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桂林を訪れました 2: 漓江下り 1

2015年09月28日 | 連載完 桂林を訪れました

< 1.10:12、前方。 >

今日は、9月16日の漓江下りの前半を紹介します。
この部分が最も奇峰に富んでおり、飽きない水墨画の趣が続きます。
皆さんに川下りを楽しんでもらいます。





< 2.10:01、前方 >
出港して15分ほどすると前方を遮るように山並みが迫って来ます。
今回紹介するのは、前半の2時間20分で、ほぼ中間にある九馬画山までです。

晴れてはいるのですが、全体に靄がかかっていました。
夏の日射しが強く湿度も高いのですが、川風にあたっていると心地良かった。





< 3. 川下り前半部の衛星写真、上方が北で上流です >

私達は竹江から陽朔までの約55kmを4時間20分かけて川下りを楽しんだ。
この範囲が全長437kmの漓江の中で最も奇観に富んだポピュラーなコースです。
衛星写真からわかるように、高さ数十mに達する石灰岩の尖った鋒が川の両岸に無数に並んでいる。

衛星写真内の主な名所。
1:竹江、ここで乗船。 2:草坪。 3:冠岩。 4:楊堤。5:波石。 6:九馬画山。
上記の数字が各写真の数字を示し、アルファベットは時系列を示します。
例えば、写真の番号1bは名所1から2までの間で2番目に撮った写真です。
<タイトル欄>の時刻は現地の撮影時間で、前方(下流側)、後方(上流側)は船からの撮影方向を示す。







< 4. 竹江から草坪手前まで >
1a: 9:42、前方。竹江。
いよいよ竹江桟橋から出港です。
私達は桂林からバスで竹江まで来て、ここで大型の遊覧船に乗りました。
観光客を乗せた遊覧船が次から次へと出港していきました。
乗った船は写真にあるように船室が2階まであり、3階が展望デッキです。
私は途中の昼食もそこそこに、展望デッキで4時間以上立ち詰めで景色を堪能しました。

1b: 既に表示。
1c: 10:10、後方。
漓江は大きいが、曲がりくねり浅いため航行可能な川幅は狭い所もある。
その景観は断崖絶壁もあれば浅瀬や砂州、様々な樹林があり変化に富んでいる。

1d: 既に表示。
1e: 10:15、前方。



< 5.草坪から冠岩通過まで >
2a: 10:33、前方。草坪辺り。
所々、川縁には村があり、民家があり暮らしに触れることできる。

3a: 10:37、左舷。冠岩。
冠岩の所以はその烏帽子状の山頂にあるが、川に面して大きな穴がある。
この奥より川が流れて出ており、中に観光できる鍾乳洞がある。

3b: 10:54、後方。
私達の船の展望デッキも写真のように人が一杯になりました。
名所に来ると案内放送があるのですが、中国語なので役に立たなかった。
写真を撮る為には3階展望デッキ前方と2階後部展望デッキを行き来することをお薦めします。
ツアー参加者の席は2階に確保されていて、貴重品を除く荷物はその席において置けました。




< 6. 楊堤から波石通過まで >
4a: 11:02、後方。楊堤付近。
5a: 11:25、前方。波石付近。
5b: 11:27、後方。

中国古代より「桂林山水天下に甲たり」と賞賛されているが、正に山水画の世界が広がっている。



< 7. 中国山水画 >



< 8.波石通過から九馬画山手間まで >
5c: 11:35、前方。
5d: 11:37、後方。
5e: 11:41、後方。



< 9.12:00、後方。九馬画山 >
中央の崖に九ヵ所の白い岩肌が露呈しているのが、駆けめぐる9頭の馬に見えるそうです。
多くの写真は九馬画山を正面、つまり上流から撮るのですが、逆光だったのでこれは下流側からの写真です。

これで前半の川下りは終わりました。
次回は、景観と風情を紹介します。









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