つま恋での3日間を終えて帰宅

2010年10月16日 10時05分08秒 | Weblog
静岡県のつま恋での3日間の仕事を終え,
昨晩帰ってきました。

若い講師さんへの研修で,研修施設へ缶詰になり,
指導法についてみっちりと研修を行うという濃い3日間。
日常とは隔離されるので,帰宅するとまるで浦島太郎のような感覚に陥ります。

帰宅してまっすぐ犬小屋へ直行。
愛犬みどがダダダッと出てきた。
尻尾の振り方が普段の5割増し。
ブルンブルンと振り回していて,いつも夫がその姿を見ては
「このままふわーっと浮き上がって飛んでいきそうやな。」
と言うくらい,尻尾を振ってくれる。
みどと,ひし,と抱き合う。
「んもう,あさひさーん,3日間もどこ行ってたんスかー」
という声が聞こえる。
「ごめんねー,またたくさん遊ぼうねー」
と言いながら顔と顔をくっつけあう。

家へ入り,義母にお土産を渡す。
私がいない間,普段以上にお世話になってたからなー。
感謝感謝。
夫と息子はまだ戻っていなかった。

台所へ行き,休ませておいた愛しのMyぬか床を冷蔵庫から取り出す。
3日間かき混ぜることができないので,「休眠状態」に入らせておいた。
中の野菜を全部食べてしまい,ぬかだけの状態にし,
上からギュッと押して空気を抜く。
うえから塩を振りかけておいてサランラップでぴちっとふたをして
空気に触れないようにして,冷蔵庫へ入れておけば,
数日は休眠状態に入って,傷ませることなくまた使えるのです。

取り出したぬか床は,静かに私の帰りを待っていた。
サランラップをはがし,そっと手を差し入れる。
そしておもむろにグイッグイッとかき混ぜた。
冷蔵庫へ3日間入れっぱなしだったので,冷え冷えになっていて
それはまるで,ほったらかされていたことに拗ねているかのような感触だった。

でも,数回かき混ぜるとまたいつもの感触に戻っていった。
ぬか床から
「んもう,あさひさんったら,こんなとこに私を閉じ込めて
 ずっとほったらかしにして,ひどいわッ。
 でも,信じて待ってたんだから,またたくさんお野菜をちょうだいねッ」
と言っているのが聞こえた。
私は,
「ごめんねーお待たせー」
と言いながら,ナスと大根をそっと入れた。

そうしているうちに,夫と息子が帰ってきた。
「おっ,母ちゃん(私のこと)お帰りー。」
「お疲れさーん。」
と口々に労をねぎらってくれる。
お土産のお菓子などを渡し,この3日間のお互いの話をして過ごした。

さて,今朝のこと。
私が先に起きて朝食の支度をしていると,
息子と夫がほぼ一緒くらいに起きてきた。
息子がこうぼそりとつぶやいた。
「オレ,ゆうべ母ちゃんに怒られる夢見た・・・」
すると!
夫が
「えッッ ワシも母ちゃん(私のこと)に怒られる夢見たぞッ」
と言うではないか!
アンタたち・・・・・そうなんだね・・・
私がいない3日間,相当羽を伸ばして満喫してたんだね・・・
そして,私が帰ってきてまた緊張感が戻ってきて,そんな夢を二人同時に見たんだね・・・
わたしゃ,どれほどまでに,男どもの緊張を強いる生活を普段させているのか!?
反省します・・・

結局のところ,私が帰ってきて心底喜んでくれたのは
犬のみどと,ぬか床だけなのでした・・・

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