人災疫病に感染する力士が續發し、休場やら欠場やらだらけの──但し蒙古人横綱二名はもとより員數外──今場所で優勝しても、「……だうなのかな?」と云ふ疑問はあります。
そもそも、この時世下に相撲を興行すること自体、私には疑問でしたから。
應援してゐる貴景勝が、時の運つたなく初日から大コケした挙げ句の怪我休場も、今場所への疑問に拍車をかけました。
その一方で、報道屋は第二次“お手上げ宣言”以降、「街への人出が減りません!」などと、高い数値での微増減に連日お祭り騒ぎをするばかり。
偽政者代表は相変わらずの言語不明瞭。
ヒトは、「第一次“お手上げ宣言”の時と状況がまったく異なってゐる」と、非難めいたことを云ひます。
……さうですね。
ところで、「勝武士」といふ若手力士のこと、皆さん憶えてゐます?