赤や黄のお色自慢の中継です

　濃い黄葉さんが、溢れてまいります。



日頃お世話になっている、カマツカさんに接近しました。
手ごろな太さの幹は、石ハンマーの柄として、現場でお役に立っています。
材に粘りがあって強靭。
またの名を、ウシコロシさんとも申します。



たくましい印象がありますが、秋は妖艶に変容します。
誘惑から脱するには、適度な距離を置いて拝見するのがおすすめ。



控えめに黄葉しているのは、アオハダさんです。
最近、雑木の庭では、人気があります。
一枚、赤い色が見えますが、山桜さんの紅葉がひっかかっております。



シバグリさんの茶色混じりも、笠間らしい色。



今年のガマズミさんには、猛暑の影響がありました。
実にも葉にも。



暑い年には、かじり虫さんたちが、大躍進します。



鮮やかなネジキさんは、有毒であります。
それゆえのお陰さまで、今年も順調な色づきと実り。

今日の画像は、通り雨もあったおとといのものです。
陽光に恵まれますと、森羅万象、満天の宝石さんになります。



生きていると、いろいろなことがあります。
山桜さんの落葉が、はらりはらり。
丁寧に、大地を覆います。



ウリカエデさんも、ご一緒に。

前にも書きましたが、平成の笠間の里山は、色とりどりです。
昔の松林が枯れた跡に、多様な雑木さんの切り株が萌芽して、ただ今成熟中なのです。



ふと、陽光さんが射しました。
くすんでいた、リョウブさんの黄色が、にわかに発光しました。
素晴らしすぎるお天道様と皆様に、感謝の笠間でございます。
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