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おもちゃ屋ケンちゃん OP

2021-04-13 20:55:00 | 僕の音楽日記

ケンちゃんシリーズ
〇〇屋ケンちゃんの第三弾
おもちゃ屋ケンちゃん

寿司屋
ケーキ屋
ときて
おもちゃ屋さんだ!


いろんな商売屋さんの
ところの子供のケンちゃんを
同じ目線で見ていた
あの頃の僕たち子供は
結構、このケンちゃんシリーズは
のめり込んで
見ていたのを記憶する


昔は
同級生の中に
家が
衣料品店の息子や、
呉服店の息子
布団屋の息子
おもちゃ屋の息子
鉄工工場の息子
病院の息子
饅頭屋の息子など

結構
商売してるところの息子がいた。

今の世の中
ほとんど
サラリーマン家庭の子供が多い
家が商売をしてる家庭の
息子なんかは
少ないのだろうと思う。

昔は
このケンちゃんシリーズのドラマ
で見てると
そんな家庭に憧れて
〇〇屋の息子になりたいなぁ
なんて
浅はかな夢と
テレビの影響ですぐ感化され
ていってた僕だった。

要は、ミーハーだったのだ

なかでも憧れたのは
おもちゃ屋の息子だ

好きなおもちゃをくすねて
遊べる事に憧れて、また、
怪獣ブロマイドとかの
駄菓子系も販売してたり
していた
当時のおもちゃ屋さん
好きな興味のあるものに
囲まれて優越感に浸れる
そんな家の息子になりたかった。

味気ないサラリーマンの息子は
自分のなりたい職業を一から
探さなければならないのだから
しんどいなぁと
思えたり

家を継ぐというのは
生半可な気持ちでは
難しい
そんなことなんか
考えたりもしなかった

当時から
それこそ
こんにちまで
続いてる
家業の息子たちは
どれだけいるのだろうか?

時代の流れで思い返すと
あの頃から今日まで続いてる
店はみんな
ないことに気づく。
唯一病院の息子だった彼は
病院をついで院長に収まってる

それ以外の商売屋さんは
皆、潰れ、廃業している。

大型スーパーの台頭
人の流れの変化
いろんな要因で
過去の繁盛の面影は遠く
生活の便利さの向こうに
置き去りにされていった
〇〇屋さんたち

専門店、といえば聞こえがいいが
それだけ、だけでは
生計がなりたたなくなってきていた。

高度成長期、そして、バブルと
右肩上がりの世を体現してきたもの
たちにあって
もはや多角的な商売でなければ
生き残れなくなってきていた。

衣料品店は大型スーパーや、
ユニクロや、しまむらなどに
とって変わられ
呉服店も大型スーパーにその
専門的な売りを取られ

おもちゃ屋も路面店のチェーン店に移行し、それも潰れ、今や
大型スーパー、百貨店の一角にあるけれど
トイザらスにみる
外国からの勢力に押されてる。

町工場的な鉄工工場も
不景気から廃業しだした
饅頭屋も大型スーパーに
いくつも似たような店があり

あの頃不便でそれぞれが
手探りで一生懸命な時代の中で
店に行くことに
楽しみを覚えていた
〇〇屋としてのケンちゃんが
脚光を浴びて

益々
ケーキ屋でも
寿司屋でも
おもちゃ屋でも
なんでもいいから

主人公のように
毎日をふるまって
ドラマの主人公のようになれる
そんな日が来るの
信じていた。