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曹沖の「象の重さを量ろう!」

2006-10-28 20:29:43 | 三国志コラム
今日の午後「破龍」の記事を打っていたら、テレビ朝日系列で古代人と芸能人が知恵比べする番組「モアイの歩き方」で、曹沖(そうちゅう。曹操の息子)が象の重さを量った話が紹介され、芸能人がタイに渡って実証しようという試みが放送されていて驚きました。まさかこんな所で曹沖の話が出て来るとは思ってもみませんでした。

曹沖の考えた象の重さの量り方は、まず象を船に乗せて水に沈んだ所に目印を付け、そのあとその目印の水位になるまで石などの重しを乗せ、その石などを合計する。その数が象の重さと同じになると考えたのでした。

…実際には象がなかなか船に乗ってくれなかったり、象の重さで沈む船の沈み幅に目印を付けるのにも船が傾かないようにしたり、タイの人々に船に乗ってもらって後で体重を量るのが小規模の民族大移動という感じで大変な作業でした

人々の全体重と象の重さには多少誤差が出てしまいましたが、専門家の話では誤差は生じるものらしいので実証は成功という結果になりました。
作業にあたった人たちの作業中のにぎやかさや量り終わった後の充実した様子は見ていてほほ笑ましいです。

昔もこんな感じで計量していたのかもしれません。



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