Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

GONTITI Recomends Bossa Nova

2007-08-18 23:37:07 | music
風邪をひきました。正しくは、風邪が悪化しましたですが。
どうやら、盆踊りで張り切りすぎたようです。お酒も踊りも…。

1週間くらい前から喉が痛み出し、咳と熱が出ていたのですが「まさか、百日咳ではないだろう」と甘く見てだらだらと過ごしているうちに、夏の疲れのボディブローがじわじわと効いてきて、とうとう盆踊りのパンチにノックアウトされました。
花火大会を早めに切り上げて寛いでいると、登山帰りの父がエアーサロンパスを盛大に撒き散らし始めました。その途端、臭いが鼻に付き咳が止まらなくなってしまいましたよ。
鼻水は出るし、喉は痛痒いし、咳は止まらない。あー、口に手を突っ込んで喉を取り出して水洗いしたい気分。

せめて、気分だけでもすっきりしようと聴いているのが、Gontiti Recomends Bossa Nova (←試聴できます)。
世界一番快適音楽を作るゴンチチさんが選ぶボサノヴァですからね、快適じゃないわけが無い。とても素敵なボサノヴァのコンピレーションアルバムですよ。

ところで先日、映画”This is BOSSA NOVA”をとても楽しく拝見しました。
ボサノヴァの生まれた背景や音楽性について、インタビューを中心に当時の映像を交えながら紹介した映画ですが、羨ましくてたまらなかった。
1950年代のブラジル・リオにあんなに才能豊かな音楽家たちが集まり、囁くように小さな声でギターを爪弾いてまったく新しくてすべての人に愛される音楽を作ったってことが。コパカバーナの青い海、リオに吹く風、晴れた空、山の緑、キリスト像。
ブラジルの音楽家たちを陥れた熱くてクールなボサノヴァの魅力が、アーティスト本人の肉声で伝わってきて、羨ましくなってしまいました。
(ふと24アワー・パーティー・ピープルの熱を思い出しました。タイプはまったく違うけど、音楽の持つ熱を伝えるかっこいい映画でした。)

さて、その”This is BOSSA NOVA”の主役達がずらずらっと並ぶ”GONTITI Recomens BOSSA NOVA”。
マルコス・ヴァーリに始まり、トム・ジョビン、ナラ・レオン、アストラッド&ジョアン・ジルベルト。もちろん、カルロス・リラさんもいらっしゃいますよ。そして、ヴィニシウス・ヂ・モライスさんも!
土曜日の少し早起きした朝にも、日曜の昼下がりにも、そして風邪をひいて喉がじりじりと痛む日にもボサノヴァのリズムは心地よく体と心に沁み込んでいくのです。
特に、私のようなボサノヴァ初心者にはオススメの一枚ですよ。

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2 コメント

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ボサノバ (Sa)
2007-08-19 18:08:29
お加減いかがですか?
明日から月曜日、少しでも咽喉の不快感がおさまっていることを祈ります。
私もあちこちがきごきで痛いんですが

さてさて、私もボサノバは手を広げていないんですが(俗にいうスタンダードナンバーだけです)、このCDの三番目の曲「三月の水」という曲が特に好きなんです。
「三月の水 歌詞」で検索なさっても、出てくると思うんですが、ああ、ボサノバって、詩だなあってはじめて思った曲でした。
ボーザ・バッソスが「夏の終わり」というタイトルでこの曲を愛らしく歌っているのも素敵です。

私の中でも今、ボサノバがブームです(笑)
ゲッツ/ジルベルトなど毎朝寝床の中で聞いてます(夏休みの朝の寝床はいいですね~今日までです~泣)
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お気遣いありがとうございます。 (アクア)
2007-08-21 21:14:18
昨日が夏風邪のピークだったらしく、パソコンも開けないまま早々に寝てしまいました。おかげで今日は大分回復いたしました。
やっぱり、風邪には休養が一番ですね!

「三月の水」の歌詞、検索してみましたー。なんて素敵なんでしょう!
日本人の私には、3月に降る暖かい雨を歌っているのかな?などと勝手な想像をしていましたが、ブラジルで降る3月の大雨の情景を歌っていたんですね。南半球だから、夏の終わりなんだなぁと納得です。
ぼけーっと毎日を送っている私に、幸せなプレゼントをいただきました。ありがとうございました!
改めてジョアン・ジルベルトの「三月の水」を聴いています。
私の夏風邪もそろそろ終わりそうです
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