青森風土記

青森ブログ : 青森の自然、青森の文化、青森の観光、撮影スポット、車いす(車椅子)バリアフリー、近隣県情報も少しブログに

ルピナス満開、これから花菖蒲の鯉艸郷(十和田)

2006-06-25 23:03:45 | 八戸・十和田周辺
十和田市北西部にある鯉艸郷に行きました。
十和田市中心から国道102号で十和田湖方向に向かって右手にポニー温泉の角を右に曲がり、標識に沿っていきます。少しわかりにくいところにあります。


ルピナスがちょうど満開(写真手前)、芍薬(奥の方)は半分以上散っていました。


花菖蒲は咲いているものもありましたが、1週間後ぐらいがピークのようでした。昨年は6月27日には花菖蒲がほぼ満開したが、今年は更に遅いのかも知れません。
園内は未舗装ですがほぼフラットです。JAF割引が使えます。

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東京・JR飯田橋駅の前に青森発見!!

2006-06-24 23:08:45 | 青森一般
本日日帰りで東京に行って来ました。
市ヶ谷駅で降りて靖国神社周辺で用件を済まして飯田橋からJRにのって帰青しようと慌てて坂道をおりていくと「青森県立博物館シャガール展」の小旗がならんでいました。
なんでこんな所に?
見回してみると理由が判りました。

青森県産品のアンテナショップがあったのです。
場所は飯田橋の駅の近くです。
あ、これがまるごと青森様が紹介されていた東京で青森県を体感!(その2)だったのですね。

駅の近くの地図ですが、県の宿泊所というのがあるんですね。

お店の前には、見慣れたジュースの箱が山積み。ただ、今回は想定外、新幹線までの時間がなかったので素通り、次回は入ってみたいと思います。

東京に青森県のアンテナショップがある事は知っていましたが、もっと繁華街にあるとおもっていました。
本日土曜日でしたが、がらんとしていました。
JR飯田橋駅西口の近くです。
なんと、飯田橋西口からホームまではまっすぐスロープのスーパー・バリアフリーの西口です。
(私は始めて使ったので知らなかったのです。改札で「お手伝い必要ですか?」「いつも何とかやっていますので大丈夫だと思いますが、エレベーターとかありますよね」「無いんですが。」「・・・お願いいたします・・・」結局はゆるやかなスロープでホームに出て、電車に乗るときの敷き板をひいていただきました。いつもはエイヤッと載せているので少し申し訳なかったです。青森特有の階段つき乗降口ではなかったのに・・・)
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小坂鉱山事務所、エレベータ有ります

2006-06-22 21:42:33 | 秋田県(青森県境付近)
北東北の中心、十和田湖を青森県十和田市とシェアする町、それは小坂町です。
小坂町はかつては鉱山で栄え、その当時の建物で明治38年に建てられ平成9年まで使われていた豪壮華麗な洋館、小坂鉱山事務所が保存されています。

実はここはまさしく青森のお隣さんでしたが、今の今まで行く事がありませんでした。

なぜなら

この建物のシンボルとも言える主要設備/1階から3階まで欅造りのらせん階段です。
明治時代の建物は階段だらけで大変だとともっていたからです。
ところがでした。

立派なエレベーターがあって自由に使えました。
このエレベータの存在は小坂鉱山事務所のホームページにははっきり書いて無くて、エレベータはあるが手間がかかるような書きぶりでした。

駐車場からもフラットです。駐車場は隣の康楽園↓と共通でした。


今回康楽園は見学しませんでしたが、小坂鉱山事務所の中でも、ちょこっと、康楽園の様子を見る事はできます。


鉱山産物の輸送に使われていた小坂駅は、鉱山が廃止となった現在も同和鉱業の精錬原料の輸送に利用されています。

以前は旅客事業も有りましたが現在は貨物だけです。

外観は車窓からよく見えます。
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野辺地の常夜燈は海沿い?内陸?

2006-06-20 22:46:30 | 下北半島
野辺地、浜町の常夜燈は1827に建てられ、南部藩の日本海航路への窓口の野辺地湊へ夜間入港する船への目印として、毎晩火が灯され、今で言えば灯台に当たるものです。灯台としては日本最古と言われています。
以前に私のブログに載せた事があったのですが、その記述に関する友人らとの会話で、野辺地の常夜燈は「海辺にあった」「言われてみれば昔は海辺だったかも(自分を含む)」「海辺ではない」の三つの意見に分かれました。
まずは野辺地町のホームページを御覧になってください。
明らかに海沿いの灯台、野辺地のシンボル常夜燈です。
では現実は・・・

近年、海側に埋め立て地が広がって、ちょっとさえない今の景色になってしまったようです。最も近い海の方向を見て撮った写真です。
どなたかこの事に関して情報有れば教えてください。

車窓からよく見えます。

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採れる採れる砂鉄が採れる:種差海岸

2006-06-19 21:42:28 | 八戸・十和田周辺
緑の芝生と青い空、咲き誇る花を求めて種差海岸に行きました。


季節がまだ早すぎたのか、芝生は茶色っぽく、風は寒く(13度)

ニッコウキスゲを数本見る事ができるぐらいでした。
そんな事ではめげません。
砂鉄を集めよう
南部鉄器を挙げるまでもなく、八戸の鉄鋼関連工場、高周波鋳造(砂鉄銑を生産)、南部縦貫鉄道(当初の目的は砂鉄輸送)などこの地域は鉄との関連が深い地域です。
きっとあの黒っぽい砂浜は金属の宝庫に違いありません。(写真の奥の方の砂浜)


たまたま持ち合わせたホワイトボードに紙を貼る長細い販促商品のマグネットをスーパーの袋に入れて準備OK。
磁力は弱々しいですが、大丈夫かなあ・・・


乾いたところを探して4~5回砂の表面をなでてみます。


採れてる、採れてる、黒い砂鉄がびっしりとついています。


買い物袋を磁石からはがして、ロート代わりにペーパーホルダー(やはり販促商品)に砂鉄を落として収集します。

思いつきで試みましたが随分砂鉄が採れました。

あなたの近くの砂浜でこんなに砂鉄が採れますか?

2006年5月18日撮影
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サーカスが青森にやってきた、あと1週間

2006-06-18 23:55:32 | 青森一般

下田イオンの駐車場にキグレNewサーカスのテントが建っています。
団員の生活の場も一緒に建っています。

ステージを囲む形ではなく、正面と側面に客席が配置される構造です。正面は指定席です。
公演の時間スケジュールや座席の配置はキグレNewサーカスのホームページに載っています。
入場料は大人2500円、子ども1500円、指定席は特席1000円、S席800円、A席700円です。
会場はテントの中ですから、特席でも柱が目の前にあったりして不具合もあるかも知れません。



シーソーを使ったジャンプもなかなかの迫力です。


大きな金網のボールの中でバイクが走り回るシーンもありましたが、最初は1台、次に2台、最後は3台で2台が水平に、もう1台は縦方向に走り回ったりしました(光の流れがバイクの走ったところ)


ステージの袖にいる係員はそれぞれのステージで使用する道具、演技中に使用する道具の受け渡し、命綱の調整、ロープの張り具合、墜落に対する危害予防などを整斉とこなしていきます。

キグレNewサーカスは青森の前は茨城での公演でした。
今回の公演は6月25日まで、その後は札幌での公演となります。
見たい方は、急いで急いで

車椅子の方は特席の横での鑑賞されていました。

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現代の貝塚、ピラミッドの如し

2006-06-17 23:33:14 | 青森市周辺
夏泊半島をぐるりと回ったある日、白鳥の来る浅所海岸の山の手を通るバイパスから野辺地湾方面を見ると海岸に白い丘が。

写真、左端から3つ目の海岸沿いの白い部分ですが、判りづらいので拡大してみると

白い砂の山かはたまたピラミッドか。

国道4号線で平内町内を野辺地方向に夏泊半島の付け根の小湊から向かうと左手にこんな山が見えました。


「平内シェルサンド」という看板があり、国道4号から脇道に入り施設の外から見てみるとこんな山もありました。

ドーバー海峡の白い崖のような断面を持つ丘です。

敷地の周りの路面はこんな感じです。

フロリダのキャプティバのビーチは貝殻(もちろんホタテではなかったですが)でできていていましたが、ここの施設の周辺の地面は貝殻が敷き詰められていました。
ホタテの殻の保管及び再利用施設だったのです。

それにしてもすさまじいホタテの量です。
ホタテのバベルの塔みたいなホタテタワーもありましたが、こちらはホタテピラミッドか現代の貝塚か。
(撮影2005年4月22日)
車窓からよく見えます。
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野辺地サントリー工場(注文の多い料理店か?)

2006-06-16 23:18:52 | 下北半島
国道4号線を走っていて野辺地のあたりでいつも気になっている看板「"歓迎"サントリー野辺地工場」



「歓迎」と書いてある以上、サントリーが「歓迎」してくれるのではないかと、2月19日に勇気を出して4号線を右折して進んでいくと・・・

道は突然スタックしそうな雪深い道に。そして、「サントリー野辺地蔵置場」のモニュメントから先の並木道は轍すらなく「工場」に向かう道ではない。
その後調べてみると、1980年にサントリー第3の工場として野辺地町に建設が決定され、造成工事等が行われ、地元はかなり期待していたようです。確かに野辺地町は下北の周辺自治体に比較して、大きな事業所がありません。そして、サントリーは貯蔵庫2棟を建て、原酒の貯蔵・熟成に使っていましたが、消費の冷え込みに伴い貯蔵庫を閉鎖するようです。
「歓迎」は「通りがかりの私」に対してではなく、青森県や野辺地町が「サントリー」に対してだったのですね・・・ガッカリ。宮沢賢治の「注文の多い料理店」みたいな話でした。
雪が溶けて再び訪れました。

4月22日に見に行ったときは門から先には入る事ができませんでしたが、大きなせせらぎのある立派な庭の奥に工場があるようでした。

6月3日の段階でも外から見える景色は同じでしたが、水は流れていませんでした。
これほどの景観のある施設ですから開放されて公園として使われてもいいのではないかと思いますが、中に入った事がないので判りません。
どなたか御覧になった方はいらっしゃいますか?

2月にこの看板に釣られてふらふらと行ったときに発見したのですが、4号線に平行した農道の入り口でもあります。信号もなく、夜越山から一直線と言う感じです。最近はしょっちゅう使っています。気をつけてどうぞ。

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青森名物くじらもち4種

2006-06-13 21:58:14 | 青森一般
青森の名産にくじら餅があります。
 
甘すぎず、もっちりとした歯ごたえの食べ物です。上の二つは鰺ヶ沢町の二つで白っぽい方が村上屋、色の濃い方が青海堂の製品です。(材料:うる米、もち米、砂糖、小豆)

 
浅虫で売られている久慈良餅は「いく久しく慈しまれる良い餅」ということでこの漢字が当てられていますが、八甲田山で負傷した兵士も浅虫温泉で療養したと読んだ事がありますが、食べたのでしょうか。こちらはくるみが入っています。

 
青森では元祖、本舗と言われている鰺ヶ沢、そこから伝わった浅虫、その他のメーカーでもくじら餅は作られています。また山形にもくじら餅というおなじような食べ物があります。

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チャグチャグ馬コ2006・お隣岩手県から

2006-06-12 21:49:41 | 岩手県(青森県境付近)
今年も行きました、チャグチャグ馬コ
6月10日土曜日、青森から盛岡に向かう途中、雨が降ったり止んだりしていました。
盛岡市内では雨はすっかり上がっていました。


滝沢村の蒼前神社から盛岡市の八幡神社までの15kmを約90頭の馬の行列が進みます。


華やかな装束をつけた立派な馬たちにかわいらしい子どもが乗った行列が市内に入ってきます。


田植えが終わり緑濃くなる初夏の訪れの中を鈴の音を響かせて行列が進みます。


落とし物の清掃もぬかりありません。

写真1枚目、2枚目は青山運動公園手前の滝沢村、盛岡市の境界地点で、写真3枚目は警察学校の前で。
毎年の見物の定位置です。
 容易に車窓から見ることができます。
但し周辺の交通状況に注意してください。

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北斎と広重展・11日まで、県立郷土館

2006-06-10 22:30:59 | 青森市周辺
ここしばらく菜の花三昧で少ない休みの土日をつぶしてしまっていました。
ふと気づくと「北斎と広重展」が明日6月11日までじゃないですか。
明日11日は私は仕事です。
本日10日チャグチャグ馬コを午前中に切り上げて、青森県立郷土館に行きました。


感動しました。
今までべたっとした印刷物しか見た事がありませんでした。
本物の色の深み、線の勢い、紙の持つぬくもりと刷られた色の織りなす調和・・・
版画なのにまるで望遠レンズで撮ったような臨場感、魚眼で見たような包括感、ビデオを見ているような躍動感、テレビ中継を見ているような吹く風の強さ、写真では表現できない雨の感覚、人々の話し声、投げた網のリアリティ、湿った雪の重さ、月に光る海・・・書き出すとキリがありません。
全ての冨嶽三十六景シリーズや東海道五拾三次シリーズを始め、代表作を見る事ができました。
これは火薬、染料、医薬、農薬などを作っている日本化薬の原安三郎氏のコレクションです。
東京、石川、札幌と巡って青森を経て、次は京都、福岡、仙台で公開される予定です。


ところで青森県立郷土館は戦災を免れた旧青森銀行本店を改修して造られた建物で、写真左奥に当時の外観を見る事ができ、今回の展示会場も天井を見上げると当時の装飾があちこちに残り、五十九銀行であった事から59のデザインを見つける事ができます。


多くのブロガーに紹介されているカネセ高橋かまぼこ店の数ブロック隣で、もちろん、帰りには「ほたて百万石」を購入しました。
大きくはありませんが郷土館の駐車場はあります。

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津軽と南部の境

2006-06-09 23:53:50 | 青森一般
津軽と南部の境はどこか。
八甲田山がその間にある事は想像にたやすいですが陸奥湾側はどうなっているのでしょう。
以前に行って見た のですが雪が深くていけませんでした。
再び訪れた際のレポートです。


場所は野辺地町と平内町の町境にあり、JR狩場沢のやや東側の小さな沢にあたります。


小さな小川、二本又川(ふたまたがわ)の左右に築かれた4個の藩境塚として現在に伝わっています。


この小川はいまでも町境で海に向かって右が野辺地町、左が平内町です。


ここから国設まかどスキー場の南西を経て烏帽子岳山頂までが、津軽と南部の境だったのです。
国道4号線東北町付近から見た烏帽子岳。
国道4号線沿いにある藩境塚の上にあるパーキングから平内側に進み小川を渡った所から海岸におりる道があります。転回スペースは狭いですが車窓から見る事ができます。

地図の著作権:白い地図工房 使用申請済み 地図は一部改変 
烏帽子岳(2002年2月8日撮影)他は2006年4月16日撮影

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チャグチャグ馬コ(お隣岩手:盛岡)予告編

2006-06-08 20:36:04 | 岩手県(青森県境付近)

チャグチャグ馬コは田植えの終わった6月の第2土曜日に滝沢村の蒼前神社から盛岡市の八幡神宮までを行進する行事です。
蒼前神社は馬の神を祀る神社です。
青森県でも「蒼前」の名前がみられます。
2006年は6月11日開催です。


約15kmの一般道路が会場ですから最前列で見ることは容易です。


蒼前神社9時30分出発、盛岡駅前12時40分、市役所13時35分、八幡宮13時55分着です。
色とりどりの装束に身を包んだ馬約100頭が行進します。
2006年のチャグチャグ馬コの順路と予定時間


鮮やかな飾り付けに付けられた鈴が歩くたびにチャグチャグと鳴る所からこのお祭りの名前の由来となりました。
1~3枚目は2004年、4枚目は2005年撮影、1、3、4枚目は警察学校、2枚目は青山町手前。

滝沢村の公式ホームページ

 容易に車窓から見ることができます。
但し周辺の交通状況に注意してください。

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初夏の小川原湖

2006-06-06 21:51:32 | 八戸・十和田周辺
つい最近「春の小川原湖」の記事で急に「初夏」とは・・・とお叱りを受けるかも知れませんが、前回の写真は5月21日、今回は6月3日撮影です。


八甲田山の雪も減り、山ではセミ(エゾハルゼミ)が鳴いています。


マテ小屋の向こうに沈む夕日はロマンチックです。
南の海のビーチの夕暮れのように見えますか?
決して無関係とは言えません。
マテ漁は、東南アジアを起源とする南方型の漁法で小川原湖が北限かつ日本で唯一とされているのです。
マテ小屋保存のため、六ヶ所村では小屋の改築を行いました。
(現在はマテ小屋は実際の漁には使われていません。)

車窓から見る事はできますが外周道路の一部は未舗装で細く駐車車両が多いので注意が必要です。

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菜の花の絨毯の向こうに岩木山

2006-06-05 00:30:49 | 弘前・岩木山・白神周辺
昨日は満開は過ぎていましたが横浜町の菜の花を見てきました。
「弘前おすすめ情報」のmasatonさま「弘前再発見」のあるあるさまの記事に触発されて当初の予定を変更して6月4日は鰺ヶ沢町建石町に行って来ました。


花は満開を既に過ぎているものの、一つ一つの花がはっきりと主張している様子でした。


一耕作地の菜の花の面積としては感覚的に横浜町の一つの畑を上回る雄大さでした。
おやまに雲はかかってはいないものの、もう少し青い空だと良かったなあと思いつつ、来年に期待するのでした。

車窓からよく見えます。

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