春雨に濡れつつ石の下見です

　雨が似合う、石垣さんでございます。



去る雨の日。チャボヒバさんも似合う、稲敷市の旧家さんにて。



入念のお仕事を、拝見いたしました。
時代を経ても、手わざの確かさが伝わってまいります。



こちらは、青葉の担当楽屋でござますが。
控えのメンバーを、これから再生するお役目でございます。



ただ今再生中の、古民家さんの母屋にて。



玄関の下回りに、配役がございました。
目立たずとも、何事も仕事はまず、足元でございます。



引き続きこちら、縁の下も拝見しました。
付近を流れる利根川の水害後、３尺くらい、基礎をかさ上げしたという歴史があり。
先程の楽屋の石を、立てに使って支えているというから、驚きの施工です。



それでも、先の震災でも大丈夫だったという、この木組み。
昔の方々ならではの、大丈夫でないようでも大丈夫だという、驚くべき力量の深さ。



目からウロコの、稲敷版のマチャピチュさんでございますが。



まずは、適材適所ということで。
石の色は、映りにけりなの下見を続けつつ。



いたずらに、ながめせしまのそのままながら。
先人さんのお心に、深く感謝でございます。
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