★Rindanの暮らしのひとしずく★

作ることが好きな私。。。多少ずれてる角度から見る他愛無き日常を綴ります。。。

🌟誕生日を祝う日光世界遺産巡り 豪華絢爛「日光東照宮」編🌙 

2023年02月09日 | 令和・旅行・お出かけ

文華の誕生日を祝うため出かけました日光、続いては「日光東照宮」でございます
前回は2019年に訪れましたが、桁違いの豪華絢爛ぶりは、またも恍惚の境地

日光東照宮は徳川家康公の没後1年の1617年に、2代将軍秀忠公により、家康公を祀る「東照社」として建てられ、
1636年に3代将軍家光公が社殿群に建て替えられたそうです(*>ω<)φ    自慢じゃないけど歴史苦手です

まずは、どどんと「五重の塔」 高さは約36mで、十二支の彫刻が施されており、
朱色をベースに色々な色が使われた極彩色が目を引きます。
文化12年火災に見舞われましたが、その後文政元年(1818年)小浜藩主(福井県)酒井忠進公によって再建されたそうです。
東照宮最初の玄関口の
表門には、左右に仁王像が安置されにらみを利かせており、
門に施された、バク、麒麟、象など82の彫刻も見事です

            

陽明門通路の天井に描かれた天才絵師「狩野探幽」が描いた「昇龍・降龍」のうちの「降龍」をパチリ。
四方八方ににらみを利かせて東照宮をお守りしているのだそうです  仁王像と一緒ですね◎ 
ゴールドのまばゆい阿吽の狛犬さまはなぜか横向きです(人の波があり、対ではなく全て片方のみ撮影)            

                          

想像上で描かれたという不思議な象が印象的な「上神庫」  
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言うそうです。   
    

                  

こちらも「狩野探幽」が描いた想像上の生き物なのだそうですが、
ぞうを見たことがないにもかかわらず、象を描き出すとは驚きです

                  

続いては「見ざる聞かざる言わざる」三猿でおなじみの「神厩舎」

神厩舎とは、神様に仕えるお馬さんの馬小屋のことで、
昔から猿は馬を守ることから長押上には猿の彫刻が8面あり、猿の人生劇を人間の人生として捉えて諭しているのだそうです

                  

「見ざる聞かざる言わざる」は可愛い彫刻ですが、戒めの意味が込められており、
他人の欠点やあやまちなど、悪しきことは、見ようとせず、聞こうとせず、言おうとしないのがよいという意味だそうです。

                  

陽明門の階段下にある輪蔵(経蔵)経典を収納しておくための蔵で内部は非公開。

                  

銅鳥居から見える陽明門、二重のパワーを感じます、、、

                  

すすめば進むほどに豪華さが増してゆきます、、、
ついに500以上の彫刻が施された「陽明門」がお目見え

       

豪華ですが細やかで上ばかり見上げ、首と目が疲れそう(;^_^A)
よくよく見ると龍や麒麟や仙人など不思議生き物モチーフが満載で本当に凝っています。

                  

昔はこれを作るのに命がけの作業だったはず。
「言うは易く行うは難し」じゃないけど「見るは易し行うは難し」です。

                  

東回廊に施された眠り猫は、国宝に指定されています。(小さくて見落としそうですが)
牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」にちなんで掘られたと言われているそうです。
東回廊は「奥宮」へ続く参道入り口で、「奥宮」は東照宮の一番奥に位置する徳川家康公の墓所になります。

さて、ここから冒険が始まります(笑)
御本社の先にある「鋳抜門」をくぐり、急な207の石段へいざなわれ、家康公が眠る「奥宮」へ。
ひとまず奥社へ到達「いやーご苦労じゃった」と空耳&妄想(笑)

               

重厚な唐銅製の門を過ぎますと、こちらが神聖なる家康公が眠る宝塔でございます。
唐銅製を用い、八角形で九段の石が積まれ基壇に宝塔が建てられています。
宝塔の手前には鶴、花瓶、高炉、獅子の像があるのが印象的でした。

宝塔の近くにそびえる樹齢600年の叶杉は、願い事を樹洞に向かって話すと願いが叶うのだとか。
前回、大混雑で参拝できなかったので、今回はとしっかりお願いをしてまいりました◎               

                  

少々背筋がひんやりしたような気もしますが、大いなるパワーを感じました◎
「鋳抜門 いぬきもん」を守る「蜃 しん」という生き物が、遠目からも分かる凛々しいお姿。
ちょっと無茶な角度からシャッターを切った自分目線のお気に入りショットでした(*>ω<)

                  

急階段の冒険に安堵していると、また更なる豪華版が出てきました~
こちらが御本社の正門で、昔は将軍様から大名のみしか参拝できなかったそうです。
何と彫刻はΣ611体と先ほどの「陽明門」より多いですー
貝をすりつぶした胡粉という白い塗料が使われており、神聖な雰囲気を醸し出しています

                  

靴を脱いで拝殿を見学できます。細やかな細工に「上を向いて歩こう」状態。
拝殿と本殿の間に石之間があり、奥に本殿があり、こちらも大いなるパワーを感じられる場所になります

                  

廻廊は陽明門の左右に延びる建物で、外壁には花鳥の彫刻が飾られて目を引きます

                  

廻廊さえも手を抜かない徹底した装飾にため息植物や孔雀など豪快で立体的な彫刻が見事です。

                   

鐘楼と鼓楼の建物が、陽明門の前に東西に対称的に配置されておりますが、こちらは鼓楼になります。
(カメラの枚数制限と充電切れにならないため、ふたつあるものは、気に入ったどちらかを撮影しました

                  

最後は「薬師堂」鳴龍に導かれ、、、、ここも靴を脱いで上がります。
小学生の頃「ホントに龍が鳴いてるー!」と感動したものです。

鳴龍は、薬師堂の天井に描かれた巨大な龍の天井画で、
龍の頭の下で、拍子木を打つとまるで龍が鳴いているかのように聞こえるのです。
少しでも場所がズレたりすると鳴き声は聞こえません。どうやら、頭の部分のくぼみに音が反響するそうです。
昔は、自分で拍子木を打つことができましたが、現在は神聖な場所のため行うことはできません。
お寺の方が説明をしてから見本でやってくださいます。不思議な音はやっぱり龍の鳴き声に聞こえます

                                    

最強のパワースポット日光東照宮からたくさんのパワーを頂きました
無数の建築彫刻のモチーフの中に、架空の生き物や動物や鳥などをとり入れてあるところが、
歴史的建造物に興味や馴染みがなかったとしても、記憶に残ったり楽しめる要素なのかなと感じました。
物忘れの激しい私でさえ、小学生の頃に見た眠りネコや三猿や鳴き龍はずっと心に残っているのですから(>ω<*)

今回、日光を訪れたお陰で「何をやってもうまくいかない」末吉のおみくじを、少しは好転させられそうな予感です(笑)
文華ともあれこれお話をしながら日光東照宮を回れて大変楽しかったです(*^ー^)/\(^ー^*)

いつもお立ち寄りくださる皆さまに感謝
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました

後半は東武ワールドスクウェアをお送りしたいと思います(*^_^*)

コメント
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