雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

七草粥

2009-01-07 22:15:06 | 節句人形 雛人形
今日は、七草粥を食べました。
今日は、五節句のひとつの「人日(じんじつ)」にあたります。

3月3日のひな祭り、5月5日のこどもの日などもいわゆる「節句」であります。

元来、節句(せっく)は、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる重要な日です。節供(せっく)とも書き、神に供物を供えるという意味でもあります。もともとは中国大陸から伝わった暦の上の風習のものを日本の気候や文化と合流して江戸時代より今に続いています。

あるいは節日(せちにち)とも言い、節日には朝廷において節会と呼ばれる宴が開かれました。

ある意味、私たち人形業界でお世話になっている者とっては、この節句があってこそ、生かされているのだと思います。
昨日の「行っては行けない「雛人形店」の話とも関連しますが、この「五節句」を知らない販売員がいる人形屋には行かないほうが良いと思います。

雛人形、五月人形と五節句との関わりはいずれ、この「雛人形を作っている江戸木目込人形職人~伝統工芸士 新井久夫~」のブログでお話したいと思います。
http://arai-kimekomi.co.jp/