木目込み人形の製作指導「来年の干支 辰」

　　　　　　　　木目込みの干支「辰」を作りましょう！
　　　　　　　　という訳で、木目込み人形の製作指導に行きました。


昨日、さいたま市内のとある公民館で、木目込人形の干支を作る企画がありました。




ちょうど私の「お母さんの様な世代」の女性がお集まりになりました。



ほとんどの方が初めて木目込み人形を作るという事で、最初は緊張されていましたが、全員「辰」を完成させました。

良いお正月を迎えられる事と思います。




来年の今頃、また元気にお会い出来る事を楽しみにしております。


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人形に対する想いを披露

　　　　　　　　　さいたま市立博物館で「受け継がれた文化財」展、開催中です。

　　　　　　　　　本日、木目込人形の製作実演をしてきました。


「岩槻江戸木目込人形技術保存会」のメンバー3名で、面相描き、着せつけ、頭の取り付け（仕上げ）などの分業の工程作業をご覧頂きました。


最近は伝統工芸や和的な文化に興味がお有りの向きも多いようで、たくさんの来場者がありました。


今回の木目込人形の実演は、ただただ見て頂くのではなく、製作過程の様々な疑問にお答えしたり、人形に関する質問に対応するという形式をとりました。

製作現場、実際に人形を作っている我々職人の技術や技法、人形に対する想いなどを披露する機会には、積極的に関わる事が大切であると実感しました。

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さいたま市立博物館で「受け継がれた文化財」展、開催中

　　　　　　　　さいたま市立博物館で「受け継がれた文化財」展が開催中です。
　　　　　　　　
　　　　　　　　11月8日から11月23日まで。入館料は無料です。


この催しは、市誕生１０周年を記念して、建造物、絵画、彫刻、古文書、考古資料、記念物など、この１０年間に市及び国、県の指定を受けた様々な文化財４１件についての特別展です。


岩槻の木目込人形についても故人ではありますが、埼玉県指定無形文化財の先輩の作品が展示されています。

私も10月23日（日）10時より、木目込人形の製作実演を行います。


岩槻の木目込人形の職人達の集まり、「岩槻江戸木目込人形技術保存会」は埼玉県指定無形文化財に認定されています。

10月23日（日）は、埼玉県指定無形文化財「江戸木目込人形」製作実演会という形で公開されます。
当日の実演会は保存会の仲間、私を含め、3名で行います。

ご興味のある方はどうぞ。

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「木目込人形のお雛様」専用の屏風です。

　　　　　　　　私の工房、新井人形店では「木目込人形」を作っています。

　　　　　　　　
雛人形を中心に作っていますが、皆様がお雛様を飾る時には、屏風が必要ですね。　　　　　　　　
　　　　　　　　
画像は我が工房で木目込人形によりマッチする「屏風」を作っている様子です。



新井人形店では私の父の代から「木目込人形」と「屏風」を合わせて作っていました。

これが実は私の代になってから「屏風」には手がまわらなくなっていました。しかしながら、やはり雛人形セットには屏風が必要で、屏風の雰囲気でお雛様のイメージが大いに変わります。

去年から、新井人形店の屏風が復活しました。
「木目込人形のお雛様」にマッチする、いわば木目込み専用の屏風です。

ここ数年、温めてきた構想が具現化出来た、と本人としては満足しています。




屏風を作るためのノウハウや、専用の道具が見事にそのまま残っていた事、先代に感謝です。




しかしながら、屏風そのもののデザインや素材については、現在に合うものであり、製作工程・工法についてはかなり工夫をし、進化したと思います。

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木目込人形の内職をしませんか？

　　　　　　　　今年もあと、２か月半。
　　　　　　　　新井人形店も慌ただしくなってきました。




そんな訳で更新を少々サボりましたが、仕事は一生懸命人形作りに励んでいます。




何度かこのブログでも触れましたが、雛人形は多くの職人達の分業で行っています。

今、木目込みの作業（着せつけ）をしていただける方を募集しております。

いわゆる、「木目込みの内職」と言う事ですが、経験のある方は大歓迎ですが、手先の器用な方、いかがでしょう？丁寧にご指導させて頂きます。

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さいたま市政１０周年記念「秋のさい１０」

さいたま市政１０周年記念「秋のさい１０」に参加しました。

　　　　１０月８日～９日の２日間、さいたま新都心、スーパーアリーナ周辺で行われました。


天気も良く、イベント日和でした。

私ども岩槻人形協同組合も人形や小物類の出店・販売をいたしました。





秋はイベントが多いですね。

岩槻では市民運動会があったようです。


さいたま市「秋のさい１０」では食のさい１０というコーナーもあり、市内や友好都市の飲食店や食料品メーカーなどの出店もあり、大変賑わいました。


「人形」はなかなか衝動買いされる物品ではないので、食べ物屋さんの様な行列こそありませんでしたが、興味のある方々にご覧頂けたと思います。




スーパーアリーナの反対側、イト―ヨーカド―でもさいたま市の物産展がありました。
合間に見学に寄ってみました。

人形業界からは、桜橘の名人「岡半さん」が出店されていました。




これから我が業界は10月、11月と伝統や文化にかんするイベントが盛りだくさんです。
人形の出番も多いです。

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さいたま市 秋の彩１０

　　　　　　　　ちょっとブログの更新をサボってしまいました。
　　　　　　　　本日、世の中の話題の一つは、アイフォン「４Ｓ」の予約販売の開始でしょうか。


私も アイフォンの利用者ですが、このところ、スマートフォンの利用者が増えているようですね。

一度使いだすと、私のような人形職人でさえ、アイフォンはとても仕事に役に立ち、手放せなくなります。


今回はソフトバンクだけではなく、au（ＫＤＤＩ）でも販売されるという事で、さらに利用者も増え、激戦が繰り広げられる事でしょう。


さて、話題は変わりますが、告知が一件ございます。
明日と明後日、１０月８日（土）、９日（日）にさいたま市の市政１０周年を記念した行事が行われます。


「秋の彩１０」、会場は、さいたまスーパーアリーナ及びその周という事です。

様々な出店があり、伝統産業のブースもあり、私ども岩槻人形協同組合も人形、和物や小物などの出店をいたします。

さいたま市内の商店・業者、友好都市の出店や各種イベントなどもたくさんあるようですので、よろしければ足を運んでみてはいかがでしょう？


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１０月！

　　　　　　　　10月。
　　　　　　　　今年もあと３カ月。

　　　　　　　　さあ、いよいよですよ。やって来ます、雛人形の季節。




このところ、すっかり秋らしくなりました。

涼しいというよりも、かなりうすら寒い感じです。


外は秋の虫たちの声が聞こえます。

犬を飼っていますと、早起きになりますが、季節の移り変わりを肌で感じます。

我が家のラブラドールは毛皮をまとっていますので、寒さには強いのですが…。


人は我がままですね。夏は暑いと文句を言い、冬は寒いと文句を言う…。


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