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露天風呂:日本の温泉

2012年05月24日 | 旅行

<P1 ホテルジェイズ日南リゾートの露天風呂>

 日本人は温泉、特に露天風呂が大好きです。私達は朝な夕なに、裸で冷気を感じながら、裸でどっぷり浸かります。私達は浴槽に浸かりながら眼の前に広がる山野や大海原を望み、さらに朝日や夕日を眺められれば最高です。また日本人は風呂から見る紅葉、雪景色、新緑に大いに季節を感じ、楽しみます。旅行のホテルに露天風呂があれば、皆さんは大喜びです。

ここでは私が行った温泉を外国人向けに紹介します。最後にトルコの温泉も紹介します。なお使用した写真の多くはホテルのWEBサイトから転載したものです。



<P2 温泉地を示す日本地図>



<P3 霧島スパヒルズの露天風呂/霧島>

 最初の写真は、地図の2番、宮崎県の山深くにあるホテルのものです。この風呂からは眼下に山並み、遠くに海がかすかに見えます。お風呂からの眺めは非常に開放感があり、風と新緑が春を感じさせていた。写真P3の上は、地図の1番、鹿児島県の霧島温泉にあるホテルのものです。下は火山の霧島を示し、温泉がこの中腹に散在します。このお風呂からは、天気が良ければ眼下に大きな湾に浮かぶ火山の桜島が見えます。日本人は写真なような岩組の露天風呂が好みです。風呂の周り半分は木々で囲まれ、一方は視界が開け、遠景を楽しめれば最高です。



<P4 ホテルニューアワジプラザ淡路島の風呂/松帆の湯の風呂>

 写真P4の上は、地図の3番、淡路島の南端ある半島の稜線にあるホテルのものです。この風呂の良さは、眼下に湾が拡がり、沈む夕日を眺めることが出来ることです。下は、地図の4番、淡路島の北端に山腹にある温泉施設のものです。この風呂の魅力は、明石海峡とアジア最大の吊り橋を見ることが出来ることです。



<P5 有明荘の露天風呂の秋/冬/北アルプス>

 写真P5の上二つは、地図の5番、長野県の北アルプスの尾根近くにあるホテルのものです。このホテルは標高1400mの谷にあり、ここは登山口にあたります。周辺は山深く、紅葉の時期は実にすばらしく山肌が彩られます。お風呂からの眺望は良くないのですが、山と木々に囲まれ、写真のように四季折々の風情を楽しむことが出来ます。下は、北アルプスの全景で、ホテルはこの中腹にあります。



<P6 パムッカレの温泉/石灰棚/ヒエラポリス>

 写真6、7はすべてトルコの観光地パムッカレのものです。上は、石灰棚の上の台地に拡がるローマ時代の都市遺跡ヒエラポリスにある、地震で出来た温泉です。その温泉の中には多くの柱が倒れて横たわっています。多くの男女が水着で温泉プールを楽しんでいます。中は、有名な石灰棚の光景ですが、雨が少ない為、皿に水が無くて残念でした。下は、ローマ遺跡の様子です。



<P7 サーマルホテルパムの温泉/夜景>

P7は、石灰棚の直ぐ下にあるホテルの温泉です。温泉水には極めの細かい砂が含まれており、風呂の底にそれらが溜まっていました。日本の温泉と比べれば、温度は低めで浴槽は浅かった。皆水着で入ります。夜景の写真には、プールの奥に室内の温泉プール、2階が先ほどの屋外用温泉プールが見えます。

 これで露天風呂を一通り巡って来ました。ハンガリーのブタペストには、大きな宮殿のような温泉プールがあるのですが、残念ながら行く時間がありませんでした。中国には温泉や露天風呂を楽しむ習慣がなかったが、徐々に楽しむようになって来ているらしい。東南アジアでは聞かない。国によって温泉の楽しみ方が異なる。

 裸で見知らぬ人と一緒に入り、旅先で、話が弾むことが良くある。日本人は、温泉で裸の付き合い、露天風呂で季節と景色を楽しみ、心と体を癒す。


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