少年大集合・中2編

2009年04月13日 13時00分35秒 | Weblog
息子の友人たちがよく我が家へやって来る,という話は
以前にも書いた。(2008年6月27日「少年大集合」参照。)
それは今も変わることなく,
休みの日になると少年たちがわっさわっさと群れて遊んでいる。

変わったことと言えば,彼らも中学2年生になり,それぞれ
デッカクなったこと。
小柄なうちの息子ですら,私の背を追い越してしまった。
大柄な子では,175cmもある。
見上げるようだ。
彼らが,一部屋でワイワイしていると,もう限りなくむさくるしい。

そう,むさくるしい,これが今の彼らにあてはまる言葉だ。
顔もそれぞれにニキビが出てきて脂ギッシュ(←死語?)。
声変わりを完全にした子と「移行中」の子がいて,
「移行中」の子はなんだか,声がガサガサしていて聞きづらい。

いや,ニキビだの,声だのはまだいい。
男子中学生ってどうしてあんなに「クサイ」のでしょう。
もちろん,加齢臭などよりははるかにマシだが,
なんちゅうか,こう,「部室」的なニオイでむんむん。

先月のこと,学校が卒業式だけで終り,部活も何もなく帰れる,ということで,
学校からそのまま息子と友人たちがやってきた。
最寄りの駅まで車で迎えに行き,定員ぎちぎちの状態で乗せる。

「おじゃましまーす。」
と,ニキビ面&声がっさがさの連中。
性格はどの子も素直で可愛いのだ。

中2男子で満杯の愛車はよろよろとスタートした。
ほどなくして,なんとも言えないニオイが車内に充満してきた。
な・・・なんか・・・アンタたち,いつもよりスゴクない・・・?

そうなのだ。
犯人は「学生服」!
そうか,いつもは私服だけど,今日は学校帰りだった!
毎日洗濯できるもんじゃないので,それぞれの学生服は
汗,脂,弁当,などなど様々なもののニオイを相当に吸い込んでいると思われた。
息子の学生服だけではそうも思わなかったがこのように密室で何人もいっぺんに
となると,それはもう,アウシュビッツもかくや,というありさまであった。
心なしか,目までチカチカしてきた。
彼らはそんな私の異変には全く気づくことなく,
キャッキャキャッキャと盛り上がっている。

これは拷問である。
特に,私は鼻がすごく利くのだ。
できるだけ口で呼吸をするようにして家まで連れて行き,彼らを降ろした。

降ろしても車の中にはなんだか「もわ~ん」とした空気が籠っていた。
なんか,生臭いような,カビくさいような。
恐るべし,中2男子。

鬼のようにファブリーズをシュッシュとスプレーしまくった。
は~,これでひと安心。
いつもの快適な車内の空気に近くなった。

しかし,夕方また駅へ彼らを送っていったら,その努力は露と消えた・・・。
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