コミックフラッパー3月号増刊 コミック三国志マガジンVOL.13/著者はカッコ内/メディアファクトリー/刊行中/550円(込)
内容とコメント漫画、コラム、情報が三国志のみの専門誌。今回は単行本化が予定されている作品を簡単にご紹介します。
もうすぐ発売される作品
黄河の一滴(志水アキ)…劉備と同郷の簡雍(かんよう)が主役の話。不遜な態度で劉備幕僚に不審を持たれる簡雍だが、実は劉備を幼なじみとして後押ししている。その理由は…?蜀志の禁酒令時のエピソードを描くなど、この作品の簡雍はユニークな人物像になっています。
単行本「異郷の草」(2月23日発売)には黄忠を描いた「巌のごとく」が収録されるのかが楽しみです。
守護神(佐々木泉)…三マガ創刊号から続く魯粛シリーズ。長江を挟んで強敵の曹操と開戦する事になったものの、今ひとつ士気が上がらない呉。信心深い人々に魯粛たちは地道に戦の必要を説いていくが…?
今回もいつものように激しい描写はなく、全体的に静かに話が進んでいきます。
3周年目にしてようやく初登場した孫策がものすごいカリスマ性の持ち主として効果的に描かれているのが印象深かったです。周瑜は色々な作品同様にどうしてもこの辺りで少し弱音を吐いてしまう人物に描かれてしまいますが、良い見せどころもあります。
単行本「江南行」は3月23日発売。
アレ国志(末弘)…何故か2本立ての4コマギャグ漫画。1本目はバチョーとバタイの感動の再会、ソーヒと新登場の弟ソーショク(ポエマー)の対立などが壊れ気味のキャラクターで描かれます。ちょーろも何気に出番があります。
2本目は蜀サイド。と言う事で新しく蜀の人々が何人も出て来ます。
「アレ国志」の参謀の人たちって、良識のある人と何だかよく判らない人のどちらかに分かれているようです(汗)。
初回時は主役だったとうたくさんはすっかり出番がなくなってしまいました。
単行本は3月23日発売。「特別編:赤壁反省会」や三国志新聞掲載の「アレ国さん」も収録して欲しいです。ソーヒって、昔はいい子でした。
単行本化企画中の作品
うまなみ三国志(大澤義貴+荒木風羽)…創刊号から毎号続いている皆勤賞作品。
三国志を深く味わう為の教養・雑学漫画。今回のテーマは「三国志と暦」。
古代中国の暦の作られ方や一年の行事の過ごし方、日本の暦にも影響している事などを漫画でわかりやすく解説しています。
太陽暦(西暦)を使い始めたのは中華民国(今の中国の前の国の頃)だとか、古代中国ではいちいち星を観測して毎年の暦を作っていた事(この辺は国家予算みたいです)は今回初めて知って驚きました。
「うまなみ三国志」単行本化は是非実現していただきたいです。出来れば「随筆三国志」も同時収録して欲しいです。
随筆三国志(大澤義貴)…テーマは同じく中国の暦ですが、こちらは困った祭日について書かれています。元は春秋時代の故事で、自分が焼き払ってしまった人を悼んで行った事が後世にエスカレートして悪習となり、それからまた長い年月を経てようやく元の供養という穏やかな行事になったそうです。
三国志名言譚(原作:寺島優、作画:末弘)…三国志の名言を生んだエピソードを漫画化した作品で、前号で惜しまれつつも完結した作品。
これも単行本化が企画されているという事で、発売が楽しみです。
個人的には三マガ「天下三分計」号(VOL.2)掲載の「決戦 陸抗(りくこう)VS羊祜(ようこ)」(原作:大澤義貴)も末弘先生の作画繋がりという事で収録して欲しいです。
この漫画の羊祜が実は「三国志名言譚」にも出ています。
内容とコメント漫画、コラム、情報が三国志のみの専門誌。今回は単行本化が予定されている作品を簡単にご紹介します。
もうすぐ発売される作品
黄河の一滴(志水アキ)…劉備と同郷の簡雍(かんよう)が主役の話。不遜な態度で劉備幕僚に不審を持たれる簡雍だが、実は劉備を幼なじみとして後押ししている。その理由は…?蜀志の禁酒令時のエピソードを描くなど、この作品の簡雍はユニークな人物像になっています。
単行本「異郷の草」(2月23日発売)には黄忠を描いた「巌のごとく」が収録されるのかが楽しみです。
守護神(佐々木泉)…三マガ創刊号から続く魯粛シリーズ。長江を挟んで強敵の曹操と開戦する事になったものの、今ひとつ士気が上がらない呉。信心深い人々に魯粛たちは地道に戦の必要を説いていくが…?
今回もいつものように激しい描写はなく、全体的に静かに話が進んでいきます。
3周年目にしてようやく初登場した孫策がものすごいカリスマ性の持ち主として効果的に描かれているのが印象深かったです。周瑜は色々な作品同様にどうしてもこの辺りで少し弱音を吐いてしまう人物に描かれてしまいますが、良い見せどころもあります。
単行本「江南行」は3月23日発売。
アレ国志(末弘)…何故か2本立ての4コマギャグ漫画。1本目はバチョーとバタイの感動の再会、ソーヒと新登場の弟ソーショク(ポエマー)の対立などが壊れ気味のキャラクターで描かれます。ちょーろも何気に出番があります。
2本目は蜀サイド。と言う事で新しく蜀の人々が何人も出て来ます。
「アレ国志」の参謀の人たちって、良識のある人と何だかよく判らない人のどちらかに分かれているようです(汗)。
初回時は主役だったとうたくさんはすっかり出番がなくなってしまいました。
単行本は3月23日発売。「特別編:赤壁反省会」や三国志新聞掲載の「アレ国さん」も収録して欲しいです。ソーヒって、昔はいい子でした。
単行本化企画中の作品
うまなみ三国志(大澤義貴+荒木風羽)…創刊号から毎号続いている皆勤賞作品。
三国志を深く味わう為の教養・雑学漫画。今回のテーマは「三国志と暦」。
古代中国の暦の作られ方や一年の行事の過ごし方、日本の暦にも影響している事などを漫画でわかりやすく解説しています。
太陽暦(西暦)を使い始めたのは中華民国(今の中国の前の国の頃)だとか、古代中国ではいちいち星を観測して毎年の暦を作っていた事(この辺は国家予算みたいです)は今回初めて知って驚きました。
「うまなみ三国志」単行本化は是非実現していただきたいです。出来れば「随筆三国志」も同時収録して欲しいです。
随筆三国志(大澤義貴)…テーマは同じく中国の暦ですが、こちらは困った祭日について書かれています。元は春秋時代の故事で、自分が焼き払ってしまった人を悼んで行った事が後世にエスカレートして悪習となり、それからまた長い年月を経てようやく元の供養という穏やかな行事になったそうです。
三国志名言譚(原作:寺島優、作画:末弘)…三国志の名言を生んだエピソードを漫画化した作品で、前号で惜しまれつつも完結した作品。
これも単行本化が企画されているという事で、発売が楽しみです。
個人的には三マガ「天下三分計」号(VOL.2)掲載の「決戦 陸抗(りくこう)VS羊祜(ようこ)」(原作:大澤義貴)も末弘先生の作画繋がりという事で収録して欲しいです。
この漫画の羊祜が実は「三国志名言譚」にも出ています。