                                 
雪でも降りそうな空模様。
   でも、東の空の雲間に太陽がちらっと覗いたり。

   朝食にホットケーキを焼いた。
   メープルシロップを掛ける
   それと、アールグレイのストレートティ。
   ホットケーキは少し焦げたけれども、なんだか、幸せな気分になった。

   人生は気の持ちようだと、ふと、思った。
   右手の親指が使えなくとも何とかなる。
   工夫をすれば新しい世界が拓ける。
   現に、なんら、暮らしに差し障りはないではないか。
  
   昨日の憂鬱が吹っ切れたよう。
  
   さあ、親方連れて病院へ行ってこう。
   
   

   
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