ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

あの日から半年、一歩を確かに

2011-09-11 06:50:26 | 里山に捧ぐ
 震災から、今日で半年になります。
今日という日に、この半年を思いつつ、また、進んで参ります。

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 この秋、今日、この朝には、このような白い花が似合うと感じます。
センニンソウ。
キンポウゲ科には有毒植物が多士済々。
この花も牛馬にも食べられずに残ります。
生き抜くための、か弱い草たちの知恵です。


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大雨の台風でした。
ようやく、一筋の光明。


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大風が、田んぼの稲穂をなぎ倒して、まっすく向こうに走り去りました。
風に干支があるとすれば、おそらく亥年か。
この地の一宮大井神社の杜に向かって猪突猛進の形跡です。

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ヒオウギの実鞘も揺れています。
万葉の枕詞のぬばたま。
やがてはじける黒い実が、夜や黒にかかるご縁。
京都の祇園祭りでは、街中でしばしば生けられています。
日本中の厄払いを志したという、古都の大祭の壮大な由緒には感動します。
この夏、五山送り火ではいろいろあったそうです。
古都本来の志のDNAは・・・今後を見守りたいと思います。


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台風一過、アシナガバチさんの巣が落ちました。
実は、既に台風の前に、鳥さんたちにつつかれ、再起不能に。
我が家の片隅で、畑の青虫捕獲要員として、大事に保護していたのですが。
しかし、信頼の精神は受けつがれ、来年の再起を期します。


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さて、都会の虫さんたちは元気でしょうか。
東京都新宿区・新宿御苑近くにあるスダジイの古木。
このアブラゼミさんは地上4メートル、見上げるほどの高度で脱皮。
やはり、東京のセミさんは、根性が違うのでしょうか。
あるいは、スカイツリーの影響、それとも、地面が熱過ぎる?


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晴れました。
こういう空を見上げると、地球さんは水の星だなと、実感。
まるで、地上が水中のよう。
暑くても、青空が嬉しい。


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残暑の夕暮れ。
全速力でエノコログサがほとばしる、秋の息吹です。


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秋の笠間といえば、栗、秋蕎麦、そしてやっぱり菊ですね。
我が家の小菊です。
震災の騒ぎで、植え替え出来ずじまい。
それでも健気に、つぼみをいくつか・・・。
この秋は、プチ福助です。


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こちらの福助さんは、レンズに近づきすぎのご近所の愛犬さん。
あれから半年、ようやくいつもの顔に。
震災後は平常心を失っていましたが。
動物は皆、とても敏感です。


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我輩はカボチャである。
名前は、まだ無い。

カボチャさんも、気合十分に、しっかり実を育てています。
私も微力ながら、一歩づつ進んでまいります。

皆様のご健勝、心よりをお祈り申し上げます。

*追伸
突然ですが、ブログランキングに参加しました。
明日、くわしくご報告申し上げます。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれいです (とう・しろ)
2011-09-11 19:52:58
里山の画像をいつも楽しみに拝見しています
「エノコログザ」はステキな一枚ですね
こちらも里山へ伺うたび、自然の風景など
デジカメで撮っています
東京では見られない、コスモスと蕎麦の花、
里山の秋を感じた画像が記念に残りました
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デジカメを修行いたします。 (青葉)
2011-09-12 04:56:33
とう・しろさま

コメントありがとうございます。
毎日、足元にもいろいろの花があり、驚きます。エノコロさんも、ありふれてますが、表情が豊かで魅せられます。
里山の秋の花を感じていただけてよかったです。

私のほうは、デジカメの操作が課題です。
そこいらをいろいろ押しているうちに、モードと勝手が変わって、ピンボケと無駄撮りが増えております。
スマートかつ的確にお伝えできるよう、磨いてまいります。
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