ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

冬を迎えるデザイン更新です

2011-12-01 06:18:26 | 今日の一歩
 今日から師走、茨城・笠間は、雨模様の朝です。
師走まで秋の紅葉が残る近頃の陽気ですが、ブログは今日から、デザイン変更です。
前回と同じく、何度かやり変えるかもしれませんが、よろしくお願いします。

園芸屋さんで衝動買いしたシクラメンさんが元気です。
衝動といいますと大げさですね。
ふと、懐かしさがよぎり、お値ごろでもあり、迷わずひと鉢購入しました。

 以前、つくばの親方に世話になっていた頃の記憶です。
アパートの近くにシクラメン栽培のハウスがありました。
毎日の丹精込めた作業があって、この花、この値段ですから、頭が下がります。

シクラメンさんも、元は野の花さんです。
チューリップさんも、クロッカスさんも、自生地の風景ととも咲く姿には感動します。
私は、実際に行ったことはないのですが、図説・花たちの故郷という本の写真に、強く心を打たれました。

 故郷の祖先の地を離れて、こうして子孫の一株が茨城・笠間の片隅に咲いています。
その画像を通じて、ご縁ある人を喜ばせています。
今頃、故郷の群生地の親株はいかにいますか、想像が脹らみますね。


感謝の意を表しまして、アカマツの手製の卓の上に、華やかに鎮座ましまして頂きました。
鉢の下には、シブい色合いの敷き瓦を敷いてみました。
この、ユニークな敷き瓦は、群馬県藤岡市・伝統のだるま窯の五十嵐清さんの作。
常に呼吸しているこの瓦の物語は、どこまでも深いですから、あらためてご報告します。

 とにかく、この一鉢に、いろいろな方のご縁があります。
ご縁ある方々の日々の研鑽による知恵と愛が、シクラメンさんの輝きです。
仕事に感謝し、おりおりの自然さんの言葉を聞き分けることが、一鉢の芸術の種にもなります。

外に出ますと、朝霧の中、里山ベリーのナツハゼさんであります。
ただ今、草紅葉もいくらか残る一角で、完熟の漆黒がつややかですね。
気分も一新、今月も自然さんに感謝で働かせて頂きます。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kuroken)
2011-12-01 10:46:03
こんにちは、

いいテーブルですね、シクラメンよりそっちに目がいっちゃいました( ^ω^)
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Unknown (ノリーダヨ)
2011-12-01 19:18:15
こんばんは。
あか松のテーブルご自身で作られたのですか!
すごいですね。
思い出を届けてくれたシクラメンも素敵です。
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そのまんまです (青葉)
2011-12-02 04:31:20
kurokenさん
ストレートなご感想、ありがとうございます。
これは、生前不器用だった父が、器用だった友人に作ってもらったものです。
建築には使用できないという、不良素材を再生したものです。
巨大な節がそのまんまあるあたりが、生前の父を見るようです。
もったいない精神もそのまんまです。
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シンプルなテーブルです (青葉)
2011-12-02 04:40:43
ノリーダヨさん ありがとうございます。

なんでも、パルプチップ素材になる寸前に拾い出したものとか聞いています。
加工した人には、木工の心得がありましたが、きわめて単純な構造で、日曜大工的なものです。
正確には私や父の手によるものではないですが、プロ仕様ではなく、器用な人が勝手に作るような、いわゆる手製モードであります。

バブル時代の作にもかかわらず、地道な、もったいない精神が発揮されているのが気に入っています。
 
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