迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

彷徨の舞。

2020-11-27 17:14:00 | 浮世見聞記


品川區五反田を歩行中、「池田山舞台」なる案内板が視界に入る。


おそらくはどこかの能楽師の稽古舞台だらう。

普段ならそのまま流すところだが、散策の續きの氣分で、「行ってみやう……」といふ気になる。


旧街道探訪を彷彿とさせる狭い急坂を上り、いかにも高級さうな住宅地へ入った一角に、それを擁する建物は見つかった。




……話しはこれでお仕舞ひ。

ただちょっと寄り道をしてみたかっただけ。


が、謠本と仕舞扇の手触りは戀しくなる。






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