< 1. 龍脊棚田 >
これから、桂林の山岳部にある少数民族の村を紹介します。
ここには美しい棚田と少数民族の暮らしがあります。
今日は、桂林から村までの道筋を紹介します。
日程の概要
訪問したのは2015年9月18日で、平野部は薄曇りでしたが、山は雲で覆われ一時霧雨が降りました。
それでも十分に自然と村を堪能することが出来ました。
ホテルを8:00に出発し、バスを降り散策を始めたのは11:20から、村で昼食を取り、バスで帰路に着いたのは13:45でした。
< 2. 龍背の地図 >
両写真共に上側は北側です。
上の地図: 桂林中心部から目的の村(龍脊古壮寨棚田)までの道筋。
赤丸が桂林、黄丸が村、黄矢印が道筋です。
桂林から龍脊の旅客中心(写真5)まで約80kmです。
白枠が下の地図の範囲。
下の地図: 赤丸が龍脊の旅客中心、青丸が龍脊古壮寨の駐車場、黄楕円が目的の村です。
村は山の急斜面にあり、標高670から920mの間で上下に伸びている。
その山頂は標高1200から1400mあり、旅客中心は標高300mの谷底にある。
龍脊について
この桂林が属する広西チワン族自治区は、名前の示す通りチワン族をはじめ十数以上の民族が漢族と共に暮らしています。
これら少数民族はかつて南下して来て山岳部に暮らすようになった。
現在は各地に定住し、また平野部に暮らす人々も増えています。
龍脊はその山岳部の定住地の一つで、私たちが訪問するのはヤオ族の村の一つです。
この龍脊にはトン族などの異なる民族が周辺に多くの村で暮らしています。
ヤオ族は元来、焼畑と狩猟を行っていた民族で、他の山岳民族もそうですがかつては国境を越えて移動していました。
現在は、定住政策により稲作農耕を行っており、それが美しい棚田の景観を生んでいます。
私は中国南方の少数民族の村を訪れるのが楽しみでした。
かつて福建省の山岳部にある客家土楼を訪れて、強い絆で結ばれ、昔ながらの素朴な暮らしをしている人々に感銘を受けました。
たった数時間の訪問でしたが、彼らの暮らしぶりを紹介したいと思います。
< 3.桂林から山岳部に入る手前まで、バスから撮影 >
< 4. 徐々に山岳部に入って来ました、バスから撮影 >
< 5. 龍脊の旅客中心 >
ここで一旦バスを降りて、このセンターで入場手続きをします。
そして各自目的の村まで専用のバスに乗り換えて行きます。
< 6. 専用のバスで急峻な山を登って行きます >
下から二番目の写真: 中央の棚に果物の実が沢山生っていました。
一番下の写真: 龍脊古壮寨棚田の駐車場です。
ここから村まで約1km徒歩で棚田を抜けて行きます。
< 7.棚田 >
上の写真: 右手に目的の村が見えます。
左から伸びる人波は村を目指す人々です。
中央の写真: 村の全景です。
次回に続きます。
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