マシマロ日記

つれづれなるままに。ぼちぼちっと更新中。
建築から遠ざかってますけど。
専業主婦体験中。
日常の記録的なものを。

MUNICH

2006-02-07 02:05:22 | Weblog
観ました。
久々の映画館でした。
立川で観ました。
全席指定なので、待ち時間ありません。
良いシステムだと喜んでみました。

ミュンヘン。
実際にあった事件をもとにした映画。
スピルバーグの監督作品です。
ミュンヘンオリンピックにイスラエル選手団がパレスチナゲリラに襲撃された悲劇の、その後の事件。

イスラエル側のパレスチナに対する報復。

長いこと沈黙を守ってきたこの事件だけど、最近イスラエルの暗殺主導者が告白したことによって、世の中に知られるようになったらしい。

政治と民族の争いは今も絶えない。
この事件は1970年代の話だけど、とても昔話だと終わらせることは出来ない話。現在進行形で今、この瞬間もそうしたことがおこってるのではないかと考えさせられる。

2時間44分という長編で、「シンドラーのリスト」にスピルバーグ自ら挑戦する作品となっていた。
映像、台詞にメッセージが沢山詰まっていた。
ラストシーンの光景が静かに胸に響きます。

観終わって、いろいろ話してると、うそん。て、思うところもあったけど、ストレートに強い思いが感じ取れるんじゃないかな。
これ観て何も感じない人は、駄目。
世界をみなくては、ね。

これは映画館で観るのがお薦めです。
ちなみに、観客はおじさんが多かったです。実際に当時の事件を観ていた人たちなんだろうな。

どう思ったんだろ。
テレビの向こうで人が殺されるのを目の当たりにした時は。