ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

そういうもんだよ

2014-07-04 07:41:21 | 唐桑日記
突然ですが、今日から宮城県、気仙沼の
唐桑というところに住みます。
「つなかん」という民宿でご飯を作りにきました。

池袋から高速バスで7時間。
23時に出発、翌朝6時に到着。

段々、空気が濃く、そして寒くなっていく。
寒くなると寂しくなったり不安になったりするね。
なんでだろう。

バスの中では立川談志さんの
「黄金餅」を聞いていた。
「そういうもんだよ」
談志さんのしゃがれた声が
僕の疑問に答えてくれた気がした。

着いた瞬間、雨が土砂降りに。
バス停で雨宿りしながら、向かいに見える
森を眺めていたらトトロを思い出した。

「つなかん」は盛屋水産という
牡蠣,帆立、ワカメの養殖漁を営む会社の
菅野さん夫婦が2012年に始めた宿。

震災後、がれき撤去のボランティアを沢山
泊めていて、人が沢山来てくれて、
人が少ない唐桑のおばあちゃんたちも元気を
もらったそうで,それなら民宿をはじめっぺし!(はじめるか!)
と牡蠣の生産の傍ら、近所の人たちの
手助けを借りながら民宿をスタートさせました。

去年の3月に知り合いの紹介で遊びに来た時に
「料理ができる人を探しているんだけど、来てくれないかなー」
と話していて、その場のノリだろうなと思っていたら、

東京に帰ってから「ほんとに来てくれない?」と
声をかけてもらい、特に断る理由が
見つからなかったので、やってきました。

ということで、ありのまま記は
当分の間、唐桑日記になると思います。
よろしくどうぞ。

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