ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

サルに彼女ができた

2013-04-29 20:44:01 | たららん記 


今、you tube でこれを聞いていて
鳥肌もの。
音が大きいなと思って
itune の音量を下げるが一向に音量が下がらず
おかしいなおかしいなと思ってて
そういえばyou tube で音楽をきいているから
ituneは関係ないんだった。

そんなことが書きたいわけじゃない

この前パンを焼こうと思って
オーブンにパンをいれて
200度4分くらいがベストかしらんと
ダイヤルを合わせた
「チン!!」
さぁできたかなと思ったらパンは冷たいままだ。
頭が真っ白に、
「なぜだ!!?」

気がついたら、下にある電子レンジのタイマーをまわしてしまっていた。

こんなことを書きたいわけじゃない

俺はなにをやっているんだろう。
同じ日にカレーライスをつくろうと思って
材料を揃えたのにカレールーを買い忘れた。


今日は手帳から年末に出し忘れた
年賀状が出てきたので
別の白い封筒に入れて
今から送りにいこう。


「よくふってください」と書いてある
缶コーヒーをふり忘れた!!と思って
缶をあけてからふってしまい、
びしょびしょになったこともある。
何かのネジが足りていない。

歩いていたらどこに向かっているのかも
わからなくなるときがある。
きっと病気なんだと思う
病気だったら安心するんだろうか、俺は。
あ、病気だからしかたないと。

生きるのが嫌になっちまうぜ。
誰かの小説の中で生きたい

「あの小説の中で集まろう」
東京のno,1ソウルセットのすばらしい歌詞


もう君の夢の中だけで生きていければいい


こんなことを書きたいわけじゃない
なのに頭のなかを支配することば

言いたいこと
それは、友だちのサルに彼女ができたってことだ。

2ヶ月たつ。
サルは27歳くらいで
実家が東京、職場も東京で
一人暮らしをしたことが無い


サル「俺も一人暮らししてみようかな。」

彼女「以外と大変なんだよ?洗濯とか掃除とか」

彼女は今、実家暮らしだが、
親が転勤族なので
4年くらいの一人暮らしの経験がある


サル「いや、でも俺、生活面は絶対できるんだよね、
   掃除も洗濯も、自炊はわからないけど。
   ボランティアで子どもとキャンプに行ったりもしてたし、
   そんとき、掃除とか皿洗いとかも子ども達とやってるしね」


彼女「でも、一人暮らしはしてないでしょ?
   してないから軽く言えるんだよ
   してないからわからないんだよ」


サル「まぁね、してないからなんともいえないけどね。」


サル君はその時俺ののことを思い出したそうだ。
俺の友だちにたらって奴がいて
こんなどうしようもない人間でも一人暮らしできてるから
絶対大丈夫だとおもう。と。

俺もそう思う。サルは絶対大丈夫。
サラリーマンだって、できているし、
毎日スーツも着られる。
上司と車で朝一で営業に行くとき
上司の好きな缶コーヒーを買って
人間関係を築くとこもできる。
震災があって、仙台にがれき撤去の
ボランティアだって言っているんだよ?

北海道で暮らしている
僕のことを訪ねにきてくれたし
こんな俺とも友だちでいてくれる


できなこともあるだろうよ、
真面目だし、固いし
仕事の愚痴を言われたら
「大変だよね、でも頑張ってるねー」と
ねぎらいのことばもかけられない
「そういったって、それはAちゃんがあまいんじゃない?」と
正論を言ってしまう時だってあるだろうよ。


なんていうか
「してないからわからないんだよ」ってことばに
すごく悲しくなってしまった

同じ「ひとり暮らし」という経験をしたところで
それで思うこと感じることは違うだろうし、
したところで彼女のいう大変さがわかるわけでもない
それを言ったら男には女のことなんて一生わからないから
もうどうしようもないじゃない。


したことがないことに挑戦することは
応援してあげればいいんじゃにゃい?
わからなくたっていいんじゃにゃい?

ひとりの人間が人生で経験できることって
ごくわずかだし、経験したことだけで
物事を判断すると、経験していない人は
もうどうすることもできない


海を見たことが無い人が
壮大な海の青さを語ることだってできるはず、
波の音を歌うことだってできる
海の見える街で暮らした人に
その素晴らしさを教えてもらうことだってできる。

「見ないとわからないよね、海の青さは」
それも確かにそうかもしれないけど

見てない人を仲間はずれにしなくてもいいんじゃないか?
どんだけきれいな海を見てきたか自慢しなくてもいいんじゃないか?


どうしたらさー、わかりあえるだろうね
うーん、ちがうか、わかりあえないことがあっても
どうしたら、仲良くやっていけるだろうね


もうすぐ誰にも経験したことの無い明日がくるぜ。




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