< 1. ヘラクレスの顔? >
前回紹介したパムッカレの上側にあるヒエラポリスを紹介します。
これはローマの都市遺跡です。
< 2. ヒエラポリスに立って >
ヒエラポリス
この都市は高台の斜面に巾1km、奥行き800mにわたって建物が並び、10万人が暮らしていた。
最初ローマ人によって創建され、後のビザンチン帝国時代まで繁栄した。
しかし大きな地震がこの都市を数度襲い、再建を果たして来たが、14世紀には放棄された。
< 3. パムッカレとヒエラポリスの再現図 >
青枠はパムッカレ、赤枠がヒエラポリスの私の撮影スポット。
青枠と赤枠の交わる所が、昔の大浴場。
ここから流れだした温泉の石灰分がパムッカレを生んだ。
赤枠の上部が大劇場。
左の大きな広場はアゴラ。
< 4. パムッカレ側からヒエラポリスを見上げる >
右手奥が大劇場、最も再現されているのはこの劇場ぐらい。
中央部右からニンファニューム(噴水)、プルトニューム(洞窟)、アポロ神殿。
この洞窟から毒ガスが出ており、神官がこれを巧みに使い預言を行っていた。
古代ギリシャでも同様なことが行われていた。
< 5. 大劇場:舞台と観客席 >
この遺跡の観光時間は短かったので、上部にある大劇場まで斜面を走った。
ふらつきそうな足で劇場の最高部に立っていると、その大きさと急勾配に圧倒された。
< 6. 大劇場の舞台側を外側から見た >
初めて劇場の舞台を目の辺りで見たが、素晴らしかった。
< 7. 大劇場からパムッカレを見下ろす >
廃墟の遺跡に立っていると、華やかな白い石灰棚とは対照的に、いにしえの喧噪が微かに聞こえてくるようでした。
< 8. ヒエラポリスの草花 >
この赤い花はこの遺跡の到る所に咲いていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます