備えあれば憂いなし?

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今日は大雪の筈でした。
　　近くの地域は真っ白な雪景色。
　　だが、私の住む地域はチラチラ降った後は、霙から雨になり、今は止んでいます。
　　雪はまったく積もっていません。
　　このぶんですと、もう降らないような感じです。

　　大雪予報で、昨日のうちにパンジーとビオラのプランターと鉢を屋根のある場所に
　　移動しておきました。
　　今年2回目の移動です。
　　結構、重くて大変なんですよ。
　　最近、右手の親指がお箸をつかめないほど痛いんです
　　何も持たなければ痛みを感じません。
　　腱鞘炎？　それとも関節炎かしら。
　　何とかやり過ごしています。
　　この年ですから仕方がございませんね。

　　と、言うわけで明日は、又、10箱ほどのプランターを元の場所に戻してやります。
　　痛い指を使わずに、引きずりながら上手にやります。

　　備えあれば憂いなしと申しますけれど、大雪対策がいつも無駄になるようです。
　　結構な事でございます。

春を待ちわびて
　　　　また、また、ある年の我が家の庭を紹介いたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　これでもチューリップです






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パンジー


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パンジー

雪の日に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
朝の雨が雪に変わった。
　　先程からテレビで八王子駅前が盛んに映し出されている。
　　雪が降ると必ず取り上げられる場所。
　　私の馴染みの場所だ。
　　東日本大震災の時も、私は買い物で八王子駅前近くに居た。
　　それは突然に来た。
　　立っていられないほどの大揺れ。
　　街路樹と電線、ケーブルなどがゴッーと大きな唸り声を立てて揺れていた。
　　震度5だった。
　　電車は動かないだろうと判断した私は徒歩で帰途についた。
　　自宅まで徒歩50分。
　　家には連れあいが一人。
　　携帯は通じない。
　　市内を駆け抜け、浅川土堤を駆け足で・・・。
　　途中、何度も余震が襲ってきて、非常時の有線放送が流れていた。
　　その時は東北地方で起きている大惨事を知るよしもなかった。

　　連れあいは2階部分のない自分の部屋で悠然と座って庭を眺めていた。
　　庭の大きな柿の木が左右に大きく揺れていたという。
　　娘からすぐに安否の確認電話があったとのこと。
　　機転の利く娘、すぐに、公衆電話から掛けてきたそうだ。
　　
　　都心に勤務先があった娘、雪が降り出すと、早く帰らなくていいの？って同僚に
　　言われちゃったと笑っていた。
　　通勤に利用している中央線が遅延したり止まったりしたからだ。　

　　ああ、また、娘の事を思い出してしまった。
　　何かにつけて思い出すって、切ないなあ。
　　
　何年か前の我が家の花たち





　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメリンゴ